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アメリカフヨウ (アメリカ芙蓉)

別名:クサフヨウ(草芙蓉)
科・属名:アオイ科・フヨウ属/原産地:北アメリカ/学名:Hibiscus moscheutos

分類: 宿根多年草


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 30cm〜150cm
花径: 10cm〜30cm
花色: 桃色、白、赤など
種まき: 4月〜6月
発芽温度(18℃〜25℃)
ポットまき(移植を嫌う)
増やし方: 挿し木、株分け
場所: 日当たりを好む
用途: 花壇向き
花言葉: 日ごとの美しさ
アメリカフヨウは夏を代表する草花の一つで、とても大きな花を咲かせます。はじめて見た時は何てデカイ花なのだろうと印象でした。ハイビスカスと同じアオイ科で、ハイビスカスをとても大きくした感じにも見えます。花は一日花なので一日で萎みますが、次から次へと花を咲かせ続けます。宿根草で冬になると地上部を枯らせ、春になると芽が出てきます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向
種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
挿し木 挿し木
切り戻し 切り戻し
肥料 肥料

アメリカフヨウ(桃色)
8月上旬、植物園

アメリカフヨウ(白)
8月中旬、植物園

アメリカフヨウ(紅色)
8月上旬、植物園

アメリカフヨウ(白にピンクの斑)
8月上旬、植物園

アメリカフヨウの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい場所で育てます。宿根草なので、冬は地上部を枯らせて越冬し、春の4月中頃には芽を吹きます。

植え付け

春に苗が手に入ったら植え付けます。大きくなるので株間は50cmぐらいと広めに植え付けます。元肥に牛糞などを、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜ込んで植え付けます。

植え替え

庭で数年してよい花が咲かなくなったら、株分けを兼ねて植え替えます。時期は新芽を吹く4月頃に行います。

水やり

植え付け後しばらくはあまり乾かさないよう注意します。その後も夏はよく乾くので雨が降らないようなら与えます。

肥料

肥料を好みます。植え付け前に牛糞などを混ぜ込んで植えつけ、その後は9月頃まで肥料切れさせないよう定期的に骨粉入りの固形油粕などをまいておきます。

増やし方

種まき

アメリカフヨウを種まきは発芽温度が高めなので、時期は5月頃に行うのがよいと思います。方法はポットまきにして、本葉が4枚ぐらいになったら花壇などの日当たりのよい場所に50cmぐらいの間隔で定植します。水はけが悪ければ腐葉土などを混ぜ込んで水はけを良くし、元肥に牛糞などを混ぜ込んで定植します。下のはハイビスカス・ルナレットという種類を種まきしたものです。
5月下旬 6月中旬 6月下旬 8月下旬

種まき後、約1週間での発芽

ポットに仮植え

定植

開花

挿し木

挿し木で増やす事ができます。時期は5月から6月頃に行うとよいと思います。

株分け

株分けでも増やす事ができます。時期は4月頃に植え替えと一緒に行います。

切り戻し

6月上旬

越冬後のアメリカフヨウ
晩秋には葉が枯れ茎は木化しているので、枝を株元から15cmぐらい残して切り戻し越冬させます。宿根草なので春になると枯れた枝の横から新芽が出てきます。
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