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ウインターコスモス

別名:キクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)
科・属名:キク科・ビデンス属/原産地:メキシコ、北アメリカ/学名:Bidens laevis

分類: 多年草


寒さ: やや弱い
暑さ: 強い
草丈: 20cm〜200cm、這い性(20cm〜25cm)
花径: 3cm〜5cm
花色: 白、黄色
場所: 日向
増やし方: 挿し芽、株分け
用途: 花壇、鉢植え、切り花
花言葉: 調和、忍耐、真心
コスモスとは別の種類ですが、姿が似て冬に咲くのでウインターコスモスと言う名前がついています。ビデンスの仲間は花の咲く時期が夏咲きと冬咲きがあって、ウインターコスモスは秋から初冬に花を咲かせる冬咲きになります。元々は別名にキクザキセンダングサと呼ばれる菊のように葉がギザギザした’Bidens laevis’をさして呼ばれていましたが、いろいろな園芸品種ができて異なった葉をしたのも多いです。高性は初冬の花が少ない時期の切り花にも人気です。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
置き場 霜よけ 日向 霜よけ
植え付け 苗の植え付け 植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
挿し芽 挿し芽
切り戻し
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾いてきたら与える
ウインターコスモス ウインターコスモス

主な品種

ウインターコスモスのアイボリーホワイト
アイボリーホワイト
’アイボリーホワイト’の花びらの数は5枚から8枚、咲き始めは薄い黄色ですがだんだんと乳白色になります。’イエローキューピット’、’琴姫’の花びらの数は5枚、黄色い花の先端はぼんやりと白色です。いずれも’Bidens laevis’の園芸品種ですが、初冬に花を咲かせる他の種類もウインターコスモスという名前で売られている事があります。

ウインターコスモスの育て方

場所

日当たりがよく風通しの良い所を好みます。 冬の寒さにやや弱いですが、暖地では庭に植える事もできます。鉢植えは霜の当たらない、日当たりの良い軒下などに置くとよいです。寒い地域では鉢に植えて冬は日当たりの良い室内に入れます。

植え付け

春または秋に開花した苗が売られている事があるので、購入したら植え付けます。鉢植えの土は標準的でよいので、市販された花の培養土を利用したり、赤玉土(小粒)6、腐葉土4など自分好みの配合にして植えるとよいです。花壇では苦土石灰と完熟牛糞、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜ込んで30cmぐらいの間隔で植えます。耐寒温度はマイナス5度ぐらいありますが、霜の多い所では霜よけしておくと安心です。

植え替え

根詰まりしやすいので春の3月から4月頃に植え替えるとよいです。用土は植え付けの項目と同じです。根鉢の周りを3分の1ぐらい壊して、一回り大きな鉢に植え替えるか、必要なら株分けを兼ねて同じ大きさの鉢に植え替える事もできます。花壇でも数年して株が大きくなったら、株分けを兼ねて植え替えます。

水やり

湿った川辺などの自生しています。鉢植えの場合は鉢土の表面が乾いてきたら与えます。花壇の場合は特に与える必要はありませんが、あまり雨が降らないようなら与えます。

肥料

鉢植えでは春と秋に緩効性の化成肥料などを置き肥するぐらいでよいです。花壇では春と秋に化成肥料などを控えめにまいておくとよいです。

増やし方

挿し芽

挿し芽で増やす事ができます。時期は春の5月頃に行えます。その他は挿し芽のページを参考にしてください。

株分け

株分けで増やす事ができます。3芽から5芽ぐらい付けて株分けします。時期は植え替えと一緒に行います。その他は株分けのページを参考にしてください。

切り戻し

高性は花が咲く時期になると草丈が高くなって倒れやすいので、8月中頃に3分の1ぐらい残して切り戻しておくと高さを抑える事ができます。

支柱

草丈が高くなると強風や雨で倒れる事があるので、支柱で支えておくとよいです。
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