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ヤマザクラ (山桜)

別名:シロヤマザクラ
科・属名:バラ科・サクラ属/原産地:日本/学名:Prunus jamasakura

分類: 落葉高木
寒さ: 強い
暑さ: 強い
樹高: 10m〜20m
花径: 約 2.2cm〜3.5cm
花色: 白〜薄紅色
場所: 日向
水やり: 庭木(普通)
肥料: 骨粉入り固形油粕など
花芽分化: 7月頃〜
用途: 庭木
花言葉: 優れた美人、精神美
シダレザクラ(優美)
ヤエザクラ(理知に富んだ教育)
本州から九州の山に多くが分布していて、自生地では山が桜色に染まっているのを見かけます。桜は葉のない枝に花を咲かせる種類が多いのですが、山桜は葉と一緒に花を咲かせます。葉色の多くは赤から茶色っぽいものや黄色っぽいものが多いですが、中にはオオシマザクラのような緑色をしたものもあります。葉色によって赤芽、茶芽、黄芽、緑芽と呼び分けられているそうです。桜は自分の花粉では実が成らず、別の遺伝子を持ったものとの交配で実が成ります。自生した山桜は1本1本異なった遺伝子を持っているので、花色、葉色、開花時期など少し異ったものになります。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
場所
日向
植え付け
植え付け 植え付け
剪定
不要枝の剪定 剪定
肥料
寒肥 肥料
ヤマザクラ(山桜)
ヤマザクラ(山桜)
3月下旬、山
ヤマザクラ2
ヤマザクラ2
3月下旬、山

青芽のヤマザクラ
3月下旬、山

群生するヤマザクラ
3月下旬、山

国の天然記念物

狩宿の下馬桜

静岡県富士宮市にある樹齢約800年以上と日本最古の山桜です。葉は赤芽で3cmぐらいの花を咲かせ、樹高は14m、幹周りは4.6mです。以前は樹高35m、幹周りが8.5m、枝張りが東西に22m、南北に16mあったのですが、たびかさなる台風などの影響で今の姿になっています。見頃は4月中旬頃だそうです。

金剛ザクラ

栃木県の輪王寺にある樹齢約500年で、葉は黄芽で3.8cmぐらいの花を咲かせる突然変異種だそうです。樹高は約10m、幹周りは3.9m、枝張りは東西に11.3m、南北に12mあり、見頃は4月下旬から5月上旬頃と、標高の高い所にあるので遅めのようです。

松月寺のサクラ

石川県金沢市の松月寺にある樹齢約400年の山桜に近い系統です。葉は赤芽で4cm〜4.5cmぐらいの大輪の花を咲かせ、開花と共に萼片が反る性質があるそうです。樹高は約15m、幹周りは7.6m、枝張りは東西に約20m、南北に約17mあり、お寺の壁を壊し枝が道路に飛び出ています。別名に松月寺の大桜、小松城内から移された経歴があるので御殿桜とも呼ばれています。見頃は4月中旬頃だそうです。

中将姫誓願桜

岐阜県の願成寺にある樹齢1200年と言われる山桜の変種です。葉は黄芽で3.7cmぐらいの八重の花を咲かせます。樹高は約8.1m、見頃は4月上旬頃だそうです。このタネは2008年に打ち上げられたスペースシャトルに乗せられ、宇宙ステーションに8か月半滞在した後に種まきされました。その中の2つが発芽し、2014年には通常より6年ほど早く開花したと話題になりました。咲いた花は一重咲きで普通の山桜でした。

霞間ヶ渓

岐阜県池田町にある霞間ヶ渓(かまがたに)という渓谷には、主に山桜などの天然変種が自生しています。山に桜が沢山咲いているのが霞かかったように見えるので、こう呼ばれるようになったそうです。また、景色がよい事から国の名勝にも選ばれています。見頃は3月下旬から4月上旬頃、 秋の紅葉も美しい所です。

桜川のサクラ

茨城県の磯部桜川公園と磯部稲村神社周辺には沢山の桜が植えられています。中でも珍しい11種類の山桜が天然記念物に指定されています。昔から西の吉野、東の桜川と言われる桜の名所で、平安時代の古今和歌集でも詠われています。見頃は4月上旬から中旬頃だそうです。

国の名勝

吉野桜

奈良県の吉野山には、山桜を中心に200種3万本が群生しています。一目で千本が見えるほど多いので、一目千本とも言われています。南北に広く分布しており、標高の低い下千本と呼ばれる所から、中千本、上千本、標高の高い奥千本と分けて呼ばれ、低い方から高い方へ開花していくそうです。見頃は4月上旬から中旬頃です。

三多気の桜

三重県津市、真福院へ続く1.5Kmぐらいの参道に山桜の並木道があります。お寺を開いた理源大師(832-909)によって植えられたのが始まりと言われています。標高に差があるので長く開花が楽しめるそうで、見頃は4月中旬頃だそうです。お寺には樹齢1000年を超えるケヤキもあり、県指定の天然記念物に指定されています。
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