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ディアスキア

別名:ディアスシア
科・属名:ゴマノハグサ科・ディアスキア属/原産地:南アフリカ/学名:Diascia barberae

分類: 一年草または多年草


寒さ: 強い〜やや弱い
暑さ: 一年草タイプ(夏に絶える)
多年草タイプ(やや弱い)
草丈: 約 10cm(這い性)、約 30〜40cm(立ち性)
花径: 約 2cm
花色: ピンク、オレンジ色など
種まき: 秋まき
発芽温度(20℃前後)
箱まき、ポットまき
増やし方: 株分け(多年草タイプ)
場所: 日向(夏は半日蔭)
用途: 花壇、鉢植え、寄せ植え
ディアスキアは2cmぐらいの小さなかわいらしい花を沢山咲かせます。花の後ろには二つの突起のような袋があるのが特徴で、ギリシャ語でdis(2つ)、askos(袋)という事でこの名前になったそうです。南アフリカに数十種類の原種があるそうで、夏に枯れる1年草タイプ、夏を超える多年草タイプがあり、這い性と立ち性の種類があります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花 開花
場所 日向(霜よけ) 日向(雨よけ) 半日蔭(雨よけ) 日向 日向(霜よけ)
種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える(過湿を嫌う)

ディアスキア
7月上旬、植物園

ディアスキアのアップ
11月下旬、植物園

ディアスキア(ピンク)
5月上旬、植物園

ディアスキア(ピンク)のアップ
5月上旬、植物園

ディアスキアの育て方

苗の植え付け

春に苗が売られている事があるので、入手したら植えつけます。 這い性の種類は寄せ植えの素材にも向いています。

鉢植え

鉢植えの用土は過湿を嫌うので、花の培養土にパーライトを2割ぐらい足したり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト2などに植えつけます。65cmプランターでは立ち性なら4、5株を目安に、這い性では3株を目安に植えつけます。

花壇

日当たりのよい所に、水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥に牛糞などを混ぜて植えつけます。株間は立ち性なら20cmぐらいの間隔に、這い性では30cmぐらいの間隔に植えつけます。

種まき

種が売られている事があります。暖地では秋の9下旬から10月頃に行うとよいです。方法は箱まきで行うと良いと思います。本葉が2、3枚になったらポットに仮植えして、根が回ってきたら植えつけます。冬は霜よけしておくと安心です。その他は植え付けを参考にしてください。

鉢の管理

日当たりのよい所に置きます。一年草のタイプは夏に枯れてしまいますが、多年草のタイプは夏の高温多湿を嫌うので、梅雨の長雨は避けて夏は風通しのよい半日陰で越させ、冬は日当たりが良く霜の当たらない軒下などに置くとよいです。水やりは過湿を嫌うので、与え過ぎに注意しながら、鉢土の表面が乾けば与えます。肥料は春、秋に緩効性の化成肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に与えます。 その他は花の肥料のページを参考にしてください。

花壇の管理

水やりは植えつけ後しばらくは乾かし過ぎないように注意しますが、その後は夏に雨が降らず、乾き過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。肥料は元肥を与えて植え付けていなければ、骨粉入りの固形油粕などをまいておきます。多年草のタイプは秋の9月下旬頃にもまいておくとよいです。

花茎切り

咲き終わってしまった花茎は、種が出来て養分を奪われないよう切り取ります。

植え替え・株分け

多年草のタイプは2年に1度を目安に、春の3月頃に植え替えるとよいと思います。一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして植え替えます。用土は植え付けの項目と同じです。

病気や害虫

アブラムシが着く事があるので、見つけたら殺虫剤を散布しておきます。その他は花の病気や害虫を参考にしてください。
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