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クコ (枸杞)

科・属名:ナス科・クコ属/原産地:中国/学名:Lycium chinense
分類: 落葉〜半落葉低木


寒さ: 強い
暑さ: 強い
分布: 日本全土
樹高: 1m〜2m
花色:
花径: 約 1cm
場所: 日向
増やし方: 挿し木、種まき
花芽分化: 新枝につく
用途: 庭木、鉢植え、実(果実酒など)、葉(クコ茶)、野草
花言葉: お互いに忘れましょう、誠実
通販店: 楽天市場にあり
クコは中国原産の帰化植物で日本全土に分布している半落葉〜落葉樹です。日当たりの良い河原や海岸などに生えている事が多く、横に広がるように生えて茎には長いトゲがあります。クコは夏から秋に花を咲かせ、秋に1.5cmから2cmぐらいのグミのような形の赤い実をつけます。クコの実はビタミン類、アミノ酸類、ベータカロチン、ゼアキサンチンなどが含まれ健康、美容によいと好まれています。具体的には糖尿病、肝臓、眼球疲労、滋養強壮、膝・腰痛、美白、老化防止などに効果があるそうです。実は甘みはあるのですが、渋みがあってあまり美味しくないで、乾燥したドライフルーツにすると食べやすくなるそうです。ドライフルーツはそのまま食べたり、紅茶に入れて飲まれたり、果実酒にして飲まれ、市販もされています。葉もビタミン豊富で高血圧、滋養強壮、老化防止などによいという事でお茶も販売されています。クコの実は昔から漢方として利用されていたようで、うちの庭に昔あったそうで、お爺さんが健康によいと生の実を果実酒にして飲んでいたそうです。また、人口中絶、月経促進の作用があるベタインが含まれているので、妊娠中、授乳中の摂取はできない事になっているので注意してください。写真は11月上旬に川の土手に花が咲いていたのですが、実は誰か採ったのか、鳥が食べたのか一つもありませんでした。1月に撮った写真は葉が茂っていますが、秋に土手の草刈りで一度刈り取られ、秋から伸びた若い葉で暖地だからか落葉はしていませんでした。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
実期
実期
場所
日向
種まき
採り蒔き
植え付け
苗の植え付け 苗の植え付け
植え替え
植え替え
挿し木
挿し木 挿し木
剪定
剪定 剪定
肥料
肥料 肥料
鉢の水やり
控えめ 表面が乾けば与える(夏は毎日) 控えめ

クコの花
11月上旬、川の土手

クコの葉と花
11月上旬、川の土手

クコのトゲ
1月上旬、川の土手

クコの実
11月上旬、自宅の鉢植え

クコの葉
1月上旬、川の土手

クコの全体
11月上旬、川の土手

クコの育て方

場所

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。落葉性なので、寒い地域では冬に落葉しますが、暖地ではあまり葉を落とさずに越冬します。寒さ、暑さともに強いです。

植え付け

苗が売られている事があるので、入手したら植えつけます。庭では日当たりのよい所に二回りぐらい大きな穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土、牛糞などの元肥を混ぜて植えつけます。鉢植えの用土は普通の水はけのよい用土でかまいません。例えば赤玉土(小粒)7、腐葉土3などです。

水やり

水やりは普通です。 鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。夏の日差しの下ではよく乾くので、毎日の水やりになります。冬はあまり水を吸い上げなくなるので控えめに与えます。

肥料

肥料が多いと実付きが悪くなるので、あまり必要ありません。庭での苗木は2月から3月頃に骨粉入りの固形油粕などを控えめに、大きくなったら特に与えなくてもよいです。鉢植えでは春の3月頃、初夏の6月頃に骨粉入りの固形油粕や緩効性の化成肥料などを控えめに蒔いておき、葉色が悪いようなら液体肥料を追肥するぐらいでよいです。

植え替え

鉢植えでは2年を1回を目安に、根詰まりしているようなら植え替えます。時期は春の3月頃に行うとよいと思います。根鉢の周りを軽く壊して一回り大きな鉢に植え替えます。用土は植え付けの項目と同じです。必要なら一緒に剪定するとよいです。

剪定

12月から3月頃に、伸び過ぎた枝や不要な枝があれば剪定します。花芽は新しく伸びた枝に着きます。

増やし方

挿し木

挿し木で容易に増やす事ができます。時期は気温が高ければいつでも行えますが、春の5月から6月頃、秋の涼しくなった9月中旬から10月中頃に行うと着きやすいと思います。3、4節ぐらいの挿し穂を用意して、一番下の葉を取り除き、水の入ったコップに30分ぐらい浸けて水揚げします。葉の取った節が用土に埋まるように挿します。上手くいくと来シーズンには開花して実が成ります。 その他は挿し木のページを参考にしてください。
3月下旬 11月上旬

秋に挿した苗

鉢上げして摘心

少し実が成った

種まき

実の中に小さな種が入っているので、それを蒔いて増やす事もできます。種を採ったらポットなどに蒔いて、発芽するまで明るい日陰で用土を乾かさないように水やりします。
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