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ルメックス

学名:Rumex sanguineus
別名:レッドソレル
科・属名:タデ科・ギシギシ属
原産地:ヨーロッパ
分類:常緑〜宿根多年草
寒さ:強い(−15度)
暑さ:強い
日照:日向(夏は半日蔭)
草丈:15cm〜30cm
観賞時期:通年(場所によって冬は宿根)
増やし方:種まき、株分け
用途:鉢植え、花壇、寄せ植え


ルメックス

ルメックス2
ルメックスの仲間は200種類ほどがあります。ギシギシ属の総称で、日本にも野草のギシギシ(Rumex japonicus)という同じ仲間が自生していたり、スイバ(ソレル)という野草、ハーブとしても利用されている(Rumex acetosa)などの仲間があります。こちらに掲載している種類はカラーリーフとして利用できる種類で、ルメックスという名前でよく売られています。緑葉に赤い葉脈の美しい、写真のルメックス・サンギネウス、葉がチョコレート色をしたルメックス・フレキシオーサスなどがあります。

作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
観賞時期 葉の観賞
場所 日向〜半日蔭 半日蔭 日向〜半日蔭
種まき 種まき 種まき
植え付け 植え付け 植え付け
植え替え 植え替え 植え替え
株分け 株分け 株分け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 表面が乾く前に与える

ルメックスの育て方

置き場所

日当たりのよい所から午前中の日光が当たるような半日蔭で育ちます。夏の強い日差しを嫌うので、夏は半日蔭で育てます。冬の耐寒温度は氷点下15度ぐらいあるので寒さには強いです。強い日差しを嫌うので、庭では落葉樹の下に植え付けるとよいです。暖かい地域では常緑ですが、寒い地域では地上部を枯らせて宿根して越冬するようです。

水やり

やや湿った所を好みます。鉢植えでは、鉢土の表面が乾く前に与えます。庭でも雨が降らず、乾きすぎるようなら与えた方がよいです。

植え付け

春の3月から4月頃、秋の9月から10月頃に行うのが理想的です。庭植えでは秋から春は日当たりのよい所、夏に半日蔭になるような所に植え付けます。落葉樹の下に植え付けるとよいと思います。元肥に牛糞などを混ぜ込み、水はけが悪いようなら腐葉土などを混ぜて植え付けます。鉢植えでは赤玉土(小粒)6、腐葉土3、ピートモス1などに植え付けます。あれば元肥にマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んで植え付けるとよいです。

植え替え

鉢植えでは2年に一回ぐらい株分けを兼ねて植え替えるとよいと思います。庭植えでも株が大きくなったら株分けを兼ねて行ます。時期は春の3月から4月上旬頃、秋の9月下旬から10月頃に行えばよいと思います。用土は植え付け用土と同じです。

肥料

肥沃な湿った所で育ちます。元肥を入れていない場合は、生育期の春、秋の間に緩効性の化成肥料や液体肥料などを与えます。庭では植え付け時に牛糞などを、追肥に固形油粕などを与えます。

増やし方

種まき

種まきで増やす事が出来ます。時期は春の3月〜4月頃、秋の9月〜10月頃に行えます。こぼれ種でも増えるので、苗を好きな所に移植しても増やせます。

株分け

株分けでも増やす事ができます。 あまり細かく分けずに3、4芽ぐらいはつけて株分けするとよいです。時期は植え替えと一緒に行います。

害虫

虫からよく葉をかじられてしまいます。オルトラン粒状を株元に蒔いたり、ナメクジの防除をしておいた方がよいと思います。その他は病気や害虫のページを参考にしてください。
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