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コリウス別名:キンランジソ(金襴紫蘇)、ニシキジソ(錦紫蘇) |
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科・属名:シソ科・コリウス属/原産地:東南アジア/学名:Solenostemon scutellarioides |
コリウスの育て方苗の植え付け5月から6月頃に苗が売られるようになります。いろいろな葉色をしたものが売られているので、好みのを一緒に植えても美しいです。花壇鉢植え鉢植えの置き場所水やりやや湿った所を好むので、鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。夏はよく水を吸い上げて乾きが早くなるので、朝と夕方の2回与えないと水切れして葉が萎えてしまう事があります。水切れをすると葉色が悪くなったり、日差しの下では葉が焼けてしまう事もあるので乾かし過ぎないように注意します。庭植えでも乾きすぎるのを嫌うので、雨が降らず用土が乾くようなら与えます。肥料鉢植えは春から秋まで暖効性の化成肥料を置き肥したり、液体肥料を定期的に与えればよいです。花壇では元肥に牛糞などを混ぜ込んでおき、その後は生育を見ながら即効性の化成肥料など追肥するとよいです。肥料を与え過ぎると葉色が悪くなりますが、不足しても花が咲きやすくなるので、適度な量を与えるとよいです。摘心、花茎切り3節ぐらい脇芽を残して摘心すると枝数が増えてボリュームのある姿になります。切った先は挿し穂に利用する事が出来ます。日が短くなると実生系は花が咲いてきますが、葉の生育が止まってしまうので、早めに切り取った方がよいです。ある程度葉が茂ってこれ以上大きくならなくてよい場合は、全て切らずにいくつか残して観賞してもよいと思います。
根詰まりした鉢植え植えた時に丁度良かった大きさの鉢も、大きく育つと根詰まりしてすぐに水切れしてしまう事があります。そのような時は二回りぐらい大きな鉢に根鉢を壊さないよう植え直すとよいです。根鉢を鉢から抜く時に根を傷めないよう丁寧に行いますが、もし根を痛めてしまった場合は、急に直射日光に当てると葉が萎える事があるので、1週間ぐらい日差しに当てず明るい所に置いて徐々に日差しにならすとよいです。実生系の種まき実生系のコリウスの種が売られています。沢山の苗が出来るので花壇を一杯に埋める事が出来ます。発芽する温度が高いので5月上旬以降に行い、好光性なので土を被せないようにするのがポイントになります。種が細かいので平鉢にまいて、鉢底の受け皿に水を貯めて給水させるのが一番よい方法です。写真のように箱に蒔いてもよいですが、水を与える時に種が土に埋もれないよう勢いよく与えないようにする必要があります。慣れていない人は市販されているピートバンで種まきすると土も鉢もいらないので手軽でよいかもしれません。
発芽してからの管理10日ぐらいで発芽するので、それまでは明るい日陰で乾かさないように水やりします。隣の葉が引っ付くとヒョロヒョロと間延びするので、引っ付かないよう間引きすると引き締まった苗が出来ます。本葉が出てきたら徐々に日光にならせます。仮植えから管理
挿し木で増える時期は春の5月中旬から秋の9月頃まで行えます。比較的つきやすいので初めての方も挑戦してみるとよいと思います。挿し穂の準備用土と容器の準備土が定植用だと肥料分があって挿し穂が腐れやすいので、市販されている挿し木用を使ったり、小粒の赤玉土にピートモスを3割ぐらい混ぜた清潔な用土を使うとよいです。小鉢やポットに挿してもよいし、沢山必要な場合は育苗箱に挿し穂を並べて挿してもよいです。方法と管理その後の管理越冬する初秋になると戸外に置いたまま枯れてシーズンを終わるのが一般的ですが、室内へ入れて越冬させる事ができます。秋には大きく育って室内へ入れるのが困難な場合も多いので、9月頃に挿し芽で苗を作ったものを越冬させてもよいです。紅葉の時期になったら室内の日当たりが良い窓辺などに置きます。冬は10度以下の低温に当たると葉が落ちるので、できるだけ暖房の効いた暖かく明るい窓辺などがよいです。冬の水やりは控えめに、土がいつも湿った状態だと根腐れする事があるので、鉢土の表面が白く乾いてから与えるようにします。春の植え替え冬を超えたものは根が傷んだり根詰まりしている事があるので、春の5月中頃に根鉢の回りを3分の1ぐらい壊して一回りから二回り大きな鉢に植え替えるとよいです。寒さで葉が落ちて見苦しくなった枝や伸び過ぎた枝は切り取って樹形を整えます。用土は市販されている花の培養土でよいし、赤玉土(小粒)6割、ピートモスを4割など、やや保水性のよい土を利用するとよいです。 |
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