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ガジュマル

学名:Ficus microcarpa
別名:多幸の樹
科・属名:クワ科・フィカス属
原産地:東南アジアから日本南部
分類:常緑性高木
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:あり
通販:楽天市場にあり

ガジュマル
ガジュマルの写真
ガジュマルのハイドロカルチャー
ガジュマルのハイドロカルチャー
東南アジアから日本南部(沖縄、屋久島、南西諸島)に生息している、高さ20m以上にもなる高木です。木の本体から沢山の気根を伸ばし土の中に入り込み、その樹形はとても変わった姿をしています。ガジュマルは大木になるほど多くの気根があり、その姿は何かいそうな気配を漂わせています。

日本の南部では幸福をもたらす精霊が住む木と言われ、沖縄ではキジムナー、奄美ではケンムンという精霊とも妖怪とも言える生き物が住んでいると言われています。ガジュマルは別名、多幸の樹と呼ばれ、幸福をもたらす精霊が住む木とされています。

人参のような根をしたニンジンガジュマルが一般的に売られていて、これは根に接ぎ木されたものです。葉は緑色ですが、葉が黄色をしたオウゴンガジュマルとうい種類もあります。

ガジュマルの気根
作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
場所
室内の日向(5度以上) 日向 室内の日向
植え替え
適期
挿し木
挿し木
剪定
剪定
肥料
肥料
水やり
控え目 表面が乾いたら 表面が乾いてきたら 表面が乾いたら 控え目

ガジュマルの育て方

置き場所

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。耐陰性があるので、明るい日陰でも育てる事ができますが、日に当てた方が引き締まった姿になるので、たまに日光浴させた方がよいです。秋の最低気温が13度を下回ったら室内に入れ、耐寒温度は0度以上と寒さには強いですが、余裕をもって最低温度5度以上で管理すれば葉もあまり落とさずに冬を越えてくれます。ガジュマルは熱帯の植物としては比較的低い温度でも生育するので、暖房の効いた部屋のビニール温室内に入れて置くと成長して、空中湿度もあり気根を延ばします。その他は観葉植物の置き場所をご覧下さい。
4月中旬から10月下旬 室内、室外の日当たりのよい場所に置きますが、明るい日陰でも育ちます。
11月から4月上旬 室内の日当たりのよい所か、できるだけ明るい所。最低温度は5度以上で管理。

水やり

鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、夏はよく水を吸うので、乾かさないよう表面が乾く前に与えます。ガジュマルは湿度を好みますので、葉に時々霧吹きで保湿させるとよいです。秋の最低気温が20度以下になったら、徐々に水やり回数を減らし、冬は表面が乾いてから2、3日しての水やりにして乾燥気味に管理します。その他は観葉植物の水やりをご覧ください。

植え替え

2年以上植え替えていない株、鉢の底から根が出て根詰まり気味になったら植え替えをします。時期は5月から6月頃が理想的です。用土は観葉植物専用の土でよいと思います。自分は赤玉土(小)6、腐葉土3、ピートモス1ぐらいで植え替えています。下のガジュマルは鉢が汚れたので植え替えた時の写真です。その他は観葉植物の植え替えのページをご覧ください。
植え替え(2006/4月下旬)

鉢が汚れた

根鉢を3分の1ぐらい崩した

植え替え終了

肥料

5月から10月中旬頃まで緩効性の化成肥料を置き肥したり、定期的に液体肥料を与えます。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

剪定

よく枝が伸びるので、茎が伸び過ぎて樹形が乱れたら剪定を行います。時期は植え替え時期と同じ頃に行うのが理想的ですが、新芽はよく吹くので夏頃まで行えます。節から新しいわき芽が出る所を考えならが切ります。

増やし方(挿し木)

挿し木で比較的簡単に増やす事ができます。しかし、挿しても基部に膨らみがでないので観賞価値は低いです。基部に膨らみがあり売られているものは、実生株や膨らんだ根に接ぎ木されたものです。挿し木の方法は、長さ5cmから8cmぐらいの挿し穂を用意して、下の1、2節の葉を取って、そこの節が用土に埋まるようにポットなどに挿します。ガジュマルの新芽が出て根が回ってきたら定植します。枝は一本だと寂しいので、摘心を繰り返し枝数を増やすとボリュームのある姿になります。時期は5月から6月ぐらいが理想的ですが、8月頃まで行えます。その他は挿し木のページをご覧ください。
挿し木後、約半年

ハイドロカルチャー

耐陰性があって室内でも育てられるので、ハイドロカルチャーにも向いています。素材は根が膨らんだミニ観葉植物が売られているので、それを利用すると簡単でよいと思います。その他はハイドロカルチャーのページをご覧ください。
ハイドロカルチャー

冬の管理方法

冬の耐寒温度が0度以上と比較的強く、冬を越えさせるのはあまり難しい事はありません。室内の暖房の効いた暖かい所に置いて、水やりを控えめに与え、暖房の効いた暖かい時間に葉水を与えながら育てれば、葉をあまり落とさずに冬を越えてくれます。その他は観葉植物の冬の管理を参考にしてください。

冬を超えた春のガジュマル

冬の寒さで葉を落とす観葉植物は多いのですが、これは葉をあまり落とさずに越冬します。もし、葉が少なくなっている場合は、根腐れや根詰まりが原因かもしれません。植え替えのシーズンになったら植え替えて、樹形が乱れているようなら剪定します。

病気や害虫など

ハダニ

葉の裏をハダニに吸われて、葉の色が白っぽくなってしまう事があります。空気が乾燥すると発生しやすいので、時々葉の表と裏両方に葉水を与えながら育てます。葉ダニがついた場合は殺ダニ剤などで駆除します。その他は観葉植物の害虫のページを参考にしてください。
ハダニに吸われた葉