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オモト (万年青) |
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科・属名:キジカクシ科・オモト属/原産地:日本、中国/学名:Rohdea japonica |
オモトの育て方場所強い日差しを嫌い、耐陰性が強い植物です。夏を除いては午前中の日光があたるような所から明るい日陰で育てます。夏は日差しが強すぎるので、明るい日陰で育てます。オモトは耐寒性ですが、日本の暖地に生息しているため、やや寒さに弱く、霜や寒風に当たると葉が痛んでしまいます。冬は室内の暖房の当たらない、日当たりのよい所から明るい日陰に置きます。暖地では霜と寒風の当たらない軒下などで越冬できます。また、大葉から中葉オモトは庭植えが可能ですが、霜に当たると葉が痛んでしまいます。それでもよい場合は、暖地では落葉樹の下など、夏の強い日差しが当たらないような場所に植えつけるとよいです。水やり過湿と乾燥ともに弱い植物で、基本的に鉢土の表面が乾いたら与えます。生育期は水切れさないように注意して、冬の休眠期は与えすぎないようやや乾燥気味な水やりにします。庭植えの水やりは、雨があまり降らないようなら与えるぐらいで大丈夫です。肥料生育期の春(3月から5月頃)、秋(10月頃)の間に、緩効性の化成肥料や骨粉入りの固形油粕などを与えます。植え替え毎年行った方がよく生育します。用土は排水性、保水性、通気性がよい軽石や水苔などで植え替えます。時期は春の3月中旬から4月中旬頃、秋の9月中旬から10月頃に行います。植え替え後の1週間ぐらいは直射日光のあたらない日陰で育てます。増やし方株分け子株が増えたら株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。根のないものはあきらて、根の付いたものだけを対象に行います。親株からカッターナイフなどで根を切らないよう丁寧に切り分けます。切り分けたら適度な大きさの鉢に植えつけます。芋吹き独特な芋吹きという増やし方もあります。芋吹きはある程度大きくなった親株の芋を下半分ぐらい切り分けて、切り分けた根の付いた芋を水蘚で包んで芽を吹かせる方法です。葉の付いた親株と芋吹きした二株にができます。時期は春の3月中旬から4月中旬頃に行えます。子株がなかなか出来ず株分けできない場合や、親株が老化してしまった場合に行います。種まき冬に赤く実が熟すので、熟したら種を採っておいて、春の3月から4月上旬頃に種まきで増やす事ができます。水にしばらく浸けて、果肉を取り除いて種を採り、平鉢やポットなどに種を埋めてまくとよいです。発芽するまで3カ月ぐらいかかる事があるので、用土を乾かさないようにしてください。枯れ葉取り古くなった葉は枯れるので、取リ除けばよいです。病気や害虫赤星病が発生する事があります。赤茶色に斑点ができて、葉が枯れてしまいます。見つけたら殺菌剤の、エムダイファー水和剤などを散布しておきます。害虫はアザミウマ(スリップス)が発生して、葉汁を吸われてしまう事があります。見つけたら殺虫剤のスミチオンなどを散布して駆除します。 |
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