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ムラサキルーシャン

別名:リンゴアザミ(林檎薊)、セントラセラム
科・属名:キク科・ケントラタルム属/原産地:中南米、西インド諸島/学名:Centratherum punctatum

分類: 多年草


寒さ: やや弱い(0度以上)
暑さ: 強い
草丈: 30cm〜50cm
花径: 約 3cm
花色: 紫色
種まき: 春まき
増やし方: 挿し木、株分け
場所: 日当たりを好むが真夏は半日陰。
冬は凍らない所や室内へ。
用途: 鉢植え、花壇、ハーブ
花言葉: 満足
ムラサキルーシャンはアザミのような紫色の花を咲かせます。葉がリンゴのような香りがする事から別名、リンゴアザミとも呼ばれています。ハーブの仲間で香りを楽しむポプリなどに利用されるようです。耐寒性はありませんが、庭に植えておくとこぼれ種で翌年も開花する事があります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向(霜よけ・0度以上) 日向 半日蔭 日向 日向(霜よけ)
種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
挿し木 挿し木 挿し木
切り戻し 切り戻し
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が乾けば与える 控えめ

ムラサキルーシャン
11月中旬、自宅の庭

ムラサキルーシャンのアップ
11月中旬、自宅の庭

ムラサキルーシャン2
11月中旬、自宅の庭

ムラサキルーシャン3
11月中旬、自宅の庭

ムラサキルーシャンの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てますが、夏の強い日差しを嫌うので、夏は強い日差しを避けた半日蔭で育てます。冬の寒さにはあまり強くありませんが、暖地では霜の当たらない軒下などで越冬します。凍りそうな日は室内に入れるとよいです。

水やり

鉢土の表面が乾けば与えます。乾燥を嫌うので生育期は水切れさせないようにします。冬は控えめに与えます。

植え付け

春に苗が売られている事があるので、入手したら植え付けます。鉢植えの用土は普通の花の培養土でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などです。庭では西日を避けた日当たりのよい所に、水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥えに牛糞などを混ぜ込んで植え付けます。冬の寒さには強くないので、庭植えでは秋に挿し木して苗を室内で越冬させ、春に苗を植え付けるとよいです。

植え替え

冬を越えた鉢植えの植え替えは春の3月頃に行うとよいと思います。必要なら株分けを兼ねて植え替えます。用土は植え付けの項目と同じです。

肥料

あまり肥料は多く必要ありません。鉢植えでは春と秋に緩効性の化成肥料などを置き肥したり、液体肥料を定期的に与えます。庭では元肥えに牛糞などを混ぜ込んで植え付ければよいです。

増やし方

挿し木

挿し木で増やす事ができます。寒さに弱く冬に枯れてしまう事があるので、秋に挿し木して、冬を室内の日当たりのよい所で越冬させて春に植え付けるとよいです。

株分け

株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。

種まき

種まきでも増やす事ができます。時期は春の4月頃に行います。発芽までに時間がかかるので、水切れに注意してください。庭に植えておくとこぼれ種で発芽する事があります。
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