トップブルーハイビスカス 花と観葉植物(葉っぱの岬)管理人の育てる環境

ブルーハイビスカス

別名:アリオギネ
科・属名:アオイ科・アリオギネ属/原産地:オーストラリア西部/学名:Alyogyne huegelii

分類: 常緑低木


寒さ: やや弱い(0℃以上)
暑さ: やや弱い
樹高: 1m〜2m
花径: 約 10cm
花色: 青紫色
増やし方: 挿し木
場所: 日当たりを好む。夏は半日陰
用途: 鉢植え
ブルーハイビスカスは元々はハイビスカス属だったようですが、その後はアリオギネ属に分類されたそうです。花はアオイ科らしい姿をした、青紫色の美しい花を咲かせます。一輪の花の寿命は2、3日ぐらいです。半耐寒性で暖地では軒下で越冬可能で、日当たりのよい軒下で3月下旬頃には花を咲かせています。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花 開花 開花
場所 日向(軒下、0℃以上) 日向(雨よけ) 半日蔭(雨よけ) 日向 日向(軒下)
植え替え 植え替え 植え替え
挿し木 挿し木
剪定 剪定
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が乾けば与える(過湿を嫌う) 控えめ

ブルーハイビスカス
5月上旬、自宅の鉢植え

ブルーハイビスカスの全体
4月下旬、自宅の鉢植え

ブルーハイビスカス2
5月中旬、自宅の鉢植え

ブルーハイビスカスの葉
5月上旬、自宅の鉢植え

ブルーハイビスカスの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てますが、夏の高温多湿を嫌うので、夏は午前中のやららかい日差しに当てるぐらいにして、できるだけ風通しがよい涼しい半日陰で育てます。また、梅雨の長雨には当てないようにします。冬の寒さには強くありませんが、耐寒温度は0度ぐらいあるので、暖地では霜と北風の当たらない、日当たりの良い軒下などで越冬可能です。暖地では日当たりの良い軒下で3月下旬頃には花を咲かせています。寒い地域では、室内の凍らないような日当たりの良い所で育てます。

水やり

鉢土の表面が乾いたら与えます。ブルーハイビスカスはオーストラリアの乾燥地帯に生息していて高温多湿をきらうので、水の与えすぎには注意してください。冬は鉢土の表面が乾いて2、3日してからの水やりにしてやや乾燥気味にします。

植え替え

鉢の底から根が出て根詰まり気味だったり、2年以上植え替えていない場合は植え替えます。時期は秋の10月頃に行うとよいと思います。春に根が詰まっている場合は、早春から蕾を持っているので、根鉢を壊さずに一回り大きな鉢に植え替えるとよいと思います。用土は排水性のよい用土に、赤玉土(小粒)5、腐葉土3、川砂やパーライト2などに一回り大きな鉢に植え替えます。その他は花の植え替えのページを参考にしてください。

肥料

春の3月から6月頃、秋の9月から10月頃に緩効性の化成肥料などを置き肥したり、定期的に液体肥料などを与えます。夏は生育が衰えるので与えません。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

剪定

枝が伸びすぎて見苦しくなったら適度に切り戻します。切り取った先は挿し木に利用できます。

増やし方

挿し木

挿し木で増やすことができます。2、3節の挿し穂を用意して、一番下の葉をちぎって30分ぐらい水揚げします。あれば発根促進剤をつけて挿します。時期は6月〜9月頃に行えます。右のは9月上旬頃にロックウールブロックに挿して発根させてもので、冬をサンルームの中で越させていると翌年の3月には開花しました。その他は挿し木のページを参考にしてください。
10月上旬

3月上旬に開花
関連リンク