トップカサブランカ 花と観葉植物(葉っぱの岬)管理人の育てる環境

カサブランカ

科・属名:ユリ科・ユリ属/原産地:交配種(カノコユリ×ヤマユリ)/学名:Lilium Casa Blanca

分類: 球根植物


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 80cm〜120cm
花径: 20cm〜25cm
花色:
植え替え: 庭植えは3年に1度、鉢植えは毎年
増やし方: 分球、木子、鱗片ざし(植え替え時)
場所: 半日陰を好む
用途: 花壇、鉢植え、切り花
花言葉: 雄大な愛、威厳、高貴
通販店: 楽天市場にあり
カサブランカは、ユリの中で最大の大きさの花を咲かせ、正にユリの女王と言った感じです。純白色の美しい花と、オレンジ色の雄しべのコントラストも美しく、甘くて強い香りがします。カサブランカは日本のカノコユリとヤマユリが交配された品種で、オランダで発表されたそうです。大型でオリエンタル系を代表するユリとして知られていますが、矮化処理された、草丈の低い鉢花もあります。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
場所
日向 半日蔭 日向
植え付け
植え付け
植え替え
植え替え
分球
株分け
鱗片ざし
鱗片ざし 鱗片ざし
肥料
追肥 お礼 元肥
鉢の水やり
表面が白く乾いたら 表面が乾いてきたら(葉の青い時期) 表面が白く乾いたら

カサブランカ
7月中旬、自宅の庭

カサブランカの全体
7月下旬、自宅の庭

カサブランカ2
7月下旬、自宅の庭

カサブランカの育て方

植え付け

時期は10月から11月に行います。鉢植えの場合は7号鉢に1球を目安に、覆土は球根2つ分の深さ、庭植えの場合は球根2個分ぐらいの間隔をあけて覆土は球根3つ分の深さに植えます。ユリは土の中の茎から根が発生して栄養を吸収するので必ず深植えします。鉢植えの用土は赤玉土6、腐葉土3、パーライト1などの水はけのよい用土に植え付けます。庭植えの場合は、庭土に苦土石灰、元肥に堆肥などを、水はけが悪いようなら腐葉土などを混ぜて植え付けます。連作を嫌うので、前に植えてあった場所は、違う所に植え付けたり、用土を入れ替えてもよいです。ユリの中では芽が出てくるのが遅い方です。
カサブランカの球根と上根

伸びてきた(4月下旬)

場所

オリエンタル系のユリで午前中の日光が当たるような半日陰を好みます。強い日差しが苦手なので、強い日差しには当てないようにします。地温が上がるのを嫌うので、夏の鉢植えでは熱いコンクリートなどの上に直接置くのは避けます。花壇でも株元が熱くなるようなら、背の低い植物を植えるなどして地温が上がらないよう工夫してもよいと思います。

水やり

鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾けば与えます。夏場の開花期は乾かさないよう乾く前に与えます。球根の乾燥には強くないので、葉のない時期でも球根を乾かし過ぎないよう水やりしてください。乾燥に弱いからと、水の与え過ぎもいけません。冬は凍る原因にもなります。庭植えの場合の水やりは特に必要ありません。

肥料

庭では芽が出た時に骨粉入りの固形油粕などを、花後のお礼肥に即効性の化成肥料などを追肥します。鉢植えでは芽が出た時から花後まで緩効性化成肥料などを置き肥したり、液体肥料を与えます。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

支柱

花は大きく、重みで傾いてしまうので、支柱で支えるとよいです。支柱を挿すときは球根を傷つけないように注意してください。

花がら摘み

花が終わったらすぐに摘み取り、次の花の成長を妨げないようにします。最後の花も終わったら早めに摘み取り、球根を太らせるようにします。

植え替え

時期は10月から11月頃の葉が枯れる頃、鉢植えの場合は毎年掘り上げて必要なら分球して植え替えます。庭植えの場合は連作を嫌うので、3年に一度ぐらい、別の場所に植え直します。ユリの根は茎の途中から伸びる上根と、球根の下から伸びる下根があります。球根の下から伸びる下根は取り除かないようにして、上にある茎は切り取ります。茎の上根に木子(子球)ができてい場合は、切って植え付けると数年で開花します。

球根と木子

増やし方

分球、木子

分球と球根の上根から発生する木子(子球)で増やす事かできます。時期は植え替えと一緒に行います。

鱗片ざし

球根の鱗片の根本を3分の2ぐらい埋めると芽が伸びてきます。時期は10月から11月頃に行います。

病気や害虫

ユリクビナガハムシの幼虫

幼虫が付くと黒い糞で気が付くことがあります。虫の姿が見えない事もよくあり、糞の中にも潜んでいます。放置するとせっかくの蕾を食い尽くしてしまうので、見つけ次第つまんで駆除して、スミチオンなどの殺虫剤を散布しておきます。

アブラムシ

アブラムシはモザイク病を媒介するので、見つけたらスミチオンなどを散布して駆除します。芽が伸びてきたら3週間おきにオルトラン粒剤などを蒔いて防除しておくと安全です。その他は花の病気や害虫を参考にしてください。

球根の堀上げ

球根は特に掘りあげて保存しておく必要はありません。もし、一時的に保存しておきたい場合は、球根を乾燥させないよう、軽く濡らしたバーミキュライトなどと一緒に箱などの中に入れ、涼しい日陰で保管しておきます。