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ミルトニア

別名:パンジーオーキッド
科・属名:ラン科・ミルトニア属/原産地:中南米の高地/学名:Miltonia

分類: 多年草


寒さ: 弱い(10度以上)
暑さ: 弱い
草丈: 20cm〜30cm
花径: 約 7cm
花色: ピンク、赤、白など
増やし方: 株分け(植え替え時期)
場所: 遮光50%〜70%(風通しのよい所)、冬は室内のレース越し
用途: 鉢植え
花言葉: 家庭的な愛、淑女のもの思い
通販店: 楽天市場にあり
ミルトニアにはパンジーオーキッド、スペクタビリスの2種類のタイプがあります。これはパンジーオーキッドタイプで、名前通り花がパンジーに似た花の形をしています。標高1500m以上の高地に生息する蘭なので、暑さにはとても弱いので、夏越えさせるのが難しくクールオーキッドと呼ばれています。ちなみにスペクタビリスは夏に強い方です。下のは夏は何とか越えてくれたのですが、冬にビニール温室内で枯らせてしまいました。原因は通風が悪かったのだと思います。暑さに弱く育てにくいですが、感じのよい美しい花を咲かせます。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
場所
室内(レースカーテン10℃以上) 遮光50% 遮光70%(雨よけ) 遮光50% 室内(レース越し)
植え替え
株分け
肥料
肥料 肥料
鉢の水やり
鉢土の乾く前に与える
ミルトニア
ミルトニア
4月下旬、自宅の鉢植え
ミルトニアの全体
ミルトニアの全体
4月下旬、自宅の鉢植え

ミルトニアの育て方

(パンジーオーキッドタイプ)

まず、ミルトニアのパンジーオーキッドタイプはアンデス山脈などの1500m以上の高地に生息しているため高温に弱く、花を咲かせるには冬は13度以上、夏はできるだけ30度以下で管理しなくてはいけません。暖地では夏は30度を超える日が続くので夏越えが難しくなり、業者は夏に涼しい山に上げて夏越しさせているようです。冬の寒さには強くありませんが、冬に購入した開花株は10度以上の所で、暑さを嫌うので暖房の高温に注意します。

場所

強い日差しを嫌うので明るい日陰で育てますが、11月から3月の柔らかい日差しの間はレースカーテン越しの日光に当てて育てます。春の最低気温が13度を超える5月上旬頃になったら戸外の風通しのよく明るい木の下などに置きます。初夏から夏の30度を超える高温が続くと弱り、35度を超えると枯れるので、夏の戸外は風通しのよいひんやりする木の下に高くして置いたり、吊るしたりして育てます。夏越えのポイントは風通しのよい事だと言われています。秋の最低気温が13度を下回ったら室内へ入れ、その後はできるだけ10度以上で管理します。秋から冬の花芽分化期は13度前後の低温に1ヵ月半ほどあうと花芽が着くそうです。

水やり

ミルトニアは乾燥に弱い種類のランなので、年間を通じて鉢土を乾かさないように注意してください。だからと言って、水を与え過ぎると根腐れするので、与え過ぎにも注意してください。梅雨などの長雨にも当てないようにします。春と秋は鉢土の表面が乾く前に与え、夏は昼間に与えると暑さで蒸れるので日が暮れて涼しくなってから葉にも与えます。冬の水やりは20度ぐらいの暖かい水を与えます。

植え替え

夏越しを楽にさせるため、毎年行った方がよいと思います。時期は通常のランは春に行うのですが、ミルトニアの場合は開花後に植え替えると夏越えが難しくなるので、秋の涼しくなった9月下旬から10月上旬頃に植え替えるとよいと思います。用土は水苔で植えられているものは、根を痛めないよう、手で簡単に取り除ける古い水苔と腐った根を切り取り、新しい水苔で植え替えます。バークに植えられているものは、根を痛めないよう出来るだけ古いバークと腐った根を切り取り、新しいバークを入れて植え替えます。鉢は水を好むのでプラスチックの鉢がよいと思います。植え替え後は2週間ぐらい水を与え過ぎないようにします。

増やし方

株分け

子株が発生するので、植え替えと一緒に分けて水苔に植えつけます。細かく分けずに一株に3バルブつけて分けます。 ミルトニアの子株

肥料

春と秋の間に洋蘭の液体肥料などを与えます。夏は一切与えません。

病気や害虫

病気にかかりやすいと言われています。殺菌剤を定期的に散布しておきます。
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