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ノースポール

別名:クリサンセマム・パルドサム
科・属名:キク科・フランスギク属/原産地:北アフリカ、地中海沿岸/学名:Leucanthemum paludosum

分類: 一年草


寒さ: 強い
暑さ: 暑さで枯れる
草丈: 15cm〜25cm
花径: 2cm〜3cm、スノーランド(3.5cm〜4cm)
花色:
種まき: 秋まき
発芽温度(15℃〜20℃)
箱まき、ポットまき
場所: 日当たりを好む
用途: 花壇、鉢植え、寄せ植え
花言葉: 誠実
通販店: 楽天市場にあり
ノースポールは初春から春に白い花を咲かせる1年草の草花です。花の大きさは3cmぐらいの小さい花が沢山咲きます。草丈は25cmぐらいと低いのでプランターに植えられたり、花壇の縁に植えられているのを見かける事があります。とても育てやすい草花で、こぼれ種で翌年も花を咲かせる事が良くあります。今はフランスギク属に分けられていますが、以前はクリサンセマム属(キク属)だった事から、今もその名前が使われる事があります。花が一回り大きく早咲きのスノーランドという品種もあり育て方は同じです。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向 日向
種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け 苗の植え付け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 表面が乾けば与える 表面が乾けば与える
ノースポール ノースポール
ノースポール ノースポール

ノースポールの育て方

育てやすい植物です

秋に種まきしたり、売られている苗が植えられます。日当たりがよい所でよく花を咲かせ、肥料や水やりは標準的です。氷点下5度ぐらいの日が続く地域での越冬は困難ですが、暖地では霜よけせずに容易に越冬します。早ければ2月から花を見る事ができ、3月から5月にかけて次々と花を咲かせます。6月頃になると暑さで枯れる一年草植物になります。

苗の植え付け

秋から春にかけて苗が売られている事があります。沢山植えると白花のカーペットのように咲き、異なる色の花と寄せ植えすると映えて見えます。ビオラやパンジーと寄せ植えする場合は、ノースポールの方が草丈が少し高くなるので、配置に気をつけて植えるとよいです。

庭植え

庭植えのノースポール
日当たりがよければ特に場所は選びません。水はけが悪いようなら腐葉土を、完熟牛糞などの堆肥を混ぜて植えるとよいです。20cmぐらいの間隔をあけて植え付けます。

鉢植え

プランターのノースポール
鉢植えの用土は花の培養土を利用したり、自分で作る場合は赤玉土6、腐葉土4など自分好みの標準的な土でよいです。65cmプランターでは4株ぐらいを目安に植えるとよいです。

種まき

秋の9月下旬から10月頃に蒔くことができます。方法は箱まきするとよいです。葉が触れ合うようになったら間引きして、本葉が3枚ぐらいになったらポットに仮植えして苗を作るとよいです。ポットに根が回ってきたら11月頃までに植え付けます。

鉢植えの管理

日当たりの良い所に置きます。寒さには強く霜に当たっても枯れませんが、北風の当たらない軒下などに置いた方が、早く花が咲きやすいです。肥料は秋から春まで緩効性の化成肥料や液体肥料を定期的に与えるとよいです。水やりは標準的でよく、表面が白く乾いたら与えます。

庭の管理

雪に耐える植えた苗(ノースポール)
雪に耐える植えた苗
植え付け後しばらくは土を乾かし過ぎないように水やりしますが、根付けば自然の雨だけで水不足になる事はないです。冬の霜よけは暖地では必要ありませんが、氷点下の日が続く寒い地域ではしておいた方が良いです。肥料は秋と春に化成肥料を追肥するぐらいでよいです。

種採り

花が茶色く枯れたら種を採っておいて秋にまた蒔く事ができます。花壇では来年また咲いて欲しい所に、茶色く枯れた花がらを手で揉んで落としておくと、秋になるとその辺りに芽を出す事がよくあります。

こぼれ種の移植

秋になると植えていた所付近からこぼれ種で芽を出している事が良くあります。移植には強いので、スコップなどで根を切らないよう土の塊ごと、好きな所に移植するとよいです。発芽したものが小さい場合は、ポットに植えて苗を作ってもよいです。
こぼれ種(ノースポール)
こぼれ種
こぼれ種の移植(ノースポール)
こぼれ種の移植
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