トップサイネリア 花と観葉植物(葉っぱの岬)管理人の育てる環境

サイネリア

別名:シネラリア
科・属名:キク科・ペリカリス属/原産地:アフリカのカナリア諸島/学名:Senecio cruentus

分類: 一年草(本来は多年草)


寒さ: 弱い(5度以上)
暑さ: 暑さで枯れる
草丈: 20cm〜40cm
花径: 2.5cm〜7cm
花色: 紫、桃色、青など
種まき: 夏まき、秋まき
発芽温度(20℃前後)
ポットまき、箱まき、ピートバンなど(覆土しない)
冬はフレーム内(5度以上)
場所: 日当たりを好みます。冬は室内。
用途: 鉢植え
花言葉: 元気、常に快活
紫(悩める思い出、喜び)
青(恋の悩み)
白(望みある悩み)
青紫(元気)
通販店: 楽天市場にあり
サイネリアは冬から春にとても美しい花を咲かせます。花色がとても豊富で、単色でも薄い色から濃い色、また花びらの先が違う色をした蛇の目入りもあります。種類は7cmぐらいで大輪の花を咲かせるものから、2.5cmぐらいの小輪の花を咲かせるものがあり、主に出回っているのは中輪の花で蛇の目模様をしたダルマ系というものです。花の時期は冬から春で、冬は温室で育てられた開花株が売られています。本来は多年草なのですが、原産地がカナリア諸島で冬の平均気温が18℃ぐらい、夏の平均気温が24℃ぐらいと涼しく、日本の夏の暑さに耐え切れず枯れてしまうので、一年草扱いされています。同じ仲間で木立性セネシオという種類もあります。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花 開花
場所
室内の日向 日向 室内の日向
夏蒔き
種まき 仮植え
秋蒔き
種まき 仮植え
植え付け
苗の植え付け 苗の植え付け
肥料
肥料 肥料
鉢の水やり
鉢土の表面が乾けば与える 鉢土の表面が乾けば与える

サイネリア
12月下旬(温室)、植物園

サイネリア(紫)
1月下旬(温室)、植物園

サイネリア(ピンク)
2月中旬(温室)、植物園

サイネリア(薄いピンク)
12月下旬(温室)、植物園

サイネリア(青)
1月中旬(温室)、植物園

サイネリア(濃いピンク)
2月中旬(温室)、植物園

サイネリアの全体
1月中旬(温室)、植物園

沢山のサイネリア
2月上旬(温室)、植物園

サイネリアの育て方

場所

冬に開花株を購入した場合、綺麗に花を咲かせ続けるには10度〜20度ぐらいが必要になるので、暖かい室内の日当たりのよい窓辺などで育てます。温度が25度以上になると花の寿命が短くなるので、あまり暖か過ぎてもいけません。開花していない株なら5度以上あれば日当たりのよい所で越冬できますが、出来るだけ暖かくして春に開花させます。 桜の咲く頃になったら戸外の日当たりのよい所に置きます。暑さには強くないので、夏になると通常は枯れてしまいます。

購入後の植え替え

とても根の張る植物で、業者は2ヶ月に1回は植え替えをしています。購入後は根が詰まっている事が多いので、もし根詰まりしているようなら根鉢を壊さないよう一回り大きな鉢に植え替えます。用土は植えられている土を真似て作りますが、できなければ花用の良質な培養土、自分で作る場合は赤玉土6、腐葉土3、ピートモス1ぐらいを利用します。下の写真は根詰まりしてすぐに水切れするので、根鉢を壊さずに一回り大きい鉢に植え替えた時のものです。4月下旬頃に撮ったのは室内にありますが、戸外の日当たりのよい霜の心配のない所で育てていました。少し葉を絵描き虫にやられてしまいましたが、蕾が多い状態から購入すると結構長く花を楽しむ事が出来ます。
3月下旬 4月下旬
サイネリアの植え替え前 サイネリアの植え替え後

寄せ植え

冬に購入した苗を寄せ植えすると、見ごたえのある姿になります。大きな鉢に土を入れて寄せ植えしてもよいですし、鉢をボール鉢や箱型のプランターなどにそのまま並べて楽しんでもよいです。写真は小鉢をボール型に並べて寄せているものです。
小鉢の寄せ植え

水やり

鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。水切れすると萎えるので、あまり乾燥させないように注意してください。

肥料

肥料切れを嫌います。緩効性の化成肥料を置き肥したり、花用の液体肥料を1週間から2週間に1回ぐらい与えるようにします。肥料切れすると花が小さくなってよい花が咲かなくなります。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

花がら摘み

花が終わってきたら、花茎の分かれ目を摘み取ります。終わりかけた花を摘む事で次の花を咲かせやすくします。サイネリアは上から下に向かって花が咲く植物です。

花後の切り戻し

冬に購入して花が終わったら、全体的の3分の1を目安に、花を咲かせた茎元の節の位置を切り戻し、3月〜4月にまた花を咲かせます。購入後に植え替えしていない株は、根が詰まっていることがあるので、根鉢を壊さずに一回り大きな鉢に植え替えるとよいです。

種まきから育てる

時期は初夏の6月中旬から7月上旬頃に種を蒔くと1月中旬から3月頃の開花、秋の9月頃に種まきをすると3月から5月中頃に開花します。夏に蒔くと花数が多くなってよいのですが、夏の暑さを嫌うので暑さ対策が難しいです。冬頃にお店に並んでいる株は、初夏頃に標高の高い所などで種まきして育て、冬は逆に暖かくして花を咲かせ、お店に出荷しているようです。一般には秋の涼しくなった9月頃に種を蒔いた方が育てやすくてよいです。種まきの方法はポットまき箱まき、種が小さいのでピートバンを利用してもよいと思います。好光性なので覆土はせずに行います。箱まきでは本葉が5枚ぐらいになったらポットに仮植えします。定植時には元肥にマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んで定植するとよいです。冬の寒さには強くないので、5度以上の日当たりのよい室内で越冬させます。下はポットまきして冬をサンルームの中で越させて花を咲かせたものです。春に小さなタンポポのような種が採れるので、採っておいて種を播いてもよいと思います。
10月下旬 2月上旬 3月中旬

種まき後

随分大きくなった

定植

開花してきた

害虫(アブラムシ、絵描き虫)

花にアブラムシが発生する事があるので、見つけたら殺虫剤を散布しておきます。また、葉を絵描き虫に食べられて、模様のようなものが着く事があります。その他は花の病気と害虫駆除のページを参考にしてください。