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アマリリス |
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科・属名:ヒガンバナ科・ヒッペアストラム属/原産地:南アメリカ/学名:Hippeastrum |
アマリリスの育て方鉢植え過湿を嫌うので、梅雨や秋の長雨に当てないよう鉢植えで育てた方が安全です。長雨に当てると病気にかかりやすくなります。また、熱帯の植物なので、冬を室内で越冬させるのに都合がよいです。鉢の大きさは球根の大きさに比べて、やや小さめの乾きやすい素焼き鉢がよいです。 場所春から秋まで戸外で育てますが、長雨に当てないよう雨の日は軒下などに移します。アマリリスは夏の高温を嫌うので、夏はできるだけ涼しく明るい日陰で育てます。春と秋は日に当てて株を充実させた方がよいです。晩秋の霜が降りる前に室内へ入れ、冬は5度以上〜10度以下の暖房が当たらない部屋に置き、寒さで葉が枯れたら、水を完全に切ってから休眠させます。花を咲かせるには低温が必要花芽は秋には形成されているようで、10度前後の低温に当たって気温が上がると、花芽が伸びて花を咲かせるそうです。冬に葉が枯れてもよいので、暖房の当たらない、5度以上10℃以下の所に置くのがよいです。水やり春から秋の生育期は鉢土の表面が白く乾いたら与えます。過湿に弱いので水の与え過ぎは注意してください。水を与える時は球根の首の所に水がかからないように与えます。秋になって室内へ入れ、寒さで葉が枯れてきたら水やりを完全に止めて休眠させます。春の桜が開花してきたら水やりを開始します。肥料比較的肥料を好みます。植え付け時の4月頃、花後の6月頃、秋の9月下旬頃に緩効性の化成肥料や骨粉入りの固形油粕などを与えます。代わりに液体肥料を定期的に与えてもよいです。植えつけ、植え替え
花茎と花がらの処理1本の花茎から数輪の花を咲かせるので、咲き終わった花は元から取り除くようにします。全ての花が咲き終わった茎が枯れたら、元から切り取ってしまいます。放置すると夏に種ができるので、他の種類と交配して、種を採って蒔いてもよいです。庭植え乾いた環境を好む熱帯植物です。日本では梅雨の長雨で病気になりやすい事と、冬の寒さにやや弱いので鉢植えで育てるのに向いています。品種によっては暖地で庭植えにして育てる事が可能で、特に花びらの先が尖った中輪種は昔からよく庭植えで育てられています。植え付け時期は3月中旬から4月頃、西日を避けた日当たりのよい所に植え付けます。植えつける前に元肥に牛糞などを、水はけが悪ければ腐葉土をよく混ぜ込んで、球根の首の部分を出してから植えつけます。冬になると葉は枯れてしまいますが、春になるとまた葉を茂らせて開花します。3年に1度ぐらい植え替えるとよいです。
増やし方
りん片挿し球根のりん片を何等分かに分けて挿し木することが出来ます。方法は土にりん片を半分埋まるように挿して、緑色になるまでは直射日光に当てずに新聞紙で覆い、緑化してきたら日光に当てて育てます。水やりは土が白く乾いてから与えます。時期は7月上旬頃です。種まき種まきからでも育てる事ができ、他の品種と交配して種を蒔いても面白いと思います。実は7月頃になると弾けるので、すぐにポットや平鉢に種を蒔いて明るい日陰で発芽させます。ある程度大きくなったら肥料を与え、秋になったら日に当てます。更に秋が深まったら室内の日当たりがよく暖かい所に置いて、球根をできるだけ大きくさせます。冬を超えて春になったら鉢に植えつけ、その後は通常の管理をします。花が咲くまで、何年かかるか分かりませんが、興味がある方はやってみると面白いと思います。
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