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マランタ

学名:Maranta
科・属名:クズウコン科・マランタ属
原産地:ブラジル
分類:常緑多年草
寒さ:弱い(10度以上)
暑さ:強い
日照:明るい日陰
耐陰性:あり


マランタの写真

マランタの花
マランタは熱帯アメリカに20種類以上が分布します。模様が美しくエキゾチックな姿をしていて葉は小判型をしています。カラテアと同じ仲間なので葉が似ていますが、マランタは匍匐性になります。茎が匍匐する観葉植物なので、釣り鉢などにも利用できます。

マランタの育て方

置き場所

直射日光を嫌う観葉植物なので、年間を通して直射日光の当たらない明るい日陰で育てます。熱帯の植物なので、戸外にあるものは秋の最低気温が15度を下回ったら室内へます。寒さにはやや弱く、冬は暖房の効いた暖かい部屋で、最低温度10度以上で育てます。その他は観葉植物の置き場所を参考にしてください。
5月から10月上旬 室内の明るい日陰。
10月中旬から4月 室内の明るい日陰。最低温度は10度以上で管理

水やり

春から秋の生育期は表面が乾いたらたっぷりと与えます。朝の最低気温が20度以下になると徐々に水を吸わなくなりますので、水やりの回数を徐々に減らしていきます。冬は表面が乾いてから数日しての水やりにします。冬の水の与え過ぎは根腐れの原因になるので注意してください。マランタは高温多湿帯の観葉植物で空中湿度を好むので、霧吹きをして葉に湿度を与えながら育てます。葉が乾燥すると葉からの蒸散を防ごうと葉を丸めて、葉が枯れ込んでしまうので注意してください。その他、水やりについては観葉植物の水やりを参考にしてください。

植え替え

2年に1回を目安に植え替えします。時期は5月から6月頃が理想的です。用土は観葉植物専用の土、自分で作る場合は赤玉土(小粒)7、腐葉土3ぐらいでよいです。その他、詳しくは観葉植物の植え替えのページを参考にしてください。

切り戻し

蔓の葉が減って姿が乱れたら、切り戻して新しい葉を出させ仕立て直すとよいです。切った先は挿し木に利用できます。

増やし方(挿し木、株分け)

挿し木

挿し木で増やす事ができます。2,3節ぐらいの挿し穂を用意して、一番下の節の葉をちぎって、そこの節が用土に埋まるように差します。その他は、挿し木のページを参考にしてください。

株分け

株分けで増やす事ができます。手で割くように分ければよいです。時期は植え替えと同時に行います。その他はネフロレピスの株分けを参考にしてください。

肥料

春から秋まで液体肥料などを与えます。花茎を伸ばして小さな薄紫色の花が咲くので、花用の液体肥料も与えます。その他は観葉植物の肥料のページを参考にしてください。

冬の管理方法

冬は空気が乾燥するので、葉水を与えながら育てます。やや寒さに弱いので、温室で育てると冬越えが楽に出来ます。その他は、観葉植物の冬の管理をご覧下さい。
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