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スイカズラ (吸葛)

別名:キンギンカ(金銀花)、ニンドウ(忍冬)
科・属名:スイカズラ科・スイカズラ属/原産地:日本、中国/学名:Lonicera japonica

分類: 常緑つる性低木
寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: -
花径: 約 3cm
花色: 白、黄色
場所: 日向〜半日蔭
増やし方: 挿し木
作業: 剪定
用途: 花壇、鉢植え
花言葉: 愛の絆、献身的な愛、友愛
通販店: 楽天市場にあり
スイカズラは常緑つる性の樹木で、日本の山に自生して見られる事があります。スイカズラ属を英名ではハニーサックルと呼ばれ、ジャパニーズハニーサックルと呼ばれて売られている事があります。蔓性なのですが、枝にあまりクルクルと巻き付かず、どちらかと言うと上に這うようにして伸びてゆきます。花は筒状で蜜を吸うと甘いので吸葛と言われるようになったようです。花には芳香があり夜になると強くなります。花や茎は漢方薬としても使われており、利尿作用などに効果があるそうです。

別名の由来

金銀花

咲き始めは白いですが、だんだんと黄色に変化するのでこう呼ばれるようです。 一緒に咲いていると2色咲いているように見えます。

忍冬

冬に葉を落とさずに耐え忍ぶことからこう呼ばれるようになったようです。

花の似た仲間

同じ仲間には洋種のツキヌキニンドウなど180種類ぐらいがあり、同じような花をしているものが多いです。以下は特にスイカズラと似た花で同じ頃に咲きます。

ベニバナスイカズラ(Lonicera x heckrottii goldflame)

一見すると花弁の外側が紅色をしただけでよく似たものがあります。これはアメリカーナ(L.americana)とツキヌキニンドウ(L.sempervirens)の交配で出来た園芸品種のようで、赤い実が成るそうです。

ハマニンドウ(L.affinis)

本州から沖縄の海岸に分布していて花色は同じです。スイカズラの茎は有毛ですが、こちらはほとんど無毛な事で区別できるようです。

キダチニンドウ(L.hypoglauca Miq)

半常緑つる性で静岡県、広島県、四国、九州など暖かい所に分布して花色は同じです。茎は有毛で葉の先端が細くとがり、葉裏に線点が見られ、花びらは段々と外側に巻いてゆきます。木立性で株元だけ見ると木のように見えます。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
場所
日向〜半日蔭
植え付け
植え付け
挿し木
挿し木
剪定
剪定 剪定
肥料
肥料 肥料 肥料

スイカズラ(吸葛)
5月下旬、植物園

スイカズラの全体
6月上旬、植物園

スイカズラの花と葉
5月下旬、植物園

山に自生したもの
5月中旬

スイカズラの育て方

植え付け

苗が出回っているので、入手したら植えつけます。適期は3月から4月頃ですが、小さな苗なら3月から6月頃、秋の9月から10月頃にも行えます。 半蔓性なのでトレリスに這わせたり、フェンスに誘引すると目隠しにもなります。

庭植え

日当たりのよい所から半日ぐらいは日光が当たるような半日陰で、株元にあまり直射日光が当たらずに土が乾燥し難い所が理想的です。日当たりが悪いと花付きが悪くなるので注意してください。植え付け穴に完熟堆肥や腐葉土などを混ぜて植えつけます。

鉢植え

用土は園芸用の培養土に赤玉土(小粒)を2割ぐらい足して水はけをよくしたり、自分で作る場合は赤玉土6、腐葉土4などを利用するとよいです。半蔓性なのでアンドン仕立てなど支柱を立てるようにします。

場所

日当たりのよい所を好みます。耐陰性があるので半日ぐらい日が当たる所でもよいですが、あまり日当たりが悪いと花が少なくなります。

水やり

乾き過ぎに注意します。鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。庭では植えつけ後はしばらく乾かし過ぎないように注意しますが、その後は夏の日照り続きで乾き過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。

肥料

骨粉入りの固形油粕などを3月頃と6月頃に与えるとよいですが、生育が悪いようなら秋にも与えるとよいです。

植え替え

鉢植えでは2年に1回を目安に、鉢底から根が出て根詰まり気味なら行います。時期は3月から4月頃、根鉢の周りを軽く壊してから一回りから二回り大きな鉢に植え替えます。数年して鉢が大きくなって困るようなら挿し木から作り直すとよいです。用土は植え付けの項目と同じです。

増やし方

挿し木

比較的容易に行う事ができます。時期は3月中旬から下旬頃に前年枝を挿したり、6月から8月頃に今年伸びた充実した枝を挿し穂にして行えます。長さ8cmぐらいの挿し穂を用意して、下の節の葉を取り除きそこが用土に埋まるように挿します。平鉢に赤玉土(小粒)7、ピートモス3などを入れて数本挿してよいし、ポットを利用してもよいです。新芽が出て発根したら、定植用の用土を入れた小鉢などに仮植えします。

剪定

葉が減って枝が見て分かる時期の1月から2月頃に伸び過ぎた枝を切ったり、弱い蔓や古枝を透くとよいです。花後から秋の9月頃に伸び過ぎてしまったら軽めに切るとよいです。

誘引

蔓が自然にフェンスや支柱に巻き付かないので、手でよい方向へ誘引させてあげるとよいです。
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