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オミナエシ (女郎花)

科・属名:オミナエシ科・オミナエシ属/原産地:日本、朝鮮、中国/学名:Patrinia scabiosifolia

分類: 宿根多年草、野草


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 100cm〜150cm
花径: 約 3mm
花色: 黄色
種まき: 春まき、秋まき
発芽温度(15℃〜20℃)
増やし方: 株分け
場所: 日向〜半日陰
用途: 花壇、鉢植え、切花
花言葉: 約束を守る、はかない恋、心づくし、美人、親切
通販店: 楽天市場にあり
秋の七草の一つとして知られています。秋の七草というぐらいなので、身近にあるかというとそうでもなく、生息地が少なくなっており、うちの近辺でも見かる事はありません。種が売られていて、種まきから育てることができ、お盆のお供えの切り花としても利用されています。同じ仲間で白花を咲かせるオトコエシという種類もあります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向〜半日陰
種まき 種まき 種まき
植え替え 植え替え
株分け 株分け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 表面が乾いたら 表面が乾いてきたら与える 乾いたら

オミナエシ
9月上旬、野の花の里

高原に咲くオミナエシ
9月中旬、ヒゴタイ公園

オミナエシとススキ
9月中旬、ヒゴタイ公園

名古屋オミナエシ
8月中旬、自宅の庭

オミナエシの育て方

場所

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てますが、多少の耐陰性があるので午前中の日光がよく当たるような半日陰でも育ちます。冬は地上部の葉が枯れて宿根して越冬します。

水やり

やや湿った所を好みます。生育期の春から秋は、鉢植えでは鉢土の表面が乾いてきたら与えます。冬は葉が枯れて宿根して越冬するので表面が乾いたら与えます。庭では日照り続きで雨が降らず、乾きすぎるようなら与えるぐらいでかまいません。

肥料

肥料が多いと花つきが悪くなるので控えめに与えます。鉢植えでは春と花後に緩効性の化成肥料などを与えるぐらい、庭では特に与なくてもかまいません。

植え付け

春や秋に葉のある苗や秋から初春頃に宿根した苗が売られている事があるので、入手したら植え付けます。鉢植えの用土は花の培養土や自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4など普通でかまいません。庭では苦土石灰、元肥に牛糞などを、水はけが悪いようなら腐葉土などを混ぜ込んで30cmぐらいの間隔に植え付けます。

植え替え

鉢植えの植え替えは毎年行います。時期は春の芽が出る3月頃に行うとよいと思います。庭でも3年ぐらいしたら株分けを兼ねて植え替えます。植え付け用土などは植え付けの項目と同じです。

増やし方

種まき

種まきで増やす事ができます。種まきから開花までは時間がかかるので、春に蒔いた場合は翌年の秋の開花、秋に蒔いた場合は翌年の秋か再来年の秋に開花します。方法は秋に採り蒔きしたり、種が売られているので春や秋に種を蒔く事ができます。方法は箱まきで行うとよいと思います。本葉が2、3枚になったらポットに仮植えして、根が回ったら定植します。植え付け用土などは植え付けの項目と同じです。
2008年5月 2009年3月 2009年9月

春の種まき後

翌年の春

開花

株分け

株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。その他は株分けのページを参考にしてください。
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