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デルフィニウム

別名:オオヒエンソウ(大飛燕草)、デルフィニューム
科・属名:キンポウゲ科・デルフィニウム属/原産地:中国、シベリアなど/学名:Delphinium

分類: 一年草


寒さ: 強い
暑さ: 暑さで枯れる
草丈: 25cm〜100cm
花径: 2cm〜4cm
花色: 白、青、紫、ピンク、赤、黄色など
種まき: 秋まき
発芽温度(15℃〜20℃)
直まき、箱まき
場所: 日当たりを好む
用途: 花壇、鉢植え、切り花
花言葉: 高貴、尊大
通販店: 楽天市場にあり
デルフィニウムは草丈が高く花もそこそこ大きく存在感のあるきれいな花です。名前の由来はギリシャ語でイルカを意味するそうで、蕾がイルカに似ているから、ギリシャ神話に出てくるからとか言われています。本来は多年草ですが、夏の高温多湿を嫌うので夏越しが難しく一年草扱いになります。夏の涼しい所では夏を超えて、冬は宿根して越冬するそうです。切り花としても利用されています。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向 日向
種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け 苗の植え付け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える 表面が乾けば与える

デルフィニウム
5月中旬、自宅の庭

デルフィニウムの全体
5月上旬、自宅の庭

デルフィニウム(青)
5月上旬、自宅の庭

デルフィニウムのアップ
5月上旬、自宅の庭

デルフィニウムの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てます。寒さには強く、暖地では特に霜よけせずに越冬します。暑さには弱いので、暖地では暑さで枯れる一年草になります。

植え付け

秋や春に苗が売られている事があるので、入手したら植え付けます。鉢植えでは6号鉢に一株を目安に、用土は花の培養土など普通でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などに植え付けます。庭では苦土石灰、元肥に牛糞などを、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜ込んで30cmぐらいの間隔で植え付けます。暖地では特に霜よけせずに越冬しますが、寒い所では霜よけしておいた方がよいです。
2月中旬

種まき

種まきから育てる事ができます。種まきの時期は秋の10月頃で、発芽温度が低めなので早くまかないように注意します。種まきの方法は移植を嫌うので直まきポットまきで行うのがよいと思います。嫌光性なので覆土をして種まきします。直まきでは発芽したら少しずつ30cmぐらいの間隔になるように間引きします。移植を嫌いますが、箱まきして本葉2、3枚の小さな頃、根を傷めないよう丁寧に移植しても大丈夫です。

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。花壇では苗の植え付け後はしばらくは乾かし過ぎないように注意しますが、その後はあまり雨が降らないようなら与えるぐらいでかまいません。

肥料

鉢植えでは緩効性の化成肥料や液体肥料などを定期的に与えます。花壇でのポット苗を定植する際は元肥として牛糞などを混ぜて植え付け、その後は即効性の化成肥料を春の3月頃と5月頃に追肥します。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

花茎切り

咲き終わった花茎を元から切り取ると、花茎がまた伸びてきて花を咲さかせる事があります。
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