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ヒマワリ (向日葵) |
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科・属名:キク科・ヒマワリ属/原産地:北米/学名:Helianthus annuus |
花の構造ヒマワリの花は一つに見えますが、実際は沢山の花が集まって出来ています。よく目立つ外側の花びらは舌状花と呼ばれ、中心の茶色っぽく見えるのは筒状花が沢山集まっています。舌状花には雄しべも雌しべもないので種ができませんが、筒状花にはあるのでミツバチなどが受粉して沢山の種ができます。受粉は一つの花では結実しにくいので、複数を一緒に植えた方が種が多くできます。八重咲きの品種は筒状花が舌状花になっています。
種の用途
ヒマワリの育て方鉢植えは小型の品種がお勧め大きな花を咲かせるヒマワリは大型の鉢を利用しないとすぐに水切れしてしまったり、花の重みで鉢ごと倒れてしまったりと管理が大変になります。草丈が30cm以下にしかならない鉢植え向きのヒマワリが売られているので、その種を購入してまくと管理が楽です。
苗の植え付け春に苗が売られています。鉢植えの用土は普通の花の培養土でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などです。株間は小輪〜中輪の種類で10cm〜30cmぐらいの間隔、大輪の種類では30cm〜40cmぐらいの間隔に植え付けます。庭では日当たりのよい所に、水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥に牛糞などを混ぜ込んで植え付けます。種まきから育てる種が大きく発芽しやすいので、比較的容易に行えます。時期は4月中旬〜6月中旬頃、早くまくと6月頃から花を咲かせ、遅くまくと8月頃から花を咲かせます。方法は移植の時に根を切るとその後の生育が良くないので直まきかポットまきするとよいです。庭への直まきの場合は、日当たりのよい所に水はけが悪ければ腐葉土などを混ぜ込み、元肥に堆肥などを混ぜ込んでから種をまきます。ポットまきの用土は定植用でよいです。株間は小輪〜中輪の種類で10cm〜30cmぐらい、大輪の種類では30cm〜40cmぐらいの間隔です。種を横にして3粒ずつまいて、土を1cmぐらいかぶせます。発芽するまで土を乾かさないようにして、芽が出たら3つのうち生育のよいのを一つだけ残すように間引きします。直まき庭や鉢植えへ直接種をまく方法です。種類によって適切な間隔に2、3粒ずつまいて元気なのを残すように間引きすればよいです。ヒマワリは下に長く伸びる根の途中を切らないことが大切なので直まきが一番良い方法になります。
ポットまき花壇に春の花が咲いて空きがない場合などに行うと便利です。1ポットに2粒ぐらい種をまいて、元気なのを残すように間引いて苗を作ります。あまり根が張るとその後の生育に影響するので、根詰まりする前に定植するのがポイントです。
水やりプランターなど鉢の場合は鉢土の表面が白く乾けば与えます。真夏の日差しの下では毎日与えないと葉が萎えてしまいます。庭植えの場合は蕾がついてから与えすぎない方がよい花が咲くので、雨が長く降らずに葉が萎えるようなら与えるぐらいでよいです。肥料大輪の花を咲かせるものはやや多めの元肥、小輪から中輪の花を咲かせるものはやや控えめに元肥を与えるとよいです。追肥はあまり多く必要とせず、プランターなどの鉢植えは緩効性の化成肥料を花が咲くまで置き肥するぐらい、庭植えでは葉の色が薄くなったり生育が悪いようなら即効性の化成肥料などを追肥ぐらいでよいです。その他は肥料の使い方を参考にしてください。支柱高くなる種類は、花の重みで傾く事があるので、支柱で支えるとよいです。花がら摘みと種採り次々と花を咲かせる種類は、花の咲き終わったら花茎は切り取って、次もよい花を咲かせます。来シーズン用に種をとっておきたい場合は、幾つか花がらを残すようにすればよいです。病気や害虫
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