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ハエトリソウ

学名:Dionaea muscipula
別名:ディオネア
科・属名:モウセンゴケ科・ディオネア属
原産地:北米
分類:常緑多年草、食虫植物
寒さ:やや弱い(0度以上)
暑さ:やや嫌う
日照:日向(夏は明るい日陰)
耐陰性:なし
通販:楽天市場にあり

ハエトリソウ
ハエトリソウの写真
葉の閉じたハエトリソウ
葉の閉じたハエトリソウ
ハエトリソウは北米のやや乾いた湿地帯の痩せ地に生息する食虫植物です。捕虫葉と呼ばれる二枚の葉で虫を挟んで捕まえて養分にしています。野生種は減って絶滅の危機にあるそうです。虫の取り方は二枚の葉に3本づつの感覚毛がついていて、短時間に二回以上それに触れると葉が一瞬にして閉じて虫を捕まえます。捕まえるとすぐに消化液が分泌され、虫の大きさによって1日から1週間ぐらいで吸収され、カスは雨や風で自然に落ちるそうです。もし、栄養分の持たないものを挟んだ場合は消化液は分泌されずにまた開くそうです。一度目で閉じない理由は植物にとってかなりのエネルギーが必要なので、雨などで閉じないようにとか、短時間に二回以上触った時の方が捕らえる確立が高いとか言われています。一枚の葉は5、6回ぐらい開閉すると枯れてしまうと言われているので、どうしても見てみたい場合は1度だけにしておいた方がよいと思います。

作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
場所
日向(霜よけ、0度〜5度) 日向 半日陰 日向 日向(霜よけ)
植え替え
植え替え
株分け
株分け
鉢の水やり
乾かさないように

ハエトリソウの育て方

置き場所

日当たりを好みますが、夏は暑さと用土が熱くなるのを嫌いうので、強い日差しを避けた所や50%ぐらい遮光した風通しがよく涼しい所に置くとよいです。虫が葉にとまると捕まえて閉じるのですが、葉の寿命が極端に短くなるので、電灯などの虫が多い場所は避けた方がよいと思います。冬の耐寒温度は0度ぐらいと強く葉は枯れてしまいますが、球根状態で休眠して春になると葉が出てきます。できるだけ0度から5度以下の日当たりのよい所で休眠させてあげて越冬させるようにします。暖地では戸外の日当たりのよい所に置いて、凍りそうな日だけ室内に入れるとよいです。寒い地域では室内の0度から5度以下の日当たりのよい場所で休眠させます。
4月から10月 室内または室外の日当たりのよい所。(真夏は午前中に日光浴させるか50%遮光)
11月から3月 室内、戸外の霜の当たらない日当たりのよい場所。最低温度0度以上5度以下で休眠させる。

水やり

上から水差しなどで勢いよく水を与えると葉が閉じてしまうので、受け皿に水を貯めて腰水栽培するとよいです。一日中水が溜まった状態だと水温が高くなって根を傷めるので溜め過ぎないようにします。冬は腰水栽培を止めますが、用土を乾かさないよう注意して休眠させます。

植え替え

酸性土壌のやや湿った所を好むので、用土は水苔の単用を利用したり、酸度無調節のピートモスと鹿沼土(小粒)の等量などを利用するとよいです。時期は1月から2月頃の休眠期に毎年行うとよいです。必要なら株分けをして、2.5号鉢から3号鉢に一株を目安に植え付けます。

肥料

肥料を与える必要はありません。与えると調子が悪くなるようです。かわりに虫を与えた方がよさそうですが、葉の寿命が縮んでしまうので与えないようにします。

増やし方

株分け

6月上旬
ハエトリソウの花
ハエトリソウの花
時期は植え替えと一緒に行ないますが、無理をして根を傷めないよう注意します。花に春を咲かせ種が出来ますが、多くのエネルギーを必要とし、株が枯れる事もあるそうなので、若い株は早めに切り取った方が安全です。

冬の管理方法

室内では暖房の当たらない日当たりのよい場所で休眠させます。休眠する温度は0度以上5度以下です。室外では霜に当たらないよう、用土が凍らないよう日当たりのよい場所で休眠させます。冬は夏と違って根が球根化して、葉を枯らせて休眠します。用土は乾燥させないように注意してください。

病気や害虫など

感触毛を触る

葉が閉じるには多くのエネルギーが必要なのでイタズラに感触毛を触って葉を閉じさせるのはよくないです。1枚の葉は5、6回ぐらい開閉すると枯れてしまうと言われています。
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