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ポリシャス

学名:Polyscias
別名:タイワンモモジ
科・属名:ウコギ科・ポリシャス属
原産地:熱帯アジア
分類:常緑樹
寒さ:弱い(10度以上)
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:あり
通販:楽天市場にあり


ポリシャス

ポリシャスの葉
ポリシャスの仲間は多く、別の種類ではないかと思うほど、様々な葉の形や色をした種類があります。葉が丸い種類や葉に切れ込みのある種類が多く、葉に切れ込みのある種類はモミジのような葉をしていることから、別名のタイワンモミジという名前で売られている事があります。葉の丸い種類にはポリシャス・フリスビー、ポリシャス・マルギナータなどが知られ、葉に切れ込みのある種類はポリシャス・フィリキフォリア、ポリシャス・フルチコーサなどが知られポリシャスという名前でよく売られています。育て方は共通で、高温と直射日光を好みます。写真はポリシャス・フィリキフォリアで新しい葉はライム色をしています。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
場所 室内(10℃以上) 日向 室内(10℃以上)
植え替え 適期
挿し木 挿し木
切り戻し 切り戻し・剪定
肥料 肥料
水やり 控え目 表面が乾いたら 表面が乾いてきたら 乾いたら 控え目

ポリシャスの育て方

置き場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てます。日陰で育ったものを急に夏の強い日差しに当てると葉が焼ける事があるので、少しずつ強い日差しに慣らせるようにします。耐陰性がありますが、室内ではできるだけ窓辺など日当たりのよい所で育てた方が元気に育ちます。熱帯の植物で冬の寒さには弱いので、秋の最低気温が15度を下回ってきたら室内へ入れ、冬は室内の日当たりのよい所で、最低温度10度以上で育てます。その他は観葉植物の置き場所を参考にしてください。
5月から10月上旬 戸外または室内の日当たりのよい所。
10月中旬から4月 室内の日当たりのよい所。最低温度10度以上で管理

水やり

生育期の春から秋まで、鉢土の表面が白く乾いたらたっぷりと与えます。夏の日差しの下ではよく乾くので、乾かし過ぎないように注意してください。秋になって涼しくなると、少しずつ水を吸わなくなってくるので、それに合わせて水やり間隔も徐々にあいてきます。冬は鉢土の表面が白く乾いてから2、3日してからの水やりにして、乾燥気味に管理します。冬に水を与え過ぎは根腐れの原因になる事があるので注意してください。その他の水やりについては観葉植物の水やりを参考にしてください。

植え替え

2年に1度を目安に、鉢の底から根が出て根詰まり気味なら植え替えを行います。植え替えの時期は春の5月から6月頃が理想的です。用土は観葉植物専用の培養土でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などで植え替えます。あれば元肥にマグァンプK(中粒)などのを混ぜておくと、肥料切れの心配がありません。下のは大きくしたかったので、根鉢は壊さず元肥を入れて二回り大きな鉢に植え替え、夏を日向で育てました。その他は観葉植物の植え替えのページをご覧ください。
ポリシャスの植え替え(5月上旬) 10月下旬

植え替え前

根詰まりしていなかった

そのまま二回り大きな鉢へ

大きくなった

肥料

元肥にマグァンプK(中粒)などのを混ぜていなければ、春から秋まで緩効性の化成肥料を置き肥するか、定期的に液体肥料を与えればよいです。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

増やし方(挿し木)

挿し木で増やすことができます。2、3節分の挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取ってその節が用土に埋まるように挿します。時期は6月頃が理想的ですが、8月頃まで行えます。その他は挿し木のページをご覧ください。

切り戻し

大きくなり過ぎてしまったら、好みの高さに切り戻すとよいです。時期は新しい芽を吹く4月から5月頃がよいと思います。

冬の管理方法

耐寒温度は5度ぐらいはありますが、室内の10度以上のできるだけ暖かく日当たりのよい所で育てた方が葉の痛みが少なくてよいです。暖房の効いた部屋では、空気が乾燥するので暖かい時間帯に霧吹きで葉水を与えるとよいです。その他は、観葉植物の冬の管理をご覧下さい。
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