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キバナコスモス (黄花秋桜) |
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科・属名:キク科・コスモス属/原産地:メキシコ/学名:Cosmos sulphureus |
キバナコスモスの育て方よい花を咲かせる日当たりが良く水はけのよい痩せ地で沢山の花を咲かせます。特に肥料が多いと、葉ばかりが茂って花の数が減るので注意した方が良いです。種まきから育てる売られているポット苗を植える方法もありますが、沢山の花を咲かせるなら種まきが経済的です。種まきの時期は桜が散り終わった4月中旬頃から7月上旬頃まで行えます。4月中旬頃に蒔くと7月が花の最盛期になり、7月上旬頃に蒔くと秋が花の最盛期になります。覆土は種が隠れるぐらいと薄めに、あまり厚くなると発芽率が悪くなるので気をつけます。庭の直まき庭に直接種を蒔く直まきすると、沢山の花を咲かせられます。日当たりのよい所に、控えめに堆肥を混ぜて耕し水はけをよくしておきます。肥料を多く混ぜると、葉が沢山茂って花は少なくなるので、肥えた土地では何も混ぜない方がよいです。種まきしたら土を乾かし過ぎないよう、雨が降らないようなら水やりします。芽が出たら引っ付かないように間引きをして、最終的には矮性で20cmぐらい、高性で30cmぐらいの間隔になるようにします。
ポットまき庭の一部分や鉢植えに植える場合はポットまきにして苗を作ってもよいです。各ポットに2、3粒ず蒔いて、明るい所に置いて土が乾かないよう水やりします。芽が出たら日当たりの良い所に置いて、元気なのを1つ残して間引きします。ポット苗の植え付け植える間隔は草丈が低い矮性で20cmぐらい、背の高い高性は30cmぐらいの間隔に植えるとよいです。庭に植える前は控えめに堆肥を混ぜて耕し水はけをよくします。痩せた所を好むので、堆肥が多過ぎると肥料分が多過ぎて葉ばかり茂る事があるので注意してください。鉢植えの土は市販されている花の培養土、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4など自分好みの標準的な土でよいです。
肥料は控えめに根が肥料分を吸収しやすく、多いと葉が沢山茂って花数が減ってしまいます。庭では耕す時に堆肥を混ぜて耕すぐらいですが、もし肥えているようなら混ぜない方が良いです。鉢植えは緩効性の化成肥料を、春から秋まで控えめに置き肥します。もし肥料が少ないと感じたら、薄めの液体肥料を追肥するとよいです。水やりについて比較的乾燥には強いです。苗の頃は乾かし過ぎないように注意しますが、その後の庭植えは日照り続きで雨が降らず、土が乾き過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。鉢植えでは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。農薬の散布アブラムシが発生する事があるので、見つけたら殺虫剤を散布します。またハダニが発生すると葉が枯れるので、対応した殺虫剤を散布して早めに駆除します。種採りして来年もこぼれ種で自生する事が多いですが、種を採っておくと、また来年好きな所へ蒔いて楽しむ事ができます。一株では結実しませんが、何株も一緒に植えておくと自然と結実して種ができます。 |
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