トップリビングストンデージー 花と観葉植物(葉っぱの岬)管理人の育てる環境

リビングストンデージー

別名:ベニハリ(紅波璃)
科・属名:ハマミズナ科・ドロテアンサス属/原産地:南アフリカ・ケープ地方/学名:Dorotheanthus bellidiformis

分類: 一年草


寒さ: やや弱い
暑さ: 暑さで枯れる
草丈: 10cm〜15cm
花径: 約 4cm〜5cm
花色: ピンク、白、黄色、橙色
種まき: 秋まき(9月中旬〜10月)
発芽温度(15℃〜20℃)
鉢まき(好光性)
場所: 日当たりを好む
用途: 鉢植え、花壇、寄せ植え、グランドカバー
花言葉: 瞳の輝き
リビングストンデージーは春に花を咲かせる秋まきの一年草です。花の大きさは4cmから5cmぐらい、花色はカラフルで蛇の目模様をしており、光沢のある花びらが輝くように美しです。草丈は15cmぐらいと低く、横に広がるのでカーペットのように地面を覆い花を咲かせます。日陰では花が開かず、直射日光の下で花が開きます。冬の霜に何度も当てないように気を付ければ育てやすい植物で、花がら摘みをこまめに行えば、次から次へと花を咲かせ続けます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向(霜よけ) 日向 日向(霜よけ)
種まき 種まき 仮植え
植え付け 定植
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える 鉢土の表面が乾けば

リビングストンデージー
3月中旬、自宅の箱

沢山のリビングストンデージー
3月下旬、自宅の箱とプランター

花壇のリビングストンデージー
4月中旬、自宅の庭

上から見たリビングストンデージー
3月下旬、自宅の鉢植え

花公園に咲く沢山のリビングストンデージー
6月上旬、くじゅう花公園

リビングストンデージーの花と葉
3月上旬、自宅の鉢植え

リビングストンデージーの育て方

種まき

秋の9月中旬を過ぎた涼しくなった時期に行います。種まきは鉢まきがよいと思います。好光性なので覆土はせずに、種が小さいので密集して蒔かないよう鉢底から給水して発芽させるとよいです。種は小さいですが、発芽率はよいです。発芽したら間引きして、本葉が4枚ぐらいになったらポットに仮植えするか、鉢にそのまま定植してもかまいません。用土は普通の水はけのよい用土、たとえば赤玉土(小粒)6+腐葉土4などでかまいません。熱帯の植物なので、霜に何度も当たると葉が赤くなって成長も遅いので、冬は霜の当たらない軒下などで管理します。庭植えではポット苗を軒下などで育て、霜の心配が少なくなった2月中旬から下旬頃に、元肥に堆肥などを混ぜ込んで15cmから20cmぐらいの間隔に植えつけます。遅霜に多少当たっても大丈夫ですが、霜よけしておくと安心です。
11月下旬 2月下旬 4月上旬

種まき後約1ヵ月後

ポットに仮植え(軒下)

庭に定植

開花

場所

寒さにはあまり強くないので、冬は日当たりのよい霜が当たらない軒下などで育てるとよいです。花壇へ植え付けたい場合、ポット苗を軒下で育て、霜が降りるのが減る2月中旬を過ぎて植え付けるとよいです。日当たりのよい所を好み、気温が低いと直射日光に当たらないと花が開かず、日陰や天気の悪い日も萎んだままです。
日当たりが悪いと花が開かない

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。花壇では植え付け後はしばらく乾かしすぎないように注意しますが、その後はあまり雨が降らないようなら与えるぐらいでかまいません。葉が多肉質で乾燥には強い方です。

肥料

肥料は普通ぐらい与えればよいです。鉢植えでは秋から春に緩効性の化成肥料などを置き肥したり、花の液体肥料を定期的に与えればよいです。花壇では元肥に堆肥を混ぜ込んで植え付ければ、その後は花が咲くのが鈍るようなら追肥するぐらいでかまいません。

花がら摘み

花が終わったら摘んで、次から次へと花を咲かせるようにします。花がらが多いので、毎日行うのは結構大変な作業ですが、花がら摘みを怠ると次の開花に影響してしまいます。4月中旬頃に開花が終わってきても、全ての花がらを摘んで追肥をしてやると、全盛期ほどではありませんが、5月にまた花を咲かせます。
4月下旬(開花が終息)

5月中旬(再び開花)
関連リンク