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ムシトリスミレ (虫取り菫)

科・属名:タヌキモ科・ムシトリスミレ属/原産地:日本、メキシコなど世界各地/学名:Pinguicula

分類: 多年草、食虫植物


寒さ: 温帯低地性(やや弱い、0度以上)
熱帯高地性(弱い、5度以上)
開花時期: 6月〜8月
草丈: 10cm〜15cm
花径: 1.5cm〜3cm
花色: 紫、ピンク、白
植え替え: 2月中旬〜3月中旬
種まき: 春まき
増やし方: 株分け、葉挿し
場所: 温帯低地性(日当たりを好むが、夏は涼しく明るい日陰、冬は凍らない所)
熱帯高地性(半日蔭を好む、冬は5度以上)
用途: 鉢植え
通販店: 楽天市場にあり
ムシトリスミレは食虫植物で、葉に粘液があり虫を捕らえて養分にします。スミレの仲間ではありませんが、花が菫によく似ているのでこのような名前になっています。世界各地に80種類ほどが分布しており、生息地によって性質が異なります。高山性のものは暑さに弱く育てにくいですが、一般に売られているものは温帯低地性の種類が多く、比較的育てやすい種類です。湿った岩場などに生息するので水を好み、水苔などに植えられて育てられています。下のはムシトリスミレ・アフロディーテという大型のムシトリスミレで花が3cmぐらいと大きいです。
ムシトリスミレ
ムシトリスミレ
5月下旬、自宅の鉢植え

ムシトリスミレの全体
5月下旬、自宅の鉢植え

葉に引っ付いて動けなくなった虫
5月下旬、自宅の鉢植え

ムシトリスミレの育て方(温帯低地性)

こちらは育てやすい温帯低地性(アメリカンピンギ)の虫取り菫の育て方になります。その他、熱帯高地性(メキシカンピンギ)、温帯高山性(ヨーロピアンピンギ)などがあり少し育て方が異なります。

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てますが、夏の暑さを嫌うので夏は風通しがよい明るい日陰で育てます。冬の寒さにはさほど強くないですが、暖地では戸外の日当たりがよく霜の当たらない軒下などで越冬できます。何度も凍ると枯れる事があるので、凍りそうな寒い日は室内に入れます。

水やり

湿った所に生息しているので水を好みます。水苔などに植えて、鉢土が乾く前に与えます。水を好むので生育期の春から秋は水を貯めた受け皿に鉢を乗せて腰水栽培すると楽です。

植え替え

用土は水を好むので水苔に植えるとよいと思います。時期は3月から4月頃に必要なら株分けを兼ねて植え替えます。

増やし方

株分け

子が増えるので株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。

葉挿し

葉挿しでも増やす事ができます。浅鉢などに湿らした水苔などに敷いて、その上に葉を置くだけで発根して子ができます。子が少し大きくなったら鉢上げします。

種まき

春の5月頃に種まきして増やす事ができます。

肥料

痩せ地で育つので肥料は必要ありません。戸外で育てていると虫が葉に引っ付いて離れられず養分になります。

花茎切り

花が咲き終わったら花茎を切りとします。種を採りたい時は残しておきます。
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