トップサルビア・スプレンデンス 花と観葉植物(葉っぱの岬)管理人の育てる環境

サルビア・スプレンデンス

別名:ヒゴロモソウ(緋衣草)
科・属名:シソ科・サルビア属/原産地:メキシコ、ブラジル、アメリカなど/学名:Salvia splendens

分類: 一年草


寒さ: 冬に絶える
暑さ: 強い
草丈: 40cm〜60cm
花径: 約 1cm
花序: 10cm〜20cm
花色: 赤色、白、ピンク
場所: 日向
種まき: 春まき(4月下旬〜5月)
発芽温度(20℃〜25℃)
箱まき、ポットまき
増やし方: 挿し芽
用途: 花壇、鉢植え、切り花、ハーブ
花言葉: サルビア(燃える思い、知恵、家族愛)
サルビアの仲間は数百種ありとても多いです。サルビアというとこの赤い花を咲かせるスプレンデンスの事をさす事が多いです。花色は赤が一般的ですが、ピンク、白花を咲かせる種類があります。開花時期は長いですが、主に初夏と秋に沢山花を咲かせます。子供の頃、花の先を引っ張って抜き、花の蜜を吸っていたのを思い出します。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向
種まき 春まき
植え付け 苗の植え付け
挿し芽 挿し芽
切り戻し
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾いたら与える(夏の水切れに注意)

サルビア
5月中旬、植物園

サルビアの全体
5月下旬、植物園

サルビアの花壇
5月下旬、植物園

ピンクのサルビア
12月上旬、自宅の庭
(引っ張ったら抜けるのでそれを吸うと蜜で甘い)

サルビア・スプレンデンスの育て方

種まき

種まきは春の4月〜5月頃までに行います。種まきの方法は箱まきで行うとよいと思います。覆土は種が隠れるように行います。葉が触れあうようになったら間引きして、本葉が2、3枚になったら20cmから30cmぐらいの間隔で定植するか、ポットに仮植えして根が回ってきたら20cmから30cmぐらいの間隔で定植します。鉢植えの用土は花の培養土や、自分で作る場合は赤玉土6、腐葉土4などに植え付けます。花期が長いのであればマグァンプK(中粒)などの元肥を混ぜて定植するとよいです。花壇への植え付けの際は苦土石灰、元肥に堆肥、水はけが悪いようなら腐葉土も混ぜ込んで植えつけるとよいです。
5月上旬 6月上旬 6月中旬

発芽

仮植え

定植

場所

水はけと日当たりのよい場所を好みます。

水やり

鉢植えは鉢土の表面が乾いてきたら与えます。花壇では植え付け後しばらくは乾かさないように注意し、その後は日照りが続いて雨があまり降らないようなら与えます。夏はよく用土が乾くので、乾かし過ぎないように水やりします。その他は花の水やりをご覧ください。

肥料

比較的肥料を好みます。肥料切れすると花色が悪くなるので、鉢植えではあればマグァンプK(中粒)など元肥を用土に混ぜて植え付けるとよいです。その後は定期的に液体肥料を与えます。庭植えでは元肥として腐葉土と牛糞などを、追肥として1ヶ月に1回ぐらい化成肥料などを与えます。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

摘心

高さが10cmぐらいになったら摘心して脇芽を多く出させます。7月下旬頃になったら草丈の2分の1ぐらい残して切り戻し、秋にもよい花を咲かせます。

花茎切り

花が終わった花序の部分だけ切り取ります。残った葉の付いた茎の節から花茎がまた伸びてきます。

越冬


室内で越冬したサルビア

越冬後の開花
サルビアは一年草で種まきから育てるのが一般的ですが、本来は多年草なので、冬を室内で越冬させる事ができます。冬を越えた鉢植えなら春に挿し芽して植え付けてもよいし、秋に挿し芽をして苗を冬越しさせて植え付けてもよいと思います。
関連リンク