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ユーフォルビア・カラキアス

別名:ユーフォルビア・キャラシアス
科・属名:トウダイグサ科・ユーフォルビア属/原産地:地中海沿岸/学名:Euphorbia characias

分類: 多年草


寒さ: 強い(-10度以上)
暑さ: 強い
草丈: 50cm〜80cm
花径: 約2.5cm
花色:
増やし方: 挿し木、株分け
場所: 日当たりを好む
用途: 鉢植え、花壇(ロックガーデン)
ユーフォルビアの種類は2000種以上と多く、耐寒性に弱い種類も多いのですが、このカラキアスは氷点下に耐える耐寒性の強い種類です。緑色の花に見えるのは花の苞で、とてもユニークな姿をしています。種類は下の写真のマーチニーの他、花の所が黒いブラックパール、銀葉のウルフェニーなどがあります。乾燥にとても強く多肉植物のような植物です。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向(梅雨の長雨は避ける) 半日蔭(長雨は避ける) 日向
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
挿し木 挿し木 挿し木
切り戻し 花後
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が白く乾いてから与える(過湿を嫌う) 控えめ

ユーフォルビア・カラキアス
4月上旬、自宅の鉢植え

ユーフォルビア・カラキアス2
4月上旬、自宅の鉢植え

ユーフォルビア・カラキアスのアップ
4月上旬、自宅の鉢植え

ユーフォルビア・カラキアスの全体
4月上旬、自宅の鉢植え

ユーフォルビア・カラキアスの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てますが、夏の日差しは強すぎるので、夏は午前中の日光が当たるような半日蔭で育てるとよいです。冬の寒さはユーフォルビアの中では強く、耐寒温度が-10度ぐらいあります。過湿を嫌うので、庭植えではロックガーデン向きの植物です。鉢植えでは霜の当たらない日当たりのよい軒下などに置くと葉の痛みが少なくてよいです。

水やり

乾燥に強く過湿を嫌います。鉢土の表面が白く乾いてから与えます。鉢植えでは梅雨などの長雨には当てないよう軒下などへ置くとよいです。冬の戸外では生育しないので控えめにします。

肥料

肥料は多く必要ありません。春の3月から5月頃、秋の10月頃に緩効性の化成肥料を置き肥したり、液体肥料を月に1、2回与えるぐらいでかまいません。その他は花の肥料を参考にしてください。

植え付け

春に苗が出回るので、購入したら植え付けます。多肉植物のように乾燥に強く多湿を嫌うので、用土は山野草の培養土やサボテン・多肉植物の用土に植え付けるとよいです。自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土1、パーライト4などでに植え付けます。庭植えでは過湿を嫌うので、ロックガーデン向きの植物です。酸性土壌を嫌うので、苦土石灰を混ぜて植え付けるとよいです。

植え替え

2年に1回を目安に植え替えます。時期は秋の涼しくなった10月頃に行うのがよいと思います。用土は植え付け用土と同じです。庭のロックガーデンなどでは数年は植えっぱなしでよく、株が増えすぎたら植え替えます。

増やし方

挿し木

挿し木で増やす事ができます。時期は5月から6月頃、秋の涼しくなった10月頃に行うのがよいと思います。

株分け

株分けで増やす事もできます。時期は植え替えと一緒に行います。

切り戻し

花後には株元から新芽が伸びているので、開花後の古い茎は切り取ります。右のは5月下旬頃に花が傷んだので切り戻しました。

切り戻し前

切り戻し後
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