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ワトソニア

科・属名:アヤメ科・ワトソニア属/原産地:南アフリカケープ地方/学名:Watsonia

分類: 球根植物


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 20cm〜90cm
花径: 約 3cm
花色: ピンク、白、赤、橙色など
増やし方: 分球
場所: 日当たりを好む
用途: 鉢植え、花壇、切り花
花言葉: 豊かな心
ワトソニアは背が高いタイプと背が低いタイプがあります。背が低いタイプの草丈は20cm〜30cmぐらいです。グラジオラスのような感じで花を咲かせ、花色もいろいろあるようです。常緑性と落葉性の種類があり、下のは常緑性のタイプになります。暖地では3、4年植えっぱなしでよい比較的育てやすい球根植物です。似た種類に同じアヤメ科のトリトニアというのもあります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
置き場所(常緑性) 日向
植え付け 植え付け
植え替え 植え替え
分球 分球
肥料 肥料 肥料
水やり(常緑性) 鉢土の表面が乾けば与える

ワトソニア
5月上旬、自宅の鉢植え

ワトソニア(赤)
4月下旬、自宅の庭

ワトソニア2
5月上旬、自宅の庭

ワトソニアの蕾
5月上旬、自宅の庭

ワトソニアの育て方

植え付け


2月上旬

5月上旬
時期は9月中旬から10月頃に行います。鉢に植える場合、背が高いタイプは6号鉢に5球を目安に、背が低いタイプは5号鉢に5球を目安に深さ5cmぐらいに植え付けます。鉢植えの用土は水はけのよい花の培養土や自分で作る場合は赤玉土6、腐葉土4などに、あればパーライトを1割ぐらい混ぜて植え付けます。庭植えの場合は苦土石灰、腐葉土、牛糞などを混ぜて、植付け間隔は背が高いタイプは10cm〜20cmぐらいの間隔に、背が低いタイプは5cm〜10cmぐらいの間隔に深さ5cmぐらいに植え付けます。暖地では庭植えで問題ありませんが、寒い地域では鉢植えにして防寒が必要になるようです。

場所

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。

水やり

植え付け後はたっぷりと与え、鉢やプランター植えの場合は鉢土の表面が乾けば与えます。庭植えの場合は通常はあまり雨が降らないようなら与えるぐらいでかまいません。

肥料

肥料は多く必要ありません。鉢植えでは緩効性の化成肥料などを置き肥するぐらい、花壇では元肥に腐葉土と堆肥などを与えていれば、その後は開花後のお礼肥に速効性の化成肥料などを一回与えればよいです。花壇に2、3年増えっぱなしのものは骨粉入りの油かすなどを芽が出てきたら与え、開花後のお礼肥に速効性の化成肥料などを一回与えればよいです。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

花がら摘み

花が終わったら、花茎を切り取ります。いつまでもつけておくと、球根の成長を妨げます。

球根の堀上げ

常緑性と落葉性のタイプがあり、主に常緑性のタイプが多いようです。暖地では毎年掘りあげる必要はなく、鉢植えでは2年に1回、秋の9月中旬から10月頃に分球をかねて植え替えます。花壇では3、4年を目安に、秋に掘りあげて分球をかねて苦土石灰、腐葉土、堆肥などを混ぜて植え直します。
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