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シロタエギク (白妙菊)

別名:ダスティーミラー
科・属名:キク科・セネシオ属/原産地:地中海西部から中部/学名:Centaurea cineraria

分類: 多年草


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 20cm〜60cm
花径: 約 1.5cm
花色: 黄色
種まき: 春まき、秋まき
発芽温度(20℃前後)
平鉢、ピートバンなど
増やし方: 挿し木
場所: 日当たりを好む
用途: 花壇、鉢植え、寄せ植え、ドライフラワー(葉)
花言葉: あなたを支える
通販店: 楽天市場にあり
シロタエギクは葉が銀白色をした美しいシルバーリーフで、花は小さな黄色の花を次から次へと咲かせます。葉の色が銀色で美しいので寄せ植えなどの素材としてよく利用されています。よく見かけるのは葉が形が丸っこいシルバーダストという種類ですが、葉がギザギザしたシルバーレースという種類もあります。耐寒性には強く、冬でも葉の美しいまま越冬します。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
葉の鑑賞 葉の鑑賞
場所 日向
種まき 種蒔き 種蒔き
植え付け 苗の植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え 植え替え
挿し木 挿し木 挿し木
剪定 花茎切り
肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える

シロタエギクの花
6月上旬、植物園

シロタエギクの葉
6月上旬、自宅の鉢植え

シロタエギクの全体
6月上旬、自宅の鉢植え

シロタエギクの寄せ植え(ニチニチソウ、オリーブなど)
7月中旬、自宅の鉢植え

シルバーレースの葉
6月上旬、自宅の鉢植え

花壇のシロタエギク
6月下旬、植物園

シロタエギクの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てます。夏場は株元が蒸れて痛みやすいので、風通しのよい場所がよいです。冬の耐寒性には強く多少の霜に当っても大丈夫です。

水やり

鉢土の表面が白く乾けば与えればよいです。やや多湿を嫌うので、夏に水を与えすぎると株元が蒸れて痛むことがあります。

植え付け

年間を通じで苗が出回っているので、購入したら植えつければよいです。花との寄せ植えに向いていて、用土は水はけがよければ特に選びません。花の培養土や赤玉土(小粒)6、腐葉土4などに植え付けます。花壇では水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥に牛糞などを混ぜ込んで20cmぐらいの間隔で植え付けます。

植え替え

よく根が張ります。春の4月頃か秋の10月から11月頃に植え替えるとよいです。用土は花の培養土など普通でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などに、あればパーライトを1割ほど混ぜるともっとよいです。株が大きくなると樹形が乱れるので、大きくなる前に挿し木や種まきから作り直した方がよいと思います。その他は花の植え替えのページを参考にしてください。

肥料

春から秋に緩効性の化成肥料などを置き肥したり液体肥料などを与えます。花壇では春と秋の骨粉入りの固形油粕などを与えればよいです。その他は花の肥料のページを参考にしてください。

増やし方

9月中旬 11月上旬

挿し穂

根の様子

挿し木

挿し木で増やす事ができます。時期は春の5月から6月頃、秋の9月から10月頃にも行えます。長さ8cmほどの挿し穂を用意して20分ほど水を吸わせた後、あれば発根促進剤をつけて挿します。発根にはやや時間がかかるので、鉢上げは2か月以上たってから行った方がよいと思います。シロタエギクは1年も経つと大きくなって樹形が乱れてくるので、挿し木から作り直した方がよいです。その他は挿し木のページを参考にしてください。

種まき

5月中旬 7月下旬

発芽

仮植え後 約2カ月
種まきから育てることもできます。時期は春の4月〜5月中旬頃、秋の9月中旬から10月頃にも行えます。方法は種が細かいので平鉢やピートバンを利用してもよいと思います。種が細かいので覆土はせずに、底から給水させるとよいと思います。本葉が2、3枚になったらポットに仮植えして、根が回ったら20cmぐらいの間隔で定植します。

花茎切り

シルバーリーフを楽しむものなので、花茎は早めに切り取ってしまいます。花を観賞したいのであれば咲かせてもよいですが、なるべく早めに切り取った方がよいです。花を咲かせてそのまま放置すると、種ができて寿命が短くなることがあります。

切り戻し

1年も経つと草丈が伸び過ぎてくるので、伸びすぎて樹形が乱れたら将来の樹形をイメージして切り戻します。切った先は挿し木に利用できます。
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