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ミムラス

別名:ミムルス、モンキーフラワー
科・属名:ゴマノハグサ科・ミムラス属/原産地:アメリカ/学名:Mimulus hybridus

分類: 一年草(本来は多年草)


寒さ: やや弱い
暑さ: 暑さで枯れる
草丈: 20cm〜30cm
花径: 4cm〜5cm
花色: 赤、黄色、ピンク、白、橙色
種まき: 秋まき
発芽温度(18℃〜22℃)
平鉢
場所: 日当たりのよい所から半日陰、夏は半日陰
用途: 鉢植え、花壇
花言葉: 笑顔を見せて
ミムラスは鮮やかな花の色をした花を咲かせます。本来は多年草なのですが、夏は暑さで枯れてしまうので、暖地では秋に種を蒔いてから育てる一年草扱いされています。同じゴマノハグサ科のトレニアに似た花を咲かせますが、花の咲く時期が違います。他にミムラス・アウランティアクスという高さが50cm〜1mほどある葉常緑低木のタイプもあり、姿と性質がやや異なるので別の所に記載しています。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向(霜よけ) 日向〜半日蔭 日向(霜よけ)
種まき 種まき 仮植え
植え付け 定植
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば 鉢土の表面が乾けば

ミムラス(赤)
5月上旬、自宅のプランター

ミムラス(黄色に茶)
5月下旬、植物園

ミムラス(黄色)
5月上旬、自宅のプランター

ミムラスの葉
5月上旬、自宅のプランター

ミムラスの全体
4月下旬、自宅のプランター

ミムラスの育て方

場所

日当たりのよい所から半日陰を好みます。冬から春の4月頃までは日の当たるところ、日差しが強くなる5月頃からは午前中の日光のあたるような半日陰で育てるとよいです。本来は多年草ですが、暑さに弱く暖地では一年草扱いされています。冬は霜に当てないようにします。

植え付け

花壇では霜の心配がなくなったら堆肥と石灰などを混ぜ込んで20cm〜30cmの間隔で定植します。鉢植えは60プランターなら3株ほど植え付けます。用土は花の培養土や自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土3、ピートモス1などに植え付けます。あれば元肥にマグァンプK(中粒)を控えめに与えれば、その後の追肥は必要ありません。

種まき

種まきで育てる事ができます。時期は秋の9月下旬から10月頃に行います。方法は好光性なので覆土は行いません。種が小さいので平鉢などに蒔いて受け皿から給水したり、ピートバンに種を蒔いてもよいと思います。本葉が3枚ほどになったらポットに仮植えして、冬は霜に当てないよう軒下などで超させ、霜の心配がなくなってから20cm〜30cmぐらいの間隔で定植します。
11月中旬 1月中旬

種まき40日ほど

仮植え

軒下で越冬中
2月中旬 5月上旬

定植して軒下で越冬

満開

水やり

湿気の多い所を好み乾燥を嫌います。鉢土の表面が乾けば与えます。5月頃になるとよく水を吸い上げるので毎日の水やりになります。

肥料

肥料は多く必要としません。花壇では元肥に堆肥を混ぜ込んで植え付ければ、その後は1回ほど追肥するぐらいでかまいません。鉢植えでは緩効性の化成肥料を置き肥するか元肥にマグァンプK(中粒)を混ぜ込んで植え付けます。その他は肥料の使い方を参考にしてください。
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