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リンドウ (竜胆) |
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科・属名:リンドウ科・リンドウ属/原産地:日本、アジア、ヨーロッパ/学名:Gentiana scabra |
リンドウの育て方(秋咲き)
秋に購入したリンドウ秋によく苗が売られています。残暑の厳しい時期に購入すると、蕾が開かずに終わる事もあるので、秋の涼しくなった頃に入手するのがよいと思います。場所は日当たりと風通しのよい所、暑いコンクリートの上などは避けます。30度を超える暑さが戻った時は、風通しがよく涼しい日陰に置くとよいです。水やりは湿った所を好むので、鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。 肥料は月に2回ぐらい液体肥料を与えます。場所日当たりを好みますが、夏の暑さを嫌うので、夏は強い日差しを避けた風通しがよく涼しい日陰に置くか、日光に当たって蕾がつくので、夏は風通しのよい所に50%ぐらい遮光して育てるとよいです。最高気温が30℃を下回ってきたら、直射日光に当てて育てます。寒さには強く、地上部の葉を枯らせて越冬します。水やりやや湿った所を好み、水切れを嫌います。葉のある時期は鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。夏の暑さを嫌うので、夏は過湿にならないよう注意してください。葉のない冬は鉢土の表面が乾けば与えます。肥料春の3月中旬から6月頃、秋の9月下旬から10月頃、緩効性の化成肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に与えます。その他は肥料の使い方を参考にしてください。植え付け
植え替え毎年、春の3月頃、根鉢の周りの古い土を取り除き、必要なら株分けをかねて植え替えます。用土は山野草の培養土や自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、鹿沼土3、腐葉土2などです。摘心脇芽が出る種類は、摘心した方が脇芽が増えて花が多く咲くものがあります。エゾリンドウ系などは脇芽が出難くにくく、摘心すると花が咲かなくなるものもあるので注意が必要です。開花時期に脇芽が伸びて花を咲かせているか確認しておくとよいです。脇芽が伸びて開花するタイプは、4月下旬から6月上旬頃までに、新芽が伸びたら2、3節残して摘心します。更に伸びた脇芽を摘心するとよいですが、時期が6月上旬頃以降と遅くなると花が咲かない事があるので、時期が遅くならないよう注意してください。花がら摘み咲き終わった花がらは、種ができて栄養分を取られないよう摘み取ります。種を採りたい場合は残しておきます。増やし方株分け株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。 3、4芽はつけて手で軽く裂くように行います。挿し芽5月頃に挿し芽で増やす事ができます。2、3節分のさし穂を用意して、一番下の葉を取り除きます。取った節が用土に埋まるように挿します。用土はさし穂が腐らないよう、水はけのよい鹿沼土などに挿すとよいです。脇芽が出るタイプは、摘心して脇芽を増やすようにします。その他は挿し木のページを参考にしてください。種まき花後に種が採れるので、採っていおいて種まきして増やす事ができます。時期は春の3月から4月頃に行えます。病気や害虫夏の病気予防に、5月から8月にかけて、殺菌剤を定期的に散布しておいた方がよいです。その他は花の病気と害虫駆除を参考にしてください。 |
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