分類: |
宿根多年草 |
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寒さ: |
強い |
草丈: |
30cm〜100cm |
花径: |
約 1cm |
花色: |
紫、ピンク、白 |
植え替え: |
春、秋 |
増やし方: |
株分け、種まき |
場所: |
日向〜半日蔭 |
用途: |
花壇、鉢植え |
花言葉: |
努力 |
ヒレハリソウはヨーロッパから西アジアに分布する多年草植物です。ハーブとしての名前に使われていたコンフリーの方が知名度が高いかも知れません。以前はハーブとして薬用や食用として利用されていましたが、海外で肝障害を起こす可能性が高い事が分かり、日本でも食用にされる事はなくなりました。それまでは糖尿病、高血圧、動脈硬化などに効果があると言われ、奇跡の草とまで呼ばれていました。今では花や葉の観賞用に植えられたり、堆肥に葉を入れるとよい肥料になると言われ利用される事があります。冬になると寒さで葉が枯れて越冬する宿根多年草で、草丈は1mぐらい、初夏から夏に小さい鈴のような花が集まって咲きます。花色は紫色が一般的ですが、他にピンクから白をしたのもあります。強健で育てるのは容易です。 |
作業カレンダー(暖地基準) |
月 |
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2月 |
3月 |
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開花時期 |
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開花 |
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場所 |
日向〜半日蔭 |
苗の植え付け |
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植え付け |
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植え付け |
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肥料 |
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元肥 |
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元肥 |
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鉢の水やり |
控えめ |
鉢土の表面が乾いたら与える |
控えめ |
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ヒレハリソウの育て方
苗の植え付け
種まきもできますが、春や秋に売られている苗を植えて育てるのが容易です。庭では日当りのよい所や午後から日陰になる半日蔭に植えられます。土質は特に選ばず、水はけが悪いようなら腐葉土を多めに混ぜて、完熟牛糞などの堆肥を混ぜて植えるとよいです。鉢植えの土は市販されている花の培養土を使ったり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4など自分好みの標準的な土でよいです。
春から秋の管理
鉢植えの置き場
日当りのよい所に置くとよいです。夏は日差しが強く土の乾きが早いので、午前中だけ日が当たる半日蔭に置いて、水切れのリスクを減らしてもよいです。
水やり
やや湿り気のある所を好みますが、多少の乾きには耐えます。鉢植えは鉢土の表面が白く乾いたらたっぷりと与えます。夏の強い日差しの下では毎日の水やりになります。庭植えは植えてから根付くまで乾き過ぎないように水やりしますが、根付いてしまえば夏に雨が降らず乾き過ぎるようなら与えます。
肥料
肥料は多く必要ないので、鉢植えは春と秋に緩効性の化成肥料を置き肥するとよいです。庭では春に1回与えるだけで育ちます。
植え替え、株分け
鉢植えでは2年に1回を目安に植え替え、必要なら株分けを兼ねて行います。庭では数年して増え過ぎたら株分けを兼ねて植えなおすとよいです。時期は春の3月から4月頃が適期になります。
冬の管理
冬は寒さで地上部の葉が枯れます。そのままでは見苦しいので、株元付近で切っておくとよいです。冬の肥料を必要なく、鉢植えの水やりは表面が白く乾いてから与えます。庭では冬の水やりは必要ないです。 |