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マツバボタン (松葉牡丹)

別名:ヒデリソウ(日照草)
科・属名:スベリヒユ科・スベリヒユ属/原産地:南米/学名:Portulaca grandiflora

分類: 一年草(本来は多年草)


寒さ: 寒さで枯れる
暑さ: 強い
草丈: 10cm〜15cm
花径: 3cm〜6cm
花色: 桃色、黄色、赤、白など
種まき: 春まき(3月〜5月)
発芽温度(20℃〜25℃)
箱まき、ピートバンなど
植え付け: 4月下旬〜9月
増やし方: 挿し芽(4月下旬〜9月)
場所: 日当たりを好む
用途: 鉢植え、花壇、寄せ植え
花言葉: 可憐、無邪気
通販店: 楽天市場にあり
南米原産の植物なのでカラフルは花を咲かせます。はじめて見た大輪のマツバボタンは大きなポーチュラカの花という印象で、こちらは葉が松葉のように細い葉をしています。花の大きさが3cmぐらいのマツバボタン、花の大きさが6cmぐらいの大輪のマツバボタン、花の形も一重咲き、八重咲きがあります。寒さに弱いので冬に枯れる一年草ですが、暖地では葉を枯らせて宿根して越冬する宿根マツバボタンというのもあります。挿し芽で簡単に増やす事ができ、庭に直接挿していても容易に付きます。真夏の草花として人気があります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向
種まき 種まき
植え付け 植え付け
挿し芽 挿し芽
肥料 肥料
鉢の水やり 表面が乾けば与える

マツバボタン
8月下旬、自宅の庭

マツバボタン(橙色)
8月下旬、自宅の鉢植え

宿根マツバボタン(大輪)
8月上旬、自宅の庭

マツバボタンをグランドカバーのように
8月上旬、自宅の庭

マツバボタン(大輪)
8月中旬、自宅の庭

宿根マツバボタン(大輪)の全体
8月上旬、自宅の庭

マツバボタンの育て方

種まき

マツバボタンは種まきで育てる事が出来ます。時期は春の4月下旬から5月中頃に、方法は箱まきか種が小さいのでピートバンを使用してもよいと思います。種が細かく好光性なので覆土せずに行います。本葉が3、4枚になったらポットに仮植えするか、花壇や鉢に直接20cmぐらいの間隔で定植してもよいです。鉢植えの用土は花の培養土など普通でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などです。庭では水はけが悪いようなら腐葉土を、苦土石灰、元肥に牛糞などを混ぜ込んで植え付けます。

箱まき1ヶ月ぐらい
5月下旬

花壇に定植
6月上旬

開花
7月上旬

場所

日当たりを好むのでできるだけ日当たりのよい所で育てます。

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が白く乾けば与えます。花壇ではあまり雨が降らず乾き過ぎるようなら与えるぐらいでかまいません。葉が多肉質で乾燥には比較的強い方です。

増やし方

挿し芽

挿し芽で簡単に増やすことができます。方法は5cmぐらいの挿し穂を用意して、葉を3枚ぐらいちぎって、ちぎった葉の節が土に埋まるよう、花壇や鉢に直接挿してもよいです。あとは土が乾いたら水を与えるだけで容易に増えます。時期は気温が高ければいつでも行えます

肥料

肥料はあまり必要としません。鉢植えでは緩効性の化成肥料を置き肥するぐらいでかまいません。花壇では元肥を与えるぐらいで育ちます。
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