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コウヤボウキ (高野箒)

別名:タマバハキ(玉箒)
科・属名:キク科・コウヤボウキ属/原産地:日本、中国/学名:Pertya scandens

分類: 落葉小低木、野草


寒さ: 強い
暑さ: 強い
分布: 関東以西、四国、九州
草丈: 50cm〜100cm
花径: 約 2cm
花色: 白〜薄桃色
場所: 日向〜半日蔭
水やり: 乾燥、過湿とも嫌う
肥料: 固形油粕などを。
増やし方: 種蒔き
作業: 花がら摘み、芽摘み
用土: 普通
花芽分化: 一年枝に花が咲く
用途: 庭木、鉢植え
コウヤボウキは山林の中などに生える低木の樹木で、秋になると花びらの先がカールしたリボンのな姿をした白に少し桃色がかった花を咲かせます。花後にはタンポポのような種ができて、風に乗って繁殖するようです。枝の寿命は2年で、冬は落葉して越冬して、春になると株元から新しい枝が伸びて花を咲かせます。二年枝に花は咲かず、一年枝に花と実を成らせるのを助けるためにあって後に枯れるそうです。名前の由来は、和歌山県の高野山という仏教の聖地があり、「禁忌十則」という決まりで果樹、花樹、竹などの栽培ができなかった事から、竹箒の代わりにコウヤボウキの枝でホウキを作っていた事からこのような名前になったそうです。他にナガバノコウヤボウキというよく似た花を咲かせる種類もあります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向〜半日蔭 半日陰 日向〜半日蔭
植え付け 植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
種蒔き 採り蒔き
剪定 枯れ枝・不要枝 不要枝
肥料 寒肥
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が乾けば与える 控えめ

コウヤボウキ
11月上旬、山

コウヤボウキ2
11月上旬、山

コウヤボウキの葉
11月上旬、山

コウヤボウキの全体
11月上旬、山
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