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ジャーマンアイリス別名:ドイツアヤメ(独逸菖蒲) |
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科・属名:アヤメ科・アヤメ属/原産地:地中海沿岸/学名:Iris germanica |
ジャーマンアイリスの育て方植え付け球根のみ秋に売られている事があるので、8月中旬から9月頃に行うとよいです。冬にほとんど成長しないので、遅くなってしまうと生育期間が短く開花しないで終わる事があるので、早めに行った方がよいと思います。ポット苗8月中旬から11月上旬頃に行うのが理想的ですが、売られていれば春の2月中旬から3月中旬頃にも行えます。方法球根は全て埋めずに、下半分を軽く埋めるぐらいに行います。原種が乾いた所に生息しているため、とても水はけのよい土地を好み、また酸性土壌を嫌います。鉢植えでは7号鉢に1球、9号鉢に2球を目安に、用土は赤玉土(小粒)6、腐葉土2、パーライト2などに植え付けます。花壇では日当たりのよい所に、苦土石灰を多めに入れ、腐葉土を混ぜて水はけをよくするとよいです。間隔は30cmから40cmぐらい、水が溜まらないようやや高くします。場所日当たりと水はけのよい所を好みますが、昼まで直射日光がよく当たる半日陰の所でも育てる事ができます。乾燥には強く多湿を嫌うので、梅雨の長雨には当てないよう、鉢植えでは軒下などに移動させるとよいです。冬の寒さには強いので、特に防寒しなくても大丈夫です。水やりアヤメの仲間で水を好む印象がありますが、原種は地中海沿岸という夏にあまり雨が降らない所に生息していたので、夏の過湿を嫌い乾燥には強いです。鉢植えでは鉢土の表面が白くなってから与えるようにて、梅雨の長雨などにも当てないよう、軒下などに移動させた方がよいです。庭植えでは乾燥に強いので特に与えなくても大丈夫です。肥料多肥を嫌います。3月、10月に一回ずつ、鉢植えでは緩効性の化成肥料を、花壇では速効性の化成肥料などをを与えるぐらいでかまいません。窒素分の多い肥料を与えると病気にかかりやすいので、鶏糞や油かすなどは与えないようにします。その他は肥料の使い方を参考にしてください。支柱立てと花がらの処理花茎が長く伸びると、蕾の重さで倒れてしまう事があります。倒れないよう支柱で支えておくとよいです。花茎の先には数輪の花を咲かせるので、咲き終わったら花がらは切り取って次の蕾にもよい花を咲かせるようにします。花茎全ての花が咲き終わったら、根本から切り取ります。花の蕾は首が折れやすいので、支柱立ての時などに折らないように注意してください。植え替えと株分け
軟腐病に注意用土が過湿になって窒素分の多い肥料を与えると、軟腐病にかりやすいので注意してください。この病気になってしまうと、球根が腐って葉が枯れてしまいます。他の球根に伝染してしまうので、移らないよう掘りあげて焼却処分します。窒素分の多い肥料は与えないようにして、鉢植えでは梅雨の長雨などには当てないよう、軒下などに移動しておくとよいです。庭植えでも梅雨のシーズンに雨よけをすると、ある程度予防する事ができます。その他、病気や害虫については花の病気と害虫駆除を参考にしてください。 |
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