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スカエボラ

別名:ブルーファンフラワー、スエヒロソウ
科・属名:クサトベラ科・スカエボラ属/原産地:オーストラリア/学名:Scaevola aemula

分類: 匍匐性多年草


寒さ: やや弱い
暑さ: やや弱い
草丈: 10cm〜20cm
花径: 約 2cm
花色: 白、紫、ピンク
増やし方: 挿し木
場所: 日当たりを好む、夏は半日陰
用途: 鉢植え、ハンギングバスケット、寄せ植え、花壇
花言葉: 可能性
スカエボラはオーストラリア原産の匍匐性植物です。茎が這うように伸びるので、ハンギングバスケットや吊り鉢にされる事があります。花は手を広げたような形の小さな花が沢山咲き、紫や白、桃色の花もあります。花期がとても長く、5月から10月の間、長く花が咲き続けます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向(霜よけ、0度以上) 日向 半日陰 日向 日向(霜よけ)
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
挿し木 挿し木
肥料 肥料
鉢の水やり 控え目に 鉢土の表面が白く乾いたら与える(過湿は嫌う) 控え目に

スカエボラ
7月下旬、自宅の鉢植え

スカエボラ(白)
7月下旬、自宅の鉢植え

スカエボラの全体
7月下旬、自宅の鉢植え

スカエボラの花と葉
6月中旬、自宅の鉢植え

スカエボラの育て方

場所

日当たりを所を好みますが、夏は風通しがよく午前中の日光が当たるような半日陰で育てます。高温多湿を嫌うので、梅雨時期は軒下などの長雨に当てないようにした方が安全です。冬の寒さにはあまり強くありませんが、暖地では霜に当てないよう、軒下などで越冬が可能です。凍りそうな日だけ室内に入れるとよいです。

水やり

多湿をやや嫌います。鉢土の表面が白く乾けば与えます。多湿は嫌いますが、夏はよく乾くので、あまり乾かしすぎないように注意してください。

肥料

花期が長いので、肥料切れさせないようにします。植え付け時や植え替え時に元肥として、マグァンプK(中粒)などの元肥を与え、その後は開花期の間、定期的に液体肥料を与えます。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

植え付け

春に苗が売られている事があるので、入手したら植え付けます。用土は花の培養土に水はけがよくなるようパーライトを2割ぐらい混ぜたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト1ぐらいで植え付けます。花期が長いので、元肥としてマグァンプK(中粒)などを混ぜて植え付けるとよいです。

植え替え

毎年、春の3月中旬から4月上旬頃に植え替えます。用土は花の培養土や、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6,腐葉土4ぐらい、多湿を嫌うのであればパーライトを1ぐらい混ぜて植え替えます。花期が長いので、元肥としてマグァンプK(中粒)などを混ぜて植え替えます。

増やし方

挿し木

挿し木で増やすことができます。時期は5月から6月頃、長さ5cmぐらいの挿し穂を用意して一番下の葉を1、2枚取って15分ほど水揚げします。水揚げしたら、葉の取った節が用土に埋まるように挿します。比較的容易に発根します。その他は挿し木のページを参考にしてください。

切り戻し

茎が伸びすぎて見苦しくなってきたら適度に切り戻します。
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