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ジギタリス

別名:キツネノテブクロ(狐の手袋)
科・属名:オオバコ科・ジギタリス属/原産地:ヨーロッパ原産/学名:Digitalis

分類: 二年草または短命多年草
寒さ: 強い
暑さ: やや弱い
草丈: 約70cm〜200cm(種類による)
花径: 約 2〜4cm
花色: 紫、白、桃色など
種まき: 春、秋
発芽温度(15℃〜20℃)
平鉢、ピートバンなど
場所: 日向〜半日蔭(夏は半日蔭)
用途: 花壇、鉢植え、切り花
花言葉: 熱愛、胸の思い、不誠実、隠されぬ恋
通販店: 楽天市場にあり
ジギタリスはヨーロッパ原産の草花です。草丈の低いロゼット状で育ち、そこから高くなる花茎を伸ばして、長いベル状の花を沢山咲かせます。いくつかの種類があって二年草扱いのものが主に出回っていますが、多年草であまり寿命の長くないタイプもあります。花茎の高さは低いもので70cmぐらい、高いもので人の背丈を超えるものもあります。春に種まきすると翌年に開花しますが、秋に蒔いた場合はうまく大きく育てば翌年に咲き、あまり大きく育っていない場合は翌々年の開花になる事があります。やや乾燥した所を好むので、水はけが悪いと根腐れする事があり、冬の5度以下の低温に6週間以上当たってから花芽が付く性質があります。毒草で葉がコンフリーに似ているので注意が必要です。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
場所
日向〜半日蔭 半日蔭 日向〜半日蔭
種まき
種まき 種まき
植え付け
苗の植え付け
肥料
肥料 肥料
鉢の水やり
鉢土の表面が乾けば与える(過湿は嫌う)

ジギタリス(紫色)
5月上旬、自宅の鉢植え

ジギタリスの全体
6月上旬、公園

白のジギタリス
5月中旬、自宅の庭

ジギタリスの花序
5月中旬、自宅の庭

ジギタリスの葉
5月中旬、自宅の庭

ジギタリスの全体2
5月中旬、自宅の庭

ジギタリスの育て方

植え付け

秋にポット苗が売られている事があるので購入したら植え付けます。春にポット苗を植えた場合は翌年の開花になるかもしれません。

庭植え

日当たりのよい所から午前中の日光がよく当たる半日陰に、苦土石灰と完熟牛糞などの堆肥、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜ込んで30cmぐらいの間隔で植え付けます。

鉢植え

水はけのよい土を好みます。花の培養土にパーライトを2割ぐらい混ぜて水はけをよくしたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト2などを使用するとよいです。 鉢植えの大きさは1mぐらいの高さになるものは6号鉢に一株を目安に植え付けます。

場所

日当たりのよい所を好みますが、午前中の日光が当たるような半日蔭でも育ちます。本来は多年草なのですが夏の暑さを嫌い、暖地では花後に枯れてしまう事が多いです。春に種まきをしたポット苗は、夏を風通しの半日蔭で越させれば比較的容易に超えてくれます。高温多湿を嫌うので、鉢植えでは梅雨の長雨を避けた所に置くとよいです。冬の寒さには強いので、暖地では特に霜よけの必要はありません。

水やり

やや過湿を嫌います。鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えればよいです。庭では植えつけ後、しばらく乾かし過ぎないように注意しますが、その後は雨が降らず、乾き過ぎるようなら与えるぐらいでかまいません。

肥料

あまり多く必要ありません。鉢植えでは春と秋に緩効性の化成肥料を置き肥して、葉色が悪くなったら液肥を追肥するとよいです。庭では完熟堆肥などを混ぜ込んで植え付け、秋と春に生育を見ながら化成肥料を追肥するとよいです。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

種まき

春に蒔いた場合は翌年の開花、秋に蒔いた場合は早ければ翌年、遅くなると翌々年の開花になります。種が細かく好光性なので覆土はせず、平鉢に蒔いて鉢底の受け皿から給水させたり、ピートバンに蒔いてもよいです。

春まき

こちらの方が翌年に開花させやすいと思います。時期は4月から5月頃に行うとよいです。本葉が2、3枚になったら9cmポットに仮植えして、夏を風通しのよい半日蔭で越させて9月下旬から10月までに定植するとよいです。下のは7.5cmポッに仮植えしましたが、秋には大きくなって窮屈になってしまい、肥料不足もあって葉色が悪くなってしまいました。ある程度大きくなったら緩効性の化成肥料を置き肥したり液肥を与えるとよいです。
5月上旬(2012年) 6月上旬(2012年) 10月上旬(2012年)

種まき後

仮植え

定植前(窮屈で肥料不足に)
10月上旬(2012年) 3月上旬(2013年) 5月中旬(2013年)

定植後

随分大きくなった

開花

秋まき

9月中に種を蒔いて本葉が2、3枚になったらポットに仮植えします。11月上旬までに定植して、春までにできるだけ大きく育てる事ができれば翌年に開花します。

支柱立て

1mぐらいの高さになるものは必要ありませんが、人の背丈ほどになるものは雨の重みや強風で傾く事があるので支柱で支えておくとよいです。

花茎切り

花の咲き終わった花茎を株元から切り取ります。種を採りたい場合は残しておきます。

種採り

花後に種が採れるので翌年も蒔く事ができます。自家受粉なので交雑し難いです。

株分け

暖地では開花後に暑さで枯れる事が多いですが、夏をうまく超えると秋に子株が発生するので分けて増やす事ができます。

病気や害虫

アブラムシやハダニが発生する事があるので、花茎が伸びてきたら殺虫剤を散布して予防しておくとよいです。
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