トップマンゴー

マンゴー

学名:Mangifera indica
科・属名:ウルシ科・マンゴー属
原産地:マレー半島、インド北部、ビルマ(ミャンマー)
分類:常緑高木
寒さ:弱い(8度以上)
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:なし
開花時期:4月〜5月
収穫時期:8月〜9月
通販:楽天市場にあり


マンゴーの写真(6月下旬)

マンゴーの花(3月下旬)

マンゴーの子供(6月上旬)

マンゴーの全体(8月上旬)
美味しい南国フルーツとして有名なマンゴーです。マレー半島やインド北部などが原産で69種ぐらいあるそうで、その中の26種類ぐらいが食用になるそうです。主に2系統があってインド系品種の単胚種子という一つ芽が伸びるものと、東南アジア系品種の多胚種子という複数の芽が出るタイプがあります。日本へは明治時代に東南アジアから沖縄に導入されたのが始まりだそうです。主に日本では沖縄、宮古島、宮崎などの暖かい所でアーウィン種のアップルマンゴーなどが栽培されています。 自宅で実を成らせたい場合はアーウィン種など寒さに比較的強いものを選ぶとよいと思います。温室栽培では3月から4月頃に花を咲かせているので、暖地では5月頃の開花になると思います。実が成らなくても観葉植物として楽しんでみるのもよいと思います。 写真の実と花は植物園で鉢植えされていたもので、高さが2mぐらいある大きなものです。

作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
収穫時期
収穫
場所
室内の日向(8度以上) 日向 室内の日向
種まき
種まき
植え替え
植え替え
挿し木
挿し木
剪定
剪定
肥料
肥料 肥料 肥料
水やり
控えめ 表面が乾けば与える 控えめ

マンゴーの育て方

置き場所

熱帯の果実ですので、1年を通じて日当たりのよい所に置きます。生育する適温は22度から30度ぐらいと高く、冬の耐寒性は種類によって異なり、アーウィン種は比較的寒さに強い方です。実を成らせたいのであれば、花芽が形成されるのに15度以下の低温が必要なので、11月から1月頃は8度から20度以下の日当たりのよい室内に置き、2月からはでいるだけ気温の高い所に置くとよいです。花に蕾が見えてから開花するまでに雨が当たると受粉に難くく病気にもかかりやすいので注意してください。その他は観葉植物の置き場所をご覧下さい。
5月から10月中旬 戸外の日当たりのよい所。
10月下旬から4月 室内の日当たりのよい所。最低温度は8度以上で管理

水やり

生育期の春から秋は鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。夏の日差しの下では毎日の水やりになります。秋の最低温度が20度を下回ってくると徐々に水を吸わなくなってくるので、水やり間隔も自然とあいてきます。最低温度が15度を下回ってきたら花芽分化するので、水を与え過ぎないよう乾燥気味にした方が花芽ができやすくなります。冬は鉢土の表面が乾いて2、3日しての水やりにして控えめにします。その他は観葉植物の水やりをご覧ください。

植え替え

2年に1回を目安に、根が鉢一杯に根が回って、鉢の底から根が出て根詰まり気味なら植え替えます。直根で根鉢を壊されるのを嫌うので、できるだけ壊さないよう適度な大きさの鉢に植え替え、実を成らせるには将来10号鉢以上が必要になります。時期は5月から8月までの花や実のついていない時に行います。用土は市販されている観葉植物専用の土、自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、ピートモス1、パーライト1ぐらいでよいと思います。その他は観葉植物の植え替えのページをご覧ください。

肥料

肥料はあまり多く必要ないです。4月頃、6月頃、9月頃に骨粉入りの固形油粕などを与えます。

受粉

花が咲いて結実する温度が22度以上と高く、花が咲いても気温が低いと結実し難いです。花が満開になったら枝をゆすって受粉させるとよいです。

摘果

花序に沢山の花を咲かせ、実が多過ぎると栄養が偏ってしまい大きくならないので、一つの枝に1つ実を残すように摘果すればよいそうです。
花序のアップ

実の保護


ネットで保護

ネットに落下
実が成って完熟すると自然に落下します。せっかく実が成ったのに地面へ落ちて痛んてしまうので、実が落ちてもよいようにネットに実を包み枝に縛っておくとよいです。また実の重みで枝が下がらないように、支柱に吊るよとよいです。

剪定・切り戻し

切り戻しを嫌うので問題がなければ行わない方がよいです。深く切ると実が少なくなる事がよくあるそうで、どうしても行うなら軽めに行い、灰色の茎は避け青い所を切るようにします。実はどうでもよく観葉植物として育てている場合は適度な長さに切り戻して、伸び過ぎた枝をや不要枝を切るとよいです。時期は花や実がなければ新芽を吹く前4月頃からお盆前までに行うとよいです。秋まで伸びた充実した枝先に花が咲くので、お盆を過ぎて行うと花が少なくなってしまう事があります。

増やし方

種まき


マンゴーの種の殻

マンゴーの種
果実の中にはへん平で長い種が一つ入っています。種はその平たく硬い殻の中に入っているので、剪定バサミなどで中の種を傷つけないよう丁寧にカキのフタを開くように殻を開け、中の種を取り出します。種は品種によって2タイプがあって、多胚種子は複数の芽が伸びて一つずつ分ける事ができ親と同じ株が出来やすく、もう一つのタイプの単胚種子は1本もしくは数本出ても分ける事は出来ず親と異なる株になります。多胚種子は横に寝かせて単胚種子は立てて覆土するとよいです。水をたっぷりと与えて日当たりのよい所で管理します。時期は5月から7月頃に行うとよいと思います。実が成るまで年数がかかるので、早く楽しみたい場合は購入するのがよいと思います。種まきで発芽したものは観葉植物としても十分に楽しめると思います。

挿し木

種類によって着きやすいものと着き難いものがあります。数枚の葉を付けた挿し穂を用意して、下の節の葉を取り除き、そこが用土に埋まるように挿します。時期は5月から7月頃に行うとよいと思います。

冬の管理方法

実を成らせたい場合は、12月から1月は花芽分化期なので8度から20度以下の室内の日当たりのよい所所に置くとよいです。その後は暖房の効いたできるだけ暖かく日当たりのよい所で越冬させます。温度が低く生育しないので水やりは控えめにして、肥料は与えないようにします。冬は空気が乾燥して葉が傷む事があるので、暖房の効いた暖かい時間帯に、霧吹きで葉水をするとよいです。その他は観葉植物の冬の管理をご覧下さい。

ハウス栽培のマメ知識

実を成らせる時期を温度管理でコントロールできるので、農家によって実の成る時期が異なります。夏に収穫されているものは、12月から1月の花芽分化期に8度から20度の低温に当てて花芽を作らせ、蕾が出る2月頃は17度から28度に、花の咲く3月頃は20度から30度にし、夏の7月から8月頃に収穫されています。受粉はミツバチを放ち、摘果は5月から6月頃、肥料は2月の花肥え、5月の実肥、8月のお礼肥が与えられ、剪定を行う時は収穫後すぐに、本州ではお盆前までに行って秋まで充実した枝を伸ばさせ花を咲かせています。
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