トップシクラメン 花と観葉植物(葉っぱの岬)管理人の育てる環境

シクラメン

別名:カガリビバナ(篝火花)
科・属名:サクラソウ科・シクラメン属/原産地:地中海沿岸/学名:Cyclamen

分類: 球根植物
寒さ: 弱い
暑さ: やや弱い
草丈: 20cm〜40cm
花径: 5m〜8cm
花色: 桃色、赤、白、黄色など
場所: 日当たりを好む(夏は明るい日陰)
用途: 鉢植え
花言葉: 清純、内気、はにかみ
赤(はにかみ、きずな、愛情)
白(嫉妬、思いやり、緻密な判断)
ピンク(憧れ、内気、はにかみ)
通販店: 楽天市場にあり
シクラメンは球根植物で地中海沿岸に20種類ほどの原種があり、山林や岩の裂け目など涼しい半日陰の所に生息しています。一般に出回っているのは品種改良された園芸品種で、冬の花が少ない時期に咲かせる貴重な花です。花持ちがよく、蕾が多いと長い期間花を楽しむ事ができます。上に向かって咲く花と葉のバランスも良く美いです。昔から人気のある植物で、部屋に飾られたり、冬のギフトとしても人気があります。花色は桃色、赤、白が主ですが黄色もあります。花びらが霞がかったように他の色の混じったものや縁が他の色をしたものもあります。芳香は大輪から中輪咲きはないものが多いですが、小型の品種には香るものがあります。

鉢花の選び方

蕾の多くあるものがよいです。蕾の大きさもすぐに咲きそうなもの、中ぐらいに伸びて膨らんだもの、出たばかりの小さなものが混じると花の咲いた状態が長く楽しめます。葉も濃く張りがあって、数が多い方が花を多く咲かせます。

花の大きさによる分別

大輪から中輪咲き

ギフト用としてラッピングされたものを見かけます。6号鉢ぐらいに植えられた8cmぐらいの花を咲かせる大輪から4号鉢ぐらいに植えられた5cmぐらいの花を咲かせる中輪などがあります。一重咲きが多く花びらの周りがギザギザしたフリンジ咲きなどもあります。八重咲きもあって葯がなく花粉が出ないので花の寿命が長いです。このページでは比較的大きな花を咲かせるタイプの育て方を紹介しています。

ミニシクラメン

花の大きさは3cmから4cmぐらいで、寒さには比較的強く暖地では霜の当たらない軒下でも越冬します。色々な種類があるのですが、中でも庭植えできるほど寒さに強いガーデンシクラメンというのもあり、育て方が容易で異なるので別ページに紹介しています。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花 開花
場所
室内の日向 日向 明るい日陰(雨よけ) 日向 室内の日向
植え替え
非休眠 植え替え
肥料
肥料 非休眠のみ 肥料
鉢の水やり
鉢土の表面が乾けば与える 非休眠のみ 鉢土の表面が乾けば与える

シクラメン
12月中旬、植物園

沢山のシクラメン
1月上旬、植物園

シクラメンの全体
12月下旬、自宅の鉢植え

シクラメン(ピンクと白)
1月上旬、植物園

シクラメン(白)
1月上旬、植物園

フリンジ咲き
11月中旬、植物園

シクラメンの育て方

開花株の管理

秋から冬にかけて開花株がよく売られています。底面給水鉢という、鉢底から水を入れて育てるタイプのものがよく売られています。

場所

寒さには強くないので、秋から冬に購入した開花株は室内の日当たりのよい所で育てるようにします。また、涼しい所に生息しているので高温を嫌うので、暖か過ぎると花が咲かなくなり姿が乱れやすくなります。冬の夜間は10度前後の所、昼間はだきるだけ20度以上にならない日当たりのよい窓辺などに置くようにします。また、置き場所が変わると、環境の変化で葉の色が黄色くなる事があるので、少しずつ慣らせるようにします。もし、枯れが止まらない場合は、病気も考えられます。

水やり

寒い時期は昼間の暖かい時間に与えるようにして、水を15度から20度ぐらいに温めた方がよいです。 鉢の上から与える場合は、病気にならないよう葉や球根を避けるようにして与えます。
底面給水鉢
鉢底に水が貯められるようになっていて、そこから不織布が用土の中に入って水分が渡るようになっています。水が減ったら水差しなどを使って、鉢底の半分ぐらいになるよう足せばよいだけです。用土の上層の肥料分の濃くなりやすいので、月に1回ぐらい水をたっぷりと与えて洗い流すとよいです。
普通の鉢植え
過湿にすると根腐れする事があるので、鉢土の表面が白く乾いたらたっぷりと与えます。受け皿に溜まった水は必ず捨てるようにします。

肥料

液体肥料を月に1、2回ぐらい与えます。肥料切れすると花が小さくなる事があるので注意してください。

花がら摘み

咲き終わった花は早めに摘み取って、次もよい花を咲かせるようにします。枯れた葉も、病気にならないよう切り取ります。

葉の乾燥とホコリ

軽く濡らしたティッシュなどで、ホコリを取ってやるとよいです。また葉の乾燥を防ぐ効果もあります。

花後の管理

4月から6月上旬まで

戸外の日当たりのよい所で育て、日差しの強くなる前の6月上旬頃まで日光に当て、肥料と水やりはこれまで通りにして育てます。 夏に休眠させない方法で越させる場合は、4月頃に根鉢を壊さずに一回り大きな鉢に植え替えます。

夏越し(6月中旬から9月まで)

暑さがとても苦手な植物なので、暑さで枯らてしまう事があります。夏越しの方法は、水を切って休眠させてる方法と、水を与えて休眠させない方法があります。 底面給水鉢では水を切らさない方法が向いています。
水を切って休眠させる方法
水やり 6月中旬頃になったら水やりを中止して休眠させます。
場所 雨の当たらない、風通しがよく、涼しい日陰で休眠させます。
肥料 与えません
秋の植え替え 9月になったら、古い土を全て取り除き、球根の根を半分ぐらい切り落とし、新しい土に植え替えます。
水を与えて休眠させない方法(非休眠)
春の植え替え 4月に根鉢を壊さないよう、一回り大きな鉢に植え替えます。
水やり 鉢土の表面が白く乾いてから与えます。
場所 雨の当たらない、風通しがよい涼しい半日陰で育てます。
肥料 肥料は通常の2倍ぐらいに薄めた液体肥料を、月に2回ぐらい与えます。
秋の植え替え 9月になったら、根鉢の3分の1程度を崩してから植え替えます。

植え替え用土

赤玉土(小粒)6、腐葉土4などに、元肥としてマガァンプK(中粒)などを混ぜておきます。底面給水鉢ではピートモスとパーライトを1割ずつ足すとよいです。植える際は球根の半分ぐらいが地上に出るように植えつけます。

秋の植え替え後の管理

植え替え後の1週間ぐらいは、直射日光に当てないようにします。10月の下旬まで日当たりのよい戸外で育て、11月になったら室内の日当たりのよい室内で育てます。 その後は開花株の管理と同じです。

病気や害虫

灰色かび病や軟腐病が発生することがあります。灰色かび病の予防は枯れ葉と花がらは摘み取り、殺菌剤を散布しておくと安心です。病気になってしまったら、早めに取り除くようにします。軟腐病になると球根が柔らかくなって腐り回復は困難です。他のに伝染してしまうので、処分するようにします。その他は花の病気や害虫を参考にしてください。
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