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ペチュニア

別名:ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)
科・属名:ナス科・ペチュニア属/原産地:中南米/学名:Petunia x hybrida

分類: 一年草または多年草


寒さ: 弱い〜半耐寒性
暑さ: 強い
草丈: 20cm〜40cm
花径: 小輪(3cm〜5cm)
大輪(7cm〜10cm)
花色: 桃色、白、紫、赤、黒など
場所: 日向
種まき: 春まき、秋まき
発芽温度(20℃前後)
平鉢、ピートバンなど(覆土しない)
増やし方: 挿し芽
用途: 鉢植え、花壇、寄せ植え、ハンギングバスケット
花言葉: 心がなごむ、あなたの想いを届けます
八重咲き(変化に富む)、白(和らぐ心)、ピンク(自然な心)
通販店: 楽天市場にあり
ペチュニアは春から夏にかけて花を咲かせる草花です。花色が豊富で桃色、白、赤などの単色の他、白の覆輪や模様のついたものもあります。また、花の大きさは10cmぐらいの花を咲かせる大輪、5cm未満の花を咲かせる小輪、花の形も八重咲きもあり昔から人気のある草花です。

種類は大まかに種子系という種まきで増やす一年草タイプと、栄養系という挿し木で増やすタイプに分かれています。栄養系には花の小さなブリエッタやミリオンベル、サフィニアというツル性のように横に伸びる感じのタイプが出回り鉢植えに向いています。種子系は根張りがよいのでプランターなど大き目の鉢植えや花壇植えにも向いています。

ペチュニアという名前は、ブラジル原住民の言葉の「ペチュン」という言葉から由来しているそうです。ペチュンはタバコを意味する言葉だそうで、どうしてペチュニアがタバコを意味する言葉かは、タバコに混ぜて吸っていたなど、いくつか説があるようです。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
場所
日向(0度以上、霜よけ) 日向 日向(霜よけ)
種まき
春まき 仮植え 定植 秋まき 仮植え
植え付け
苗の植え付け
植え替え
植え替え
挿し芽
挿し芽
切り戻し
切り戻し 切り戻し
肥料
肥料
鉢の水やり
鉢土の表面が乾けば与える

ペチュニア(桃色)
4月下旬、自宅の鉢植え

ハンギングバスケットのペチュニア
6月下旬、自宅のラティスフェンス

八重咲きペチュニア(青)
5月上旬、自宅の鉢植え

八重咲きペチュニア(ピンク)の全体
5月中旬、自宅の鉢植え

黒いペチュニア
5月下旬、自宅の鉢植え

花壇のペチュニア
5月下旬、植物園

ペチュニアの育て方

苗の植え付け

撮影 4月中旬 撮影 5月中旬

苗の植え付けとピンチ

開花
春の3月頃から苗が売られています。苗は徒長していない引き締まった苗を選ぶとよいです。種類は種子系という種まきで増やすタイプと、栄養系という挿し芽で増やすタイプが売られています。栄養系はやや値段が高めで鉢植えに向いています。種子系は値段が安めで根張りがよいのでプランターなど大き目の鉢植えや花壇にも向いています。

鉢の植え付け

植え付けの用土は良質な花の培養土や、自分で作る場合は弱酸性土を好むので、赤玉土6、腐葉土2、酸度無調節のピートモス2などに植え付けるとよいです。肥料切れするとよい花が咲かないので、元肥としてマグァンプK(中粒)などの緩効性の化成肥料を混ぜておくとよいです。サフィニアは茎が横に伸びるので蔓鉢にしてもよいです。

花壇の植え付け

種子系の苗を花壇に植える場合は、水はけが良く風通しのよい日向に、弱酸性土を好むので石灰は混ぜずに、元肥に牛糞やマグァンプK(中粒)などの緩効性の化成肥料を混ぜておくとよいです。植え付けの間隔は、普通の種類なら30cmぐらいの間隔で定植します。

植えつけ後の摘心(ピンチ)

苗の植え付け時に、伸びた茎の3節ぐらいを残して先を摘心し、枝を多く出させて花を多く咲かせるようにします。茎の先端に花や蕾がついていても、思いっきりやる勇気が必要です。その後もある程度茎が伸びたら、先端だけを摘心すると茎の数が増えて花数を増やす事ができます。

