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ボトルツリー

学名:Brachychiton
別名:ブラキキトン、ツボノキ
科・属名:アオイ科・ブラキキトン属
原産地:オーストラリア
分類:常緑から落葉、低木から高木
寒さ:やや弱い(5度以上)
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:あり
通販:楽天市場にあり

ボトルツリー(ブラキキトン・ルペトリス)
ボトルツリー(ブラキキトン・ルペトリス)
ブラキキトン・ルペトリスの葉
ブラキキトン・ルペトリスの葉
肥大する苗の根元(ボトルツリー)
肥大する苗の根元
ボトルツリーは主にオーストラリアに自生する樹木で、観葉植物として育てられる事があります。アオイ科のブラキキトン属で、ワインボトルのように株元が膨らむのでこのような名前で呼ばれます。30種類ほどがあって、日本で観葉植物として育てられる多くは葉が細いルペトリス(B. rupestris)です。若い苗は一枚の葉が幹に沿って交互につきますが、大きくなると複数の葉に変化します。自然では樹高が25mぐらい、幹の太さが3.5mぐらいにまで大きくなりますが、鉢植えではさほど大きくなりません。冬に葉が落ちやすいですが、比較的育てやすい観葉植物です。この種類の中には葉が広いものや、幹がボトルのようにならないもの、美しい花を咲かせるのもあります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
場所 室内の日向(0度以上) 日向 室内の日向(0度以上)
植え替え 適期
切り戻し 切り戻し
肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が白く乾いたら与える 控えめ

ボトルツリーの育て方

置き場所

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。耐陰性があるので明るい日陰でも育てる事ができますが、日当たりを好むのでできるだけ日が当たる所に置きます。秋の最低気温が13度を下回ってきたら室内へ入れ、冬は室内の日当たりのよい所で、最低温度が0度以上の所で育てます。冬に葉を落とす事がありますが、暖かくなると徐々に新芽を吹いてきます。その他は観葉植物の置き場所を参考にしてください。
4月中旬から10月下旬 戸外または室内の日当たりのよい所。
11月から4月上旬 室内の日当たりのよい所。最低温度0度以上で管理

水やり

比較的乾燥には強いです。生育期の春から秋まで、鉢土の表面が白く乾いたらたっぷりと与えます。秋になって涼しくなってくると、徐々に乾きが鈍るので、徐々に水やり間隔もあいてきます。。冬は鉢土の表面が白く乾いて更に2、3日してからの水やりにして、乾燥気味の水やりします。冬に水を与えすぎると、根腐れする事があるので注意してください。その他の水やりについては観葉植物の水やりを参考にしてください。

肥料

春から秋まで緩効性の化成肥料を置き肥するか、定期的に液体肥料を与えればよいです。冬は必要ないので、与えないようにします。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

植え替え

2年に1度を目安に、鉢の底から根が出て根詰まり気味なら植え替えを行います。時期は5月から6月頃に行うのが理想的です。用土は水はけのよい用土を好みます。観葉植物専用の培養土にパーライトを1ぐらい混ぜるか、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1などに植え替えます。その他は観葉植物の植え替えのページをご覧ください。

数本植えられた苗

種蒔きされた苗が数本一緒に植えられている事があります。根が太って根詰まりしやすくなったら、植え替えの時に本数を減らして植え替えるとよいです。

切り戻し

ボトルツリー(切り戻し)
切り戻し
樹高が高くなり過ぎたら、適当な高さで切り戻すとよいです。切り戻した所の下から新しい枝が伸びてきます。時期は4月頃に行うとよいです。
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