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サルビア・コクシネア

科・属名:シソ科・サルビア属/原産地:熱帯アメリカ/学名:Salvia cocoinea

分類: 一年草または宿根多年草


寒さ: 弱い(絶えるか宿根する)
暑さ: 強い
草丈: 50cm〜70cm
花径: 約 1cm
花序: 20cm〜30cm
花色: ピンク、赤、白など
場所: 日向
肥料: 肥料を好む
水やり: 普通
用土: 普通
種まき: 春まき(4月下旬〜5月)
発芽温度(20℃〜25℃)
箱まき、ポットまき
用途: 花壇、鉢植え、切り花、ハーブ
花言葉: サルビア(燃える思い、知恵、家族愛)
本来は多年草ですが、アメリカ南部が原産で寒さに弱いので、春まき一年草として扱われています。サルビアと言えば夏から秋に真っ赤の花を咲かせるスプレンデンスというのがお馴染みですが、他にも種類がいろいろあります。コクシネアは風になびくような細い茎に沢山の花をつける優しい感じのサルビアで、花色は赤、ピンク、白などがあります。蜂や蝶が蜜を吸っているのを見かけ、現地ではハチドリもやって来るそうです。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向
種まき 春まき
植え付け 苗の植え付け
切り戻し 乱れたら
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾いたら与える(夏の水切れに注意)

サルビア・コクシネア(ピンク)
撮影 6月下旬、植物園 

サルビア・コクシネアのアップ
10月中旬、自宅の庭

サルビア・コクシネア(赤)
5月中旬、植物園

サルビア・コクシネア(赤)2
5月中旬、植物園

サルビア・コクシネアの全体
10月中旬、自宅の庭

沢山のサルビア・コクシネア
6月下旬、植物園

サルビア・コクシネアの育て方

植え付け

ハウスで種まきされた苗が、春から初夏頃に売られている事があるので入手したら植えつけます。

花壇

水はけがよく日当たりのよい所に苦土石化、水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥に牛糞などを混ぜ込んで、株間を20cmから30cmぐらあけて植えつけます。

鉢植え

用土は市販されている花の培養土を使用したり、赤玉土(小粒)6、腐葉土4などを利用して、肥料を好むのであればマグァンプK(中粒)などの元肥を混ぜて植えつけるとよいです。鉢植えは65cmプランターに3株を目安でよいと思います。

種まき

発芽温度が20度以上とやや高めなので、時期は4月下旬から5月頃までに行うとよいと思います。方法は箱などにまいて種が隠れるように覆土します。本葉が2,3枚ぐらいになったらポットに仮植えして、根が回ってきたら植え付けの項目のようにして定植します。

場所

日当たりのよい所で育てます。寒さには弱いので、冬に枯れる春まき1年草扱いされますが、暖地では地上部の葉を枯らせて越冬し、春になると芽が出て来シーズンも花を咲かせる事があります。鉢植えでは霜の当たらない軒下などに置いたり、凍らせないようにすると越冬するかもしれません。

水やり

花壇では植えつけ後はしばらく乾かし過ぎないように注意しますが、その後は雨が降らず乾き過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。

肥料

肥料を比較的好みます。春と秋の間、鉢植えでは肥料切れさせないようにします。花壇では4月頃、7月頃、9月頃に骨粉入りの固形油粕などを蒔いておくとよいです。

花茎切り

花の咲き終わった花茎を切り取ります。種を取りたい場合は残しておきます。

切り戻し

7月頃に伸び過ぎて乱れてしまったら、半分ぐらいに切り戻して秋にまたよい花を咲かせるとよいです。

種採り

花後に種が採れるので、取っておいて来年の春に蒔いてもよいです。
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