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ユキワリソウ (雪割草)

別名:ミスミソウ(三角草)、スハマソウ(洲浜草)
科・属名:キンポウゲ科・ヘパティカ属/原産地:日本/学名:Hepatica nobilis var. japonica

分類: 多年草


寒さ: 強い
暑さ: 弱い
草丈: 5cm〜10cm
花径: 約 1cm〜1.5cm
花色: 白、ピンク、青、紫など
種まき: 採り蒔き
増やし方: 株分け
場所: 開花期は日向。他は明るい日陰〜日陰
用途: 鉢植え
花言葉: 信頼、自信、優雅
通販店: 楽天市場にあり
ユキワリソウは早春に咲く花で、雪がまだ残る時期に花を咲かせるので、このような名前になっています。ミスミソウという別名があり、これは葉が3つに裂けて先が尖っているので、このような別名があるようです。花の大きさは1.5cmぐらいと小さく、花びらに見えるのは厳密に言うと萼になります。主に樹木の下の斜面に生息しているので、強い日差しの当たらない水はけのよい所を好みます。

日本にはいくつかの種類が生息していて、主にユキワリソウとして売られているのは、オオスミソウが多く、これは交配によって、色々な花色や花の形をした品種が生まれやすく、千変万化とも言われています。交配して種を蒔き、発芽するまでは1年かかり、開花までは3年もかかってしまうので、このように大変な事から種まきから育てるのにも人気があります。他にサクラソウ科のユキワリソウという植物もありますが、こちらとは別の種類になります。
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
生育状態
新葉の生育 半休眠 花芽が太る
場所
日向 明るい日陰(遮光50%) 日陰 遮光50% 日向
種まき
人口受粉 種まき
植え替え
植え替え 植え替え
株分け
株分け 株分け
肥料
肥料 肥料
鉢の水やり
鉢土の表面が乾けばたっぷりと与えます
ユキワリソウ
ユキワリソウ
2月下旬、自宅の鉢植え

ユキワリソウ
2月下旬、自宅の鉢植え

ユキワリソウの育て方

開花株の管理

早春頃に開花株が売られている事があります。置き場所は強い風が当たらない、戸外の日当たりのよい所で育てます。水やりは鉢土の表面が乾けばたっぷりと与えます。水やりの際は、花に水が掛ると痛む事があるので、できるだけ掛けないようにします。開花中は肥料は必要ないです。

春から秋までの管理

自生地では落葉樹の下などに生えており、夏の強い日差しが当たらない、涼しい所に生息しています。夏の暑さを嫌うので、夏の管理がやや難しくなります。葉が展開する6月までは明るい日陰か50%ぐらい遮光して、夏は風通しの良い日陰に置いたり、遮光ネットを2枚重ねてもよいです。秋になって日差しが弱くなったら、明るい日陰か50%ぐらい遮光します。水やりは鉢土の表面が乾けばたっぷりと与え、肥料は春の4月から6月頃、秋の9月から11月頃に緩効性の化成肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に与えます。

植え替え

鉢植えは2年に1回を目安に、必要なら株分けして植え替えます。時期は花後すぐか秋の9月頃に行います。古い用土を全て取り除き、腐った根は切り取ります。用土は山野草の培養土や雪割草の培養土が売られているので、それを利用するとよいです。自分で作る場合は鹿沼土(中粒)を主体に赤玉土(小粒)を2割ほど混ぜた用土などを使用します。鉢は水はけがよく深めの4号から5号鉢に、専用の鉢も売られてます。

晩秋から冬の管理

日差しの弱い11月下旬から4月頃は日向に置き、水やりは鉢土の表面が乾けば与えます。寒さには強いので特に防寒の必要はないです。肥料はこの時期は必要ありません。

増やし方

株分け、根伏せ、種まきで増やす事ができます。株分けは植え替えと一緒に、古い土をすべて落として分けます。根伏せは秋の植え替えの時に、古い根茎を切って植えつけます。

交配と種まき

異なる花の咲く雪割草同士を交配すると、異なる花の咲く雪割草を作る事ができます。交配は天気の良い15度以上の日に、筆などを使って雄しべの花粉を着け、別の花に受粉させるか、花を切って、受粉させたい花に直接着けてもよいです。4,5日間は雨に当てないようにして、20日から40日ぐらいして種を手で触って落ちる頃になったら、採ってすぐに鹿沼土などを入れたポットなどに蒔いて薄く覆土します。発芽までには1年ほどかかるので、水切れさせないように注意してください。開花までには3年ぐらいかかります。

花がら摘みと古葉取り

咲き終わった花がらは、種を採る場合を除けば摘み取ります。痛んだ葉、株元に落ちた葉や花びらも病気の発生源にならないよう取り除きます。花後から新しく葉が伸びるので、古い葉は取り除くようにします。

病気や害虫

梅雨明け頃からハダニが発生する事があります。定期的に殺虫剤を散布して予防します。 また、病気にかかる事があるので、開花後の花弁はできるだけ取り除くようにして、予防にダコニール1000などの殺菌剤を春から秋の間に散布しておいた方がよいです。
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