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ツバキ (椿)

科・属名:ツバキ科・ツバキ属/原産地:日本、朝鮮、台湾/学名:Camellia japonica

分類: 常緑小高木
寒さ: 強い
暑さ: 強い
実期: 9月〜10月
樹高: 2m〜15m(種類による)
花径: 5cm〜7cm
花色: 赤、白、桃色など
場所: 日向〜半日蔭
増やし方: 挿し木,、種まき(ポット蒔きなど)
花芽分化: 6月中旬頃〜
用途: 庭木、鉢植え、生垣
花言葉: 誇り、完璧な魅力
白(申し分のない愛らしさ、理想の愛)
赤(気どらない優美)
通販店: 楽天市場にあり

花首から落ちる
日本に自生しているツバキや同じ仲間との交配で1000種以上の園芸品種があるそうです。花は12月から2月頃に咲き始めるものが多いですが、秋から咲き始めるものもあります。形は一重や八重などの他、色は単色や混じったものがあります。サザンカと同じ仲間でよく似ていますが、花首からポロリと落ちるのが特徴です。

日本自生種

ヤブツバキ

朝鮮半島や台湾にも分布しています。日本では北海道以外の沿岸付近に分布していて、青森県と秋田県に自生しているものが最北端で国の天然記念物に指定されています。山でもよく見かけヤマツバキとも言われ、赤い花であまり開かず12月から4月頃まで咲き続き、樹高は15mぐらいになります。 変種で奄美や沖縄に自生する花の小さなのをホウザンツバキ、屋久島や奄美などに自生する実が大きいのをリンゴツバキとして区別される事があります。

ユキツバキ

東北地方から北陸地方の日本海側、標高300m以上の谷間に分布しています。多積雪地帯に自生していて、冬は雪に埋もれた状態になり雪解けした春の4月頃から花が咲くそうです。ヤブツバキの変種とも言われ、花は開いて咲き赤が多いですが白もあります。樹高は2mから3mぐらいと低いです。

ユキバタツバキ

ヤブツバキとユキツバキの分布が重なる所に多くが自生しており雑種と言われています。花色の異なるものや八重咲きがあり、園芸品種の起源と言われています。樹高は低く4月頃から花が咲くそうです。

ツバキ油

主にヤブツバキの種から取られています。オレイン酸が多く含まれ体によい事などで食用油にされたり、保湿効果が高いので石鹸やシャンプーなどの成分として配合され販売されています。歴史は古く奈良時代に遣唐使が唐帝へ献上したという記録があるそうで、不老不死に効くと信じられていたそうです。日本では髪油、機械油、さび止めなどを目的に昔から利用されていたそうです。種は丸い実の中に入っていて、9月から10月頃に熟すと割れて出てきます。種の中に油分があり、うちで実ったものを割って見てみると栗のようで触るとスベスベとしていました。家庭で取る方法はあるのですが容易でなく、1kgで200gぐらいしか取れないので量が必要になります。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花 開花
場所
日向〜半日蔭
種まき
種まき
植え付け
植え付け 植え付け
植え替え
花後
挿し木
挿し木
剪定
花後
肥料
寒肥 肥料
鉢の水やり
鉢土の表面が乾けば与える

ヤブツバキ
3月中旬、神社

いろいろなツバキ
3月中旬、植物園

1本に異なる花が咲く種類
3月上旬、自宅の庭

ツバキの全体
3月上旬、自宅の庭

ツバキの実
8月上旬、自宅の庭

ツバキの種
11月中旬、自宅

ツバキの育て方

場所

西日を避けた日当たりのよい所から午前中の日光が当たるような半日蔭で育てます。耐陰性が強いですが、ある程度日が当らないと花つきが悪くなるので注意してください。鉢植えでは夏は日差しが強すぎるので、強い日差しを避けた半日蔭で育てます。

水やり

庭の場合は特に与える必要はありませんが、あまりにも乾燥が続くようでしたら与えます。鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたら与えます。

植え付け


苗木
時期は3月〜4月頃、秋の9月中旬〜10月頃に行えます。場所は西日を避けた日当たりのよい所から午前中の日光が当たるような半日蔭に植え付けます。耐陰性がありますが、ある程度日が当らないと花つきが悪くなります。根着くまでに2カ月以上かかるので、その間は水切れに注意します。夏の暑さと冬の寒さを和らげるため、春植えの場合は秋まで、秋植えの場合は翌年の春まで寒冷紗で保護するとよいです。

小さな苗

そのまま庭に植えると枯れてしまう事があるので、鉢に植えてある程度大きくしてから庭に植えるとよいです。用土は弱酸性土を好むので赤玉土、鹿沼土、腐葉土の等量など排水と通気性のよい土を使用します。

肥料

庭では2月と秋の9月頃に、鉢植えは4月、6月、9月頃に骨粉入りの固形油粕などを与えます。

増やし方

挿し木

梅雨頃に行うのがよいと思いますが、9月上旬頃まで行えます。葉が3枚ぐらい付いた長さ10cmから15cmぐらいの若い枝を用意します。下の節の葉を取り除き水揚げして、箱などに鹿沼土などを入れて挿し、翌年の3月頃になったら鉢上げします。花の開花までに3、4年ぐらいかかるので、その間は鉢植えで育て、毎年3月頃に植え替えて、定期的に肥料を与え苗木を作ります。その他は挿し木のページを参考にしてください。

種まき

採ったらすぐに箱やポットなどに蒔きます。覆土は3cmぐらいして、乾き過ぎないように注意します。 発芽したら仮植えして苗木を作ります。

剪定


新芽
自然の樹形で放任した方がよく咲きます。樹形を整えたい場合は花後の3月下旬から4月中頃に深い剪定を避け、伸び過ぎた枝だけを切ったり、込み過ぎて風通しが悪くなった枝を元から切るぐらいと軽めにした方がよいです。来シーズンの花は枝先や葉の付け根にある新芽が伸びて付く事が多いので、その芽をできるだけ残しておくようにします。また、時期が遅くなって新しく伸びた枝を切ると花が付かなくなるので注意してください。

病気や害虫


チャドクガ
チャドクガが発生する事があります。初夏の6月から7月頃、秋の9月から10月頃に群れて発生するので、刺されないように注意してください。見つけたらスミチオンなどの殺虫剤で駆除します。その他は病気と害虫駆除のページを参考にしてください。
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