トップタイタンビカス 花と観葉植物(葉っぱの岬)管理人の育てる環境

タイタンビカス

科・属名:アオイ科・フヨウ属/原産地:園芸品種/学名:Hibiscus × taitanbicus

分類: 宿根多年草


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 2m〜3m
花径: 15cm〜25cm
花色: 赤、白、ピンク
場所: 日向
水やり: 普通
肥料: 肥料を好む
増やし方: 株分け、挿し木
用土: 普通
用途: 花壇、鉢植え(大型)
タイタンビカスはのフヨウやハイビスカスの仲間なので似たような花を咲かせます。高さは2mぐらいになり、花の大きさは20cmぐらいと大きく、花は一日花ですが、蕾が多く毎日のように花を咲かせ、また複数の花を咲かせ見応えがあります。育てるのはアメリカフヨウとモミジアオイを交配した園芸品種なので、育て方はこれらとほぼ同じで育てやすいです。鉢植えでは8号以上の大型のコンテナ植えになります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
挿し木 挿し木
切り戻し 切り戻し
肥料 肥料

タイタンビカス
7月下旬、自宅の庭

タイタンビカス2
8月上旬、自宅の庭

タイタンビカスのアップ
7月下旬、自宅の庭

タイタンビカスの全体
8月上旬、自宅の庭

タイタンビカスの育て方

場所

とても日当たりを好むので、できるだけ日当たりのよい所で育てます。冬は地上部の葉と茎が枯れて、宿根して越冬します。春になって暖かくなると、株元から新芽が伸びてきて、また花を咲かせます。
新芽(4月上旬)

水やり

庭では通常は必要ありませんが、あまり雨が降らず、乾きすぎるようなら与えるぐらいでかまいません。鉢植えでは生育期の春から秋まで、鉢土の表面が乾けば与えます。夏の日差しの下ではよく乾くので、毎日の水やりになると思います。冬は葉や枝が枯れて休眠するので、控えめに与えます。

肥料

花期が長いので、春から秋にかけて、骨粉入りの固形油粕などを蒔いておくとよいです。鉢植えでは花の付が悪いようなら、液体肥料を追肥するとよいです。

植え付け

春に苗が売られている事があるので、入手したら植えつけます。庭では日当たりのよい所に、元肥に牛糞などを、水はけが悪いようなら腐葉土などを混ぜて植えつけます。鉢植えでは樹高が1mを超えてとても大きくなるので、大型の鉢植えに植えつけます。 用土は普通の花の培養土でかまいません。

植え替え

鉢植えで毎年、一回りから二回り大きな鉢植えに植え替えた方がよいと思います。年々、鉢が大きくなってしまうので、株分けして鉢を大きくしないようにするとよいです。用土は普通の花の培養土などでかまいません。

増やし方

株分け

株分けで増やす事ができます。 時期は植え替えと一緒に行います。

挿し木

挿し木で増やす事もできます。時期は5月から6月頃に行うとよいと思います。

切り戻し

秋が深まると葉が全て落ちて、枝も枯れてしまいます。冬は根だけ生きて宿根して越冬するので、枝は株元から全て切ってしまいます。春になると地面から新しく新芽が伸びて、その枝に再び花を咲かせます。
切り戻し(12月中旬)
関連リンク