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ベアグラス

学名:Carex oshimensis 'Evergold'
別名:カレックス、オオシマカンスゲ
科・属名:カヤツリグサ科・スゲ属
原産地:日本
分類:常緑多年草
寒さ:強い
暑さ:強い
日照:日向(夏は半日蔭)
耐陰性:あり
草丈:20cm〜30cm
観賞時期:周年
用途:鉢植え、花壇、寄せ植え
花言葉:物静か


ベアグラスの写真

ベアグラス

ベアグラスの花(3月下旬)

花の咲いたベアグラス
白い斑の入った葉模様で、細い葉を沢山茂らせたやさしい感じの観葉植物です。耐寒性には強く氷点下にも耐えられるので、年間を通じて戸外で育てる事もできます。カラーリーフとして花や観葉植物との寄せ植えにも向いており、葉が細く垂れるので吊り鉢にして売られている事があります。春に茶色い動物の尻尾みたいな花が咲く事があり、見ようによっては面白い花なのかもしれません。

ベアグラスの育て方

置き場所

日当たりのよい所から半日蔭で育ちます。夏の高温多湿を嫌うので、夏は風通しのよい明るい日陰で育てます。耐陰性が強いので明るい日陰でも育てる事ができます。冬の耐寒性は氷点下に耐えられるほど強いので戸外で越冬が可能です。鉢植えでは霜に当てないよう日当たりのよい軒下などで越冬させた方が葉の痛みが少なくてよいです。

水やり

過湿を嫌います。生育期の春から秋まで鉢土の表面が乾いてから与えます。夏はよく乾くので、乾かし過ぎないように注意してください。冬はやや乾燥気味にします。

植え付け

春や秋に苗を手に入れたら植え付けます。鉢植えの用土は水はけのよい用土を、花の培養土にパーライトを2割ほど混ぜたり、赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1などに植え付けます。氷点下に耐えられるほど寒さに強いので、庭にも植え付ける事ができます。 庭では元肥に堆肥などを、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜて植え付けます。

植え替え

春の4月から5月頃、秋の9月下旬から10月頃に行うのが理想的です。根張りがよいので、1、2年に1回ぐらいは植え替えます。用土は植え付け用土と同じです。庭でも株が大きくなり過ぎたら株分けを兼ねて植え替えるとよいと思います。

増やし方(株分け)

植え替えの時に株分けして増やす事ができます。

肥料

緩効性の化成肥料や液体肥料などを春から秋まで与えます。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

花茎切り

春に花が咲く事があります。花が傷んできたら早めに切り取ってしまいます。
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