春から秋の管理

鉢植えの管理

日当たりを好むので日当たりがよい所で育てます。高温多湿は嫌うので、夏は風通しがい日向がよいです。花びらの多い八重咲きなどの種類は、雨に当たると花が痛むので、雨の日は軒下などに置いておくとよいです。水やりは鉢土の表面が乾いたら与えます。過湿を嫌うので、いつも湿った状態は避けます。肥料は切れるとよい花が咲かないので、植え付け時の元肥にマグァンプK(中粒)などの緩効性の化成肥料を混ぜて植え付けるとよいです。元肥を混ぜていない場合は、生育期の春から秋に緩効性の化成肥料を置き肥して、春と秋の間は液体肥料を追肥します。その他は花の肥料のページを参考にしてください。

花壇の管理

花壇での水やりは、雨が降らずあまり乾くようなら与えます。肥料は元肥に牛糞や緩効性の化成肥料などを混ぜて植えつけおき、定期的に即効性の化成肥料は液体肥料を追肥します。

花がら摘み

花がしおれたら、病気の発生を予防するため、花がらの見た目が悪い事、種子系では種を作って養分を奪われないようにするため、花がらを摘み取ります。種を採って蒔きたい場合は実を残しておきます。

切り戻し

6月から7頃になってよい花が咲かなくなってくると、茎が長く伸びて姿が乱れるので2分の1ぐらい切り戻します。その他の時期も、茎が伸びすぎて姿が乱れたら、将来の樹形を考えながら節の所を切り戻して、節の所から新しい脇芽を伸ばさせるようにします。

病気や害虫

アブラムシが発生して汁を吸われる事があります。殺虫剤のスミチオンなどを散布して駆除します。病気ではウドンコ病、灰色カビ病になる事があるので、花がらはできるだけ取り除くようにして、ダコニール1000などの殺菌剤を定期的に散布して予防するとよいです。その他は花の病気や害虫を参考にしてください。

冬越えと春の植え替え

大分市の1月下旬 4月

戸外の軒下

ペチュニアの植え替え
栄養系のサフィニアなどは、暖地では霜の当たらない軒下などでに置いて、凍りそうな日だけ室内に入れると越冬させる事ができます。やや寒い所では日当たりのよい、室内の凍らないような所に置いて越冬させるとよいと思います。冬の水やりはやや控えめに、この時期に肥料は必要ありません。

鉢の植え替え

冬を超えたら、春の3月中旬から4月中旬頃に植え替えます。用土は「鉢の植え付け」に記載された内容と同じで、根鉢を3分の1ほど軽く壊して植え替えます。同時に切り戻しをして、枝を多く出させて花も多く咲かせます。多年草の栄養系のでも一年以上すると、あまりよいよい花が咲かなくなるので、新しく苗を購入したり、挿し芽から作り直した方がよいと思います。

増やし方

栄養系の挿し芽

5月上旬 6月下旬

挿し穂

発根
長さ8cmぐらいの挿し穂を用意して、一番下の節を葉をちぎって30分ぐらい水を吸わせます。あれば発根促進剤をつけて、一番下の節が用土に埋まるように挿します。時期は5月〜6月頃が理想的です。用土は赤玉土(小粒)7、ピートモス3などを利用します。右は赤玉土に挿して発根したものです。定植時に先端をピンチして枝を多く出させます。その他は挿し芽のページを参考にしてください。

種子系の種まき

売られていたり、種を採っておいて蒔く事ができます。時期は春の3月中旬〜4月頃に行うのがよいですが、暖地では秋の9月中旬〜10月中旬頃にも行えます。種が細かいので、平鉢に種を蒔いて受け皿から給水させたり、ピートバンに蒔くと発芽させやすいと思います。好光性なので覆土はしません。本葉が3、4枚になったらポットに仮植えして根が回ったら、花を多く咲かせるために先を摘心して定植します。暖地で秋に行う場合は、苗を霜の当たらない日当たりのよい所に置いて、凍りそうな日は室内に入れて越冬させるとよいです。下のは秋に花壇に植え付けて、冬を無事に越冬しましたが、寒さに弱いので春に植えつけた方が安全です。
9月中旬 10月上旬 11月下旬 4月中旬

種まき後1、2週間

仮植え

定植

開花
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