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ジギタリス別名:キツネノテブクロ(狐の手袋) |
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科・属名:オオバコ科・ジギタリス属/原産地:ヨーロッパ原産/学名:Digitalis |
ジギタリスの育て方植え付け秋にポット苗が売られている事があるので購入したら植え付けます。春にポット苗を植えた場合は翌年の開花になるかもしれません。庭植え日当たりのよい所から午前中の日光がよく当たる半日陰に、苦土石灰と完熟牛糞などの堆肥、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜ込んで30cmぐらいの間隔で植え付けます。鉢植え水はけのよい土を好みます。花の培養土にパーライトを2割ぐらい混ぜて水はけをよくしたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト2などを使用するとよいです。 鉢植えの大きさは1mぐらいの高さになるものは6号鉢に一株を目安に植え付けます。場所日当たりのよい所を好みますが、午前中の日光が当たるような半日蔭でも育ちます。本来は多年草なのですが夏の暑さを嫌い、暖地では花後に枯れてしまう事が多いです。春に種まきをしたポット苗は、夏を風通しの半日蔭で越させれば比較的容易に超えてくれます。高温多湿を嫌うので、鉢植えでは梅雨の長雨を避けた所に置くとよいです。冬の寒さには強いので、暖地では特に霜よけの必要はありません。水やりやや過湿を嫌います。鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えればよいです。庭では植えつけ後、しばらく乾かし過ぎないように注意しますが、その後は雨が降らず、乾き過ぎるようなら与えるぐらいでかまいません。肥料あまり多く必要ありません。鉢植えでは春と秋に緩効性の化成肥料を置き肥して、葉色が悪くなったら液肥を追肥するとよいです。庭では完熟堆肥などを混ぜ込んで植え付け、秋と春に生育を見ながら化成肥料を追肥するとよいです。その他は肥料の使い方を参考にしてください。種まき春に蒔いた場合は翌年の開花、秋に蒔いた場合は早ければ翌年、遅くなると翌々年の開花になります。種が細かく好光性なので覆土はせず、平鉢に蒔いて鉢底の受け皿から給水させたり、ピートバンに蒔いてもよいです。春まきこちらの方が翌年に開花させやすいと思います。時期は4月から5月頃に行うとよいです。本葉が2、3枚になったら9cmポットに仮植えして、夏を風通しのよい半日蔭で越させて9月下旬から10月までに定植するとよいです。下のは7.5cmポッに仮植えしましたが、秋には大きくなって窮屈になってしまい、肥料不足もあって葉色が悪くなってしまいました。ある程度大きくなったら緩効性の化成肥料を置き肥したり液肥を与えるとよいです。
秋まき9月中に種を蒔いて本葉が2、3枚になったらポットに仮植えします。11月上旬までに定植して、春までにできるだけ大きく育てる事ができれば翌年に開花します。支柱立て1mぐらいの高さになるものは必要ありませんが、人の背丈ほどになるものは雨の重みや強風で傾く事があるので支柱で支えておくとよいです。花茎切り花の咲き終わった花茎を株元から切り取ります。種を採りたい場合は残しておきます。種採り花後に種が採れるので翌年も蒔く事ができます。自家受粉なので交雑し難いです。株分け暖地では開花後に暑さで枯れる事が多いですが、夏をうまく超えると秋に子株が発生するので分けて増やす事ができます。病気や害虫アブラムシやハダニが発生する事があるので、花茎が伸びてきたら殺虫剤を散布して予防しておくとよいです。 |
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