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インパチェンス

別名:アフリカホウセンカ(アフリカ鳳仙花)
科・属名:ツリフネソウ科・ツリフネソウ属/原産地:タンザニア〜モザンビーク/学名:Impatiens walleriana
分類: 一年草(本来は多年草)


寒さ: 冬に絶える
暑さ: やや弱い
草丈: 15cm〜40cm
花径: 3cm〜5cm
花色: 桃色、赤、白など
場所: 日向〜半日蔭(夏は半日蔭)
種まき: 春まき
発芽温度(20℃〜25℃)
箱まき、ピートバンなど(覆土しない)
増やし方: 挿し芽
用途: 花壇、鉢植え、寄せ植え、ハンギングバスケット、吊り鉢
花言葉: 浮気しないで、短気
通販店: 楽天市場にあり
インパチェンスは春から秋にかけて次から次へと花を咲かせる一年草植物です。花色は薄い桃色、白、赤色の単色の他、色の混じった花色もあります。熱帯地域に800種類ほどが分布しているそうで、主に出回っているのはこのインパチェンスとニューギニア・インパチェンスです。種類は一重咲きと八重咲きがあり、八重咲きはミニバラの花びらのようでとても綺麗です。園芸品種でサンパチェンスという種類もあります。育てるのは夏の暑さをやや嫌いますが、それを除けば育てやすく、耐陰性があるので、多少日当たりが悪くても花を咲かせるのも魅力です。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
場所
日向〜半日蔭 半日蔭 日向〜半日蔭
植え付け
苗の植え付け
種まき
種まき
挿し芽
挿し芽
切り戻し
肥料
肥料
鉢の水やり
鉢土の表面が乾けば与える(夏の水切れに注意)

インパチェンス
6月中旬、自宅の鉢植え

八重咲きのインパチェンス(赤白)
5月上旬、自宅の鉢植え

八重咲きのインパチェンス(ピンク)
10月下旬、自宅の鉢植え

八重咲きのインパチェンスの全体
10月下旬、自宅の鉢植え

一重咲きのインパチェンス
6月下旬、自宅の鉢植え

一重咲きのインパチェンスの全体
5月下旬、自宅の鉢植え

インパチェンスの育て方

苗の植え付け

春に苗がよく売られているので、入手したら植えつけます。八重咲きの種類は鉢植え向きなので、鉢植えにして育てた方がよいです。

鉢植え

用土は花の培養土や水切れを嫌うので、赤玉土(小粒)6、腐葉土3、ピートモス1などに植え付けます。鉢の大きさは5号鉢に1株、65cmプランターでは3株を目安に植え付けます。こんもりとした感じになるので、吊り鉢にしたり、ハンギングバスケットにしてもよいです。吊り鉢など鉢を軽くしたい場合の用土はピートモス6、バーミキュライト2,パーライト2などを利用するとよいと思います。花期が長いので、元肥にマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んで植え付けるとよいです。

花壇

日当たりのよい所から半日陰で、午後から夏の強い日差しが当たらない所に植え付けます。植え場所の水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜて水はけをよくして、元肥に牛糞やマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んで、30cmぐらいの間隔に植えつけます。去年インパチェンスを植えていた所は連作障害を起こし、生育が悪くなる事があるので、昨年とは別の所へ植え付けます。

春から秋の管理

鉢植え

日当たりのよい所から午前中の日光が当たるような半日蔭で育ちます。過度な過湿は嫌うので、梅雨は軒下などに置いて雨よけするとよいです。夏の強い日差しを嫌うので、夏は風通しがよい半日陰で育てます。夏は木の下などの木漏れ日が当たるような場所がよいと思います。水やりは鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。過度な過湿は嫌いますが、乾燥も嫌うので乾かしすぎないように注意してください。ハンギングバスケットの水やりは見ただけでは分かり難いので、持ち上げてみて、軽くなって水分が少なくなっていたら与えます。肥料は切らさないよう、生育期の春から秋は暖効性の化成肥料を置き肥するか、元肥にマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んで植え付けます。その後は花の液体肥料を定期的に与えるとよいです。

花壇

植えつけ後はしばらく乾かし過ぎないように注意します。その後は夏に雨が降らずに、乾き過ぎるようなら与えます。元肥に牛糞などを混ぜて植え付け、追肥として即効性の化成肥料や液体肥料を定期的に与えます。

花がら摘み

咲き終わった花がらは、放置しておくと種が出来てしまい、次の花を咲かせる養分を奪られてしまうので摘み取ります。また、花びらが葉に落ちて病気になる事もあるので、葉に落ちた花びらは取り除くようにします。

切り戻し・摘心

伸び過ぎた茎があれば、短く摘心して脇芽を増やすとよいです。また、7月中旬頃に姿が乱れてしまったら、半分ぐらい切り戻しをして樹形を整えるとよいです。秋になるとまた花が咲きます。

病気や害虫

長雨による過湿で灰色カビ病が発生する事があります。鉢植えでは長雨を避けた軒下などに置くとよいです。病気の予防や、なってしまった場合は、殺菌剤のダコニール1000などを散布しておきます。また、アブラムシがつく事があるので、ついたら殺虫剤を散布して駆除します。その他は病気や害虫を参考にしてください。

冬の管理

熱帯の植物で原産地では多年草なのですが、日本では冬の寒さで枯れる一年草になります。 冬を日当たりが良く暖かい室内で越させると冬を超える事があります。水やりは控えめに鉢土の表面が乾けば与え、肥料は与えないようにします。もし冬を超えたら植え替えて、挿し芽から苗を作りなおしてもよいと思います。

増やし方

種まき

発芽温度が20℃〜25℃とやや高めなので、時期は春の4月中旬から5月上旬頃に行うとよいと思います。種まきから開花までは2カ月ぐらいで花が咲きます。方法は箱まきして好光性なので覆土はせずに行います。発芽には時間がかかるので乾かさないよう注意してください。本葉が3枚ぐらいになったらポットに仮植えして、根が回ってきたら定植します。沢山苗ができるので、グランドカバーとして植えつけてもよいと思います。その他は植え付けの項目を参考にしてください。

挿し芽

5、6枚の葉の着いた挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取リ除きます。葉が多きすぐたら、葉の大きさを半分ぐらいに切るとよいです。挿し穂を20分ぐらい水揚げしてから、取った葉の節が土に埋まるよう、あれば発根促進剤をつけます。ポットに一つずつ挿したり、複数を平鉢に挿して、1、2週間して発根したらポットに植えて苗を作ってもよいです。時期は5月から7月頃に行えます。その他は挿し木のページを参考にしてください。
7月上旬 8月上旬

挿し穂

挿し芽

約 1カ月後
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