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ウォーターバコパ

別名:ミズバコパ(水バコパ)
科・属名:オオバコ科・ステラ属/原産地:アメリカ温帯域/学名:Bacopa caroliniana

分類: 抽水植物(水草)


寒さ: やや弱い
開花時期: 7月〜9月
草丈: 5cm〜15cm
花径: 1cm〜1.5cm
花色: 青紫
植え替え: 春(5月〜6月)、秋(9月)
増やし方: 挿し木(5月〜9月)、株分け
場所: 水辺の日当たりを好む
用途: ビオトープ、睡蓮鉢、アクアリウムなど
花言葉: 小さな強さ(バコパ)
ウォーターバコパはバコパの仲間ですが、こちらは水辺で育つ水生植物です。夏から秋にかけて青紫色の小さな花を次から次へと咲かせます。水辺の水生植物なので、鉢ごと水に沈めて葉の部分を水面に出して育てますが、観賞魚の水槽へ葉ごと沈めて水草にして育てることもできます。葉ごと沈めた場合、水中では花が咲かないので、水面から上へ伸びた所にだけ花が咲きます。

ウォータバコパ
8月下旬、自宅のプラ池

ウォータバコパの全体
8月下旬、自宅のプラ池

ウォータバコパの葉と花
8月下旬、自宅のプラ池

ビオトープのウォータバコパなど
8月下旬、自宅のプラ池

ウォーターバコパの育て方

場所

ウォーターバコパは抽水植物で、水の中の土に根が張り、葉は水面から出て育っている植物です。通常は鉢を水の中に沈めて、葉を水面から出して育てますが、葉を水中に沈めて育てる事もでき、水槽の底に何本か切り束ねて挿して育てることもできます。しかし、この場合は葉が水面から出ていないので花は咲きません。場所は日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。明るい所でも育ちますが、花を咲かせたい場合は、できるだけ日光に当てるようにします。冬は暖地の戸外では葉が枯れますが、根を凍らせなければ暖かくなると新芽を伸ばしてきます。暖かい室内では常緑で越冬するので、念のため、秋に何本か切って室内の暖かい部屋で越冬させると安心です。

容器と水の管理

容器は睡蓮鉢など、水が貯められれば何でもかまいません。鉢植えでは葉の部分が水面から出るように鉢を沈めます。沈み過ぎる場合はレンガなどを敷いて高くすればよいです。別に葉を全て水没させても育ちますが、水面から出た葉にしか花が咲きません。水換えはメダカなどを入れていない場合は特に必要ありません。水が自然に蒸発して減ってきたら足せばよいです。

肥料

小さなビオトープや睡蓮鉢などにメダカなどを入れておくと、糞が肥料になるので肥料を与える必要ありません。メダカなどを入れていない場合は、薄めの液体肥料を入れておけばよいと思います。

植え替え

5月上旬 5月下旬

越冬後の植え替え

植え付け後に新芽が吹く
鉢植えは根がよく張るので、毎年植え替えるとよいと思います。時期は春の5月〜6月頃に行うのが理想的ですが、秋の9月頃にも行えます。用土は市販されている水生植物用の土を使用するとよいと思いますが、荒木田土や赤玉土(小粒)でもかまいません。方法は一回り大きな鉢に植えるか、ハサミなどで切り分けて株分けして植え替えてもよいです。

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増やし方

挿し木

挿し木で容易に増やす事ができます。適度な長さに切って、水底の用土に挿すだけです。茎から根が出ている挿し穂を使った方が早く生育すると思います。

株分け

株分けして増やす事ができます。植え替えの時に、鋏などを使って切り分ければよいです。
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