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モクレン (木蓮)

別名:シモクレン(紫木蓮)
科・属名:モクレン科・モクレン属/原産地:中国/学名:Magnolia liliiflora

分類: 落葉低木
寒さ: 強い
暑さ: 強い
樹高: 3m〜5m
花径: 5cm〜6cm、花びらの長さ約10cm
花色:
場所: 日向
水やり: 庭木(普通)
肥料: 固形油粕などを。
増やし方: 挿し木、接ぎ木
作業: 剪定
花芽分化: 6月頃〜
用途: 庭木、シンボルツリー
花言葉: 自然への愛、持続性
通販店: 楽天市場にあり
この仲間は90種類ぐらいがあるそうです。紫色の花をしたもがモクレンと呼ばれ、同じく上向きで半開きの白い花を咲かせるのはハクモクレンと呼ばれています。花色が異なるだけでよく似ていますが、開花はモクレンの方が遅く樹高が低いです。この仲間は1億年ぐらい前の化石から見つかったそうで、世界最古の樹木と言われています。

磁石の木

モクレンの仲間は早春の蕾を見ると方向が分かるので、磁石の木と呼ばれる事があります。春になって蕾が膨らんでくると、太陽のある南側が成長して蕾の先端が北を向きます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向
植え付け 植え付け 植え付け
剪定 不要枝 剪定
肥料 寒肥

モクレン
4月下旬、植物園

モクレン2
4月下旬、植物園

モクレンの全体
3月下旬、植物園

モクレン3
3月下旬、植物園

モクレンの育て方

植え付け場所

日当たりが良く保水性のよい所を好みます。隣に迷惑にならない所など広いスペースのある所に植えつけるようにします。大きめの植え付け穴を掘って腐葉土や堆肥を混ぜ込んで植えつけます。 時期は葉が落葉している11月から2月頃、寒さの厳しい日が続く時は避けた方がよいです。

剪定について


1月上旬(花芽)
剪定せずに放置しておいた方が花付きはよくなるのですが、大きくなり過ぎてしまったら、花が終わったら剪定をして樹形を抑えるとよいです。花芽は6月頃に着くので、4月までに行ってしまうようにします。冬には花芽が見えるので、必要な花芽を残して、それ以外の不要枝を剪定してもよいです。

肥料

冬の1月から2月頃に寒肥として骨粉入りの固形油粕などを蒔いておくとよいです。

増やし方

挿し木

3月頃に長さ15cmぐらいの前年枝を挿し穂に利用します。

接ぎ木

台木にコブシを利用して、3月頃に前年枝を挿し穂に利用します。

種まき(実の成る種類)

10月頃に採った実を洗って、湿らせた砂などに埋めて保存し、春の3月頃に蒔くとよいそうです。発芽率はあまりよくないそうで、保存環境で成果が異なるようです。採り蒔きも兼ねて行ってみてもよいと思います。

病気や害虫

種類によって裏うどんこ病が発生する事があります。害虫は少ない方ですが、発生したら殺虫剤で駆除します。
